これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2017年8月5日土曜日

東京_福音館ツアー2日目最終日

福音館ツアー2日目の最終日です。
ホテルを出て、向かった先は九段下の遊就館。
靖国神社に併設している戦争資料館です。
8月になると、先生方から「戦争に関する絵本を紹介してほしい」という依頼があります。
もちろん、そういう絵本も紹介するのですが、先生方自身がどう感じるか、というところも大事にしてほしいので、ツアーの行き先に遊就館を加えました。

家族のため、子どものため、恋人のため、故郷のため、国のために命を捧げた人たちの遺書があります。
戦争を終結させるために、命を捧げた人の遺書もあります。
残された妻が、90才を過ぎて、亡き夫に書いた手紙もあります。
70才を過ぎた人が、亡きお父さんに宛てた手紙もあります。
自分が住んでいる国で、誰もが、自分以外の人たちのために生きた時代があったことを誇りに思います。
ぼくらは子どもたちのために生きたい。そう強く思いました。
参加者の人たちも、涙ぐみながら、じっと数々の遺書や遺影を見つめていました。

これで、今年の福音館ツアーは終了です。
企画内容は、ほがらかカンパニーのスタッフたちが、知恵を出し合いました。
引率は、たいちくんがていねいな準備と気遣いで、スムーズに進みました。
ぼくは、同行者として、とてもいいツアーになったと感じました。


ぐっすり眠って元気いっぱいのホテルの朝。


向かった先は靖国神社。


併設している戦争資料館「遊就館」に向かいます。


いろんな思いを感じていただいたと思います。


たいちくんから最後の挨拶。
「帰るまでがツアーなので、気をつけて帰ってね」と。

その後、靖国神社のすぐ近くになる日本武道館に立ち寄りました。
なんと、全日本少年少女武道錬成大会の真っ最中でした。
そして、偶然にも、今日は少林寺拳法の大会の日でした。
全国から少年拳士が集まっています。
なつかしい先輩方にも会うことができました。
それにしても、アリーナに響き渡る子どもたちの大きな声には希望を感じます。
今回のツアーの最後の最後に、少年拳士の元気な声を聞けるとは、偶然とはいえ、何か不思議なものを感じます。


20数年前は、大会運営ではいずりまわっていた日本武道館。


子どもたちの大きな声は希望そのもの。


絵本を読む人・しんちゃん


0 件のコメント:

コメントを投稿