定期的にうかがっている保育園のひとつです。
回を重ねるごとに、子どもたちから「あれ読んで!」「これ読んで!」というリクエストがあります。
リクエスト通りに読んだとて、子どもたちが期待しているようにはなりません。
前回めっちゃ楽しかったから、今回もめっちゃ楽しいかというと、そうとは限らないのです。
にも関わらず、リクエストに応えるのは、「しんちゃんは自分たちを受け入れてくれる」という感覚のもと、「楽しい!」「安心!」という感覚を持ってほしいからです。
とはいえ、期待はずれになると、子どもたちは文句を言います。
だから、楽しくなりそうにない絵本に工夫を加えて、楽しくします。
まったく怖くない絵本に工夫を加えて、怖くします。
絵本ライブ終了後、そんな子どもたちの様子について、園長先生、主任先生とフィードバックをします。
これが楽しい!
なぜなら、園長先生も主任先生も、子どもたちに対する愛がいっぱいだからです。
この保育所の子どもたちは、先生方の愛に包まれています。
2才児。リクエストされた絵本を読みます。
2才児。最終的に「楽しい!」を残します。
3才児。遠くから挨拶したりして、絵本以外でも楽しんでもらいます。
4,5才児。こちらもリクエストに応えます。
4,5才児。まったく怖くない絵本を、あの手この手で怖くします。
絵本のしんちゃん
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