これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2020年1月2日木曜日

ヒッチハイクの学生さん

明石の実家に日帰り帰省。
明石には、ぼくの母親がひとりで暮らしています。
盆と正月に、おやじの墓参りがてら、家族で帰省するのをとっても楽しみにしています。
今朝はやくに家を出て、途中、京都のSAでトイレに行ったら、広島までヒッチハイクをしている若者がいました。
いろんな人にていねいに声をかけているのですが、誰も乗せてはくれないようです。
正月なので、家族連れが多いから、座席に余裕がないのでしょう。
うちは、ちょうど座席が空いていたので、「途中まで乗っていくか?」と声をかけたら、とってもうれしそうにしていました。
滋賀県の大学2年生のカズキくんです。観光を勉強していて、もっといろんなところに行ったり、いろんな人に触れてみようと思って、友だちがいる広島までヒッチハイクをしようと思ったみたい。
車中で彼は、「一時はどうなるかと思いました。いっぱい声をかけても誰も乗せてくれなくて。そちらから声をかけてもらったのは初めてです。ほんとにうれしかったです」と言っていました。
兵庫県までの短い間だったけど、喜んでもらえてよかった。
うまく広島までたどりつけたか、あるいはまだ兵庫県にいるか。どっちにしてもいい体験になると思う。がんばれ!

実家に戻ると、母親はぼくの子どもたちに「おばあちゃん、もう来年は会えんかもしれん」と言います。
そう言いながら、何十年になるか(笑)。
もう87才だから、いつかは逝くのだろうけど、まだしばらくは、元気でいてもらいたいね。


兵庫県までヒッチハイクのカズキくんと一緒でした。


この天文台のすぐ下のお寺におやじは眠っています。


絵本を読む人・しんちゃん

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