これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2024年10月8日火曜日

ぼくらの師匠

しんしんとげんげんは、毎朝、他のスタッフよりも早く出社して、出汁巻を巻く練習をしています。 かれこれ1年になります。 
2人ともかなり上手に巻けるようになりました。 
最初は、うまく巻けずに途方に暮れていましたが、師匠が道筋をつけてくれたおかげで、何とかここまで来ることができました。 
ぼくらの師匠は、岩手県陸前高田市の和食 味彩の阿部昌浩さんです。 
奥さんの裕美さんとは、震災以後、ぼくが陸前高田の保育園に通って絵本を読んでいた頃からお世話になっています。 
そのご縁で、押しかけ弟子入りをさせていただきました。 
数ヶ月に1回、陸前高田にうかがって、ぼくらの練習の成果を見ていただいています。 
師匠は、東京の一流ホテルで厳しい修行をされてきたにも関わらず、ぼくらにはとてもやさしく接してくださいます。 
師匠の目の前で失敗をすると、やさしく「大丈夫」と言って安心させてくれます。 
師匠が発する「大丈夫」という声を聞くと、本当に大丈夫と思えるから不思議です。 
さらに、「こうしろ」とは一切、言いません。 
「こういう方法もあるよ」と、選択肢を広げてくれます。 
方向性を示してくれて、三重に戻ったぼくらは、そこを目指しながら、試行錯誤を重ねてきました。 
しんしん、げんげんは、かなり上達しました。 
ぼくは、やや遅れをとっていますが、それでも、失敗はほぼしなくなりました。 
まだまだ、発展途上ですが、早く師匠に練習の成果を見ていただきたいと思っています。
 
毎朝、2人は出汁巻を巻く練習をしています。 

  毎朝、試行錯誤を重ねています。 

  ようやくここまでできるようになりました。

 
絵本のしんちゃん

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