2013年12月31日火曜日

映画『永遠のゼロ』

朝から、息子たちを連れて、映画『永遠のゼロ』を観てきました。
さすがに、内容の濃さは、原作の方がはるかに上回っていたと思います。
しかし、帰りの車で、高校3年生の息子が、こんなことを言っていました。
地下の駐車場から地上に出た途端、「別世界やな、当時と比べたら、今の時代は」
さらに、「おじいちゃんやひいじいちゃんって、すげえな」とも漏らしていました。
ぼくのおやじ、つまり、息子たちのおじいちゃんは、予科練に行っていて、特攻隊に志願するつもりだったらしい、という話をしました。
ぼくが、子どもの頃、おやじからよく聞いた話です。
戦争が終わった年、おやじは15歳。
中学校2年生の息子に、「今のおまえと同じくらいの年齢やで」と言ったら、目を丸くしていました。
映画をきっかけに、子どもたちとこんな話ができたことは、とてもよかった。


さて、午後からは、地区のみんなで守りをしているお寺・虚空蔵寺のお詣りの準備。
夜中からは、お寺に詰めます。
こうやって、無事に年が越せるのも、先達の人々のおかげです。


ブックドクターしん

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