これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2012年10月31日水曜日

三重県四日市市_羽津幼稚園

三重県四日市市の羽津幼稚園で読みあそび&講演。
昨年に引き続き、2年連続、お声をかけていただきました。
ここの幼稚園の子どもたちは、た~っぷりとおはなしの世界で遊べる子たちです。
ほんとに、じっくり、たっぷりと遊びました。
ここの幼稚園の子どもたちが、安心しておはなしの世界で遊べるのは、保護者さんの心がやっぱり豊かだからだと思います。
子どもたちの様子を豊かな表情で見守ってくださっていましたらかね。
お母さん方のはじけたような笑顔も、ステキでした。
さらに、先生方の表情もステキでしたねえ!
子どもたちが喜んでいる様子を、満面の笑みで見守ってくれていました。
これだけそろえば、子どもたちは間違いなく安心しておはなしの世界で遊べますね。


ペットボトルのお茶ひとつでも楽しんじゃう。


子どもたち、のめり込んでいます。


心が豊かなら、表情も豊かなになりますね。
そんなお母さん方と先生方でした。

夜は、「CDほがらか便り」の収録。
11月分になりますね。
これまた、楽しいおはなしですぞ。

収録を終えて、家に帰ると、今日の晩ごはんは、お魚ちゃんかな。
友人が送ってくれました。
うれしい~!


すごいでしょ。








ブックドクターしん

2012年10月30日火曜日

三重県大台町_子育てサークルさくらんぼ/松阪市_西中学校

午前中、三重県大台町の子育て支援センターで、子育てサークル「さくらんぼ」の集まりにうかがいました。
昨年もうかがいましたが、とってもステキな時間を過ごせたことを憶えています。
それは、子どもたちが安心できる“一体感”のある空間を、お母さん方が見事に作られていたからです。
おそらく、無意識のうちに作られていたのだと思いますが、それくらい日常的に心に余裕があって、子どもたちや、お友だちとの関係がいいんでしょうね。
だから、今回もとっても楽しみでした。
そして、今回は、子育てサークル「さくらんぼ」の皆さんが、なぜ、ステキか。どれくらいすごいのか、ということを説明させていただきました。
これからも、ずっとこのステキな関係を続けてほしいですからね。
こういう空間の中で育った子たちは、きっとステキな大人になりますよ。


みんな、素直な子たちなんだ。


何より、お母さん方が素直です。

午後は、三重県松阪市の西中学校の一年生に講演。
西中学校の一年生は、170名強という大所帯。よって、学校全体では、550名前後の大規模に入る中学校です。
にもかかわらず、落ち着いています。とても、落ち着いています。
一年生諸君の特徴は、ちゃんと手が挙がること。
そして、顔を下げないこと。ぼくの目をじっと見てくれていました。
1時間半近くの、通常の授業よりは長い時間なのに、みんな、集中してくれました。
笑いの中にも、彼らにメッセージを込めました。
素直な子たちなので、きっと多くの子たちに届いたと思います。
そして、この子たちが、ぼくたち、大人が死んだあと、きっと日本を支えてくれるでしょう。
そんな可能性を強く感じます。


170名強の素直な子たちは、反応もいいです。


まじめな話にも、じっくりと耳を傾けてくれます。


ブックドクターしん

2012年10月29日月曜日

大阪市阿倍野区_聖愛幼稚園

大阪市阿倍野区の大阪キリスト教短期大学附属聖愛幼稚園にうかがいました。
3年ほど前にも呼んでいただいた幼稚園です。子どもたちも、お母さん方も、先生方も、とっても「素直」という印象が強かった幼稚園です。
さらに、守衛さんが、とってもいい感じの人だったという印象があります。
そして、3年ぶりにお声をかけていただきました。
三重から大阪までは距離的にはそんなに遠くではないのですが、朝のラッシュが考えられるので、夜明け前に出発です。

3年ぶりにうかがった幼稚園で、驚いたのは、守衛さんが、別の人、別の会社であるにも関わらず、とってもいい感じの人なんです。
園舎は新しくなっていますが、子どもたちを送りに来ているお母さん方の雰囲気は、3年前と同じ「素直」という感じです。

前半は、子どもたちに読みあそび。
子どもたちは大興奮。
ところが、次のおはなしの展開のときには、ちゃんと「間」ができます。
みんなが、おはなしを聞く、楽しむということを知っているんですね。
それもそのはず。この幼稚園では、絵本やおはなし、素話をとっても大事におられるそうです。

