42年目の夏季禅林です。ぼくは、13年前から呼んでいただいています。 
毎年、来るたびに住職・せいゆうさんの「続ける」ことのすごさを感じています。 
今回は、まさに「続ける」「繋ぐ」ということを、随所に感じた夏季禅林でした。 
昼食をみんなでいただいたあとは、ギターコンサート。 
バッハの曲を数曲、演奏してくださいました。
300年前に作った曲を、未だに多くの人が演奏しています。 
バッハのように、形として作品が残る人もいるけど、多くの人は形として残るものはありません。 
でも、それぞれのタネは、確実に残って、繋がっていきます。 
ぼくは、絵本ライブで、亡くなった父親の話をしました。 
父からもらったタネを、ぼくは育て、ある程度、形にしようとしています。 
でも、あと50年もしたら、ぼくは忘れ去られます。
ただし、タネは確実に次の世代につながっていきます。 
42回目の夏季禅林は、今では、せいゆうさんの息子さんたちが仕切っています。 
せいゆうさんの42年前の「思い」というタネが、着実に繋がっています。 
毎年、学ぶことの多い、東正寺の夏季禅林です。
絵本のしんちゃん
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