たっぷりと子どもたちと、おはなしの世界で遊んだあとは、後半、保護者さんへの講演。
3年前と同じ「素直」な雰囲気をもったお母さん方へは、ウォーミングアップはほとんどなしで、すぐに本題へ。
じっくりと、真剣に、耳を傾けてくださいました。

是非、幼稚園と家庭とが一体となって、おはなしの世界を大事にしてあげてください。
子どもにとっても、大人にとっても、ステキな世界ですよ。


じっくりと、たっぷりと、絵本で遊びました。


ブックドクターしん

2012年10月28日日曜日

人力100%

朝から雨の中、地区の用水路の掃除。
たび重なる大雨で、水路を倒木が塞いでいたり、川の流れが変わってしまって、取水口に水が行かなくなってしまっていたり。
川の流れは、流れを変えている大きな石を移動させて、取水口に水が流れるようにします。
バールを使って、みんなで力を合わせて、100キロを超す大きな石を動かします。100%人力です。
倒木は、チェーンソーやのこぎりで切って、取り除きます。
こうやって、自分たちの地区を守っていきます。
ぼくは、組頭なので、みなさんのお世話をする役なのですが、みなさんにお世話になるばかりです。
もっと、がんばらんといかんね。

午後からは、大学時代の少林寺拳法部の後輩が、名古屋に所用で来ているので会いにいきました。
昨年は、うちに泊まって語り合いました。
あれから30年以上経っているけど、一緒に汗水流した関係があると、時間が経っても関係が濃いね。
夕方まで、雨の中、男二人で名古屋城に行って、昔の人たちのすごさに関心しっぱなしでした。


ブックドクターしん

2012年10月27日土曜日

奈良県上牧町_人権教育研究会

奈良県北葛城郡上牧町の慈光保育園で行なわれた上牧町人権教育研究会・幼保研修会で講演をさせていただきました。
朝5時半に家を出て、上牧町に向かいます。
昨夜は遅かったので、ちょっと眠いです。会場の近くまで着たら、車中で5分仮眠。これで大丈夫。
会場には、上牧町の幼稚園、保育園の先生が来られます。
会場に着くと、なんだかアットホームな雰囲気を感じて、とてもリラックスできました。
リラックスついでに、土曜保育で登園している子たちの1,2歳の子たちと、ついつい遊んでいたら、開始の時間が過ぎてしまいました。
でも、たっぷりと時間をいただいていたので、2時間以上の時間をフルに使わせていただきました。
とても表情豊かな先生方が多く、うれしくなってきました。
感情がちゃんと表に出ないと、行動にもつながりませんからね。
機会があったら、今度は、子どもたちに絵本が読みたいですね。


表情豊かな先生方で、アットホームな雰囲気でした。いいね。

事務所に戻って残務整理をしたあと、夜は所用で津市に向かいます。
ちょいと眠いから、今日は早い目に寝るぞ。誰も起こさないでね。


ブックドクターしん

2012年10月26日金曜日

陸前高田からの客人

岩手県陸前高田で行なっている「希望の笑顔プロジェクト」のカメラマンをつとめてくれているのが、陸前高田在住の大友しげちゃん。
そのしげちゃんが、突然、菰野に立ち寄ってくれました。
うれしいねえ。

できたばかりのリゾート温泉。「アクア・イグニス」に行って温泉に入りました。
まあ、すごい温泉です。菰野には今までなかった世界が出現しています。
ぼくとしげちゃんは、温泉で、チンチンを放り出しながら、打ち合わせをしておりました。

その後、居酒屋で飲んだり、食ったり。
7月の「被災地保育交流ツアー」に参加してくれた、わかちゃん、ともみちゃんも来てくれました。
愛知県から何度も陸前高田に行っているスギちゃんも来てくれました。
たいちも、仕事を早い目に片付けて来てくれました。
みんなで、ワイワイ、ガヤガヤ。
とっても楽しいひとときでした。

ただ、ただ、ご縁に感謝です。


アクア・イグニスに陸前高田から来た、しげちゃん登場。


この不思議なご縁に感謝です。


ブックドクターしん

2012年10月25日木曜日

三重県紀宝町_鵜殿小学校

三重県紀宝町の鵜殿小学校にうかがいました。
たいちと一緒に行きました。
三重県内ではありますが、事務所から4時間もかかるところです。
たいちが同行してくれました。
鵜殿小学校は、昨年に引き続き、2年連続、お声をかけていただきました。

まずは、250名強の全校生相手におはなし。
子どもたちが体育館に入ってくるときの様子から観察して、その状況をつかみます。
その状況に合わせながら、ぼくの思いを伝える接点をさぐりつつ、話を進めていきます。
最初は、興奮で、少々ザワザワした感じがあったけど、そういう状況も込みで対応していき、最終的には、おはなしの世界にどっぷりと浸ってもらいました。
今日は参観日でもあったので、約50名ほどの保護者の方々が残って、子どもたちの様子をみていってくださいました。

後半は、保護者の方々、先生方を対象に講演。
昨年とは、また別の話を。
そして、来月には、PTA連合会の講演会で、この地域にうかがうので、その話ともダブらないように、しかも、今日の子どもたちの様子を踏まえた話をさせていただきました。
でも、どの講演会も、演題は『子どもから学ぶ、しあわせの見つけ方』なんですけどね。


250名強の児童数は、紀南地区の小学校では、多い方です。


時には、子どもたちの中に入って行って、間合い、温度を変えます。


保護者さん、先生方に、じっくりと講演。

皆さんに喜んでいただけたようで、よかった。
さあ、再び4時間かけて帰りましょう。


ブックドクターしん

2012年10月24日水曜日

三重県津市_みさと幼稚園 / 伊賀市_壬生野保育園


三重県津市のみさと幼稚園にうかがいました。
山間にある園児約50名の幼稚園です。
幼稚園に着いて、園内に入ると、園長先生が迎えてくださいました。
さらに、職員の皆さんも、とってもいい感じで迎えてくださいました。
この幼稚園の先生方のチームワークのよさが、うかがえます。
園庭で遊んでいる子どもたちの様子を見ていると、落ち着いていますね。
保護者さんの様子もみていると、これまた落ち着きを感じますね。

そして、本番スタート。
やっぱり!
やっぱり、おはなしの世界でちゃんと遊べる子どもたちです。
思いっきり楽しんで、たっぷりとおはなしの世界であそびました。
お母さんが方も、ステキな笑顔でした。
後半は、おかあさん、おばあちゃんに講演。
この幼稚園の子どもたちのもつステキな雰囲気が、どれだけ大事なことかというお話をさせていただきました。
きっと今夜は、おはなしの世界で遊んでくれる親子がtくさんあるぞ。


子どもたちと保護者が一体となる空間です。


みんな、うれしそう。


後半は保護者さんに講演。素直で落ち着いたお母さん方です。

夕方、三重県伊賀市の壬生野保育園で、絵本ワンポイント•アドバイス。
この園の先生方は、とても熱心。
今日は、他の保育園の先生方も参加してくださっていました。
熱心に、真摯に、子どもに向き合っている先生方の姿は、とってもステキです。


ブックドクターしん

2012年10月23日火曜日

三重県伊賀市_あやま保育所 / 神戸保育所


午前中、三重県伊賀市のあやま保育所にうかがいました。
今日は、2歳児クラスの子たちと、「つぼみちゃん」という未就園の子たちとお母さん方が対象です。
2歳児さんは、あっという間に打ち解けてくれました。
その2歳児さんの雰囲気に引っ張られるように、つぼみちゃんたちも楽しんでくれました。
おばあちゃんもおられましたが、さすがに、孫と一緒に楽しんでいる姿は、余裕がありますね。
雨の中を来てくれた、子どもたちやお母さん方に、楽しい時間を提供できてよかった。


子どもたちは瞬時に心を開いてくれました。

今日は、わざわざ名古屋から、一心寺の副住職のたけちゃんとおともだちの川合ちゃんが、伊賀まで来てくれました。
熱い思いをもった青年たちです。
こういう人たちとの出会いはうれしいねえ。

夕方、三重県伊賀市の神戸保育所で、絵本ワンポイント•アドバイス。
絵本の楽しさをたっぷりお伝えさせていただいました。
たけちゃんと川合ちゃんも同席。お二人にもたっぷりと絵本の楽しさを味わっていただきました。


ブックドクターしん

2012年10月22日月曜日

三重県伊賀市_伊賀市包括支援センター


午前中、三重県伊賀市包括支援センター主催による読みあそびライブが、ゆめポリスセンターでおこなわれました。
今回も、た〜くさんの未就園の子どもたちが、おかあさんやおばあちゃん、おとうさんと一緒に来てくれました。
おかあさんたちがにこにこ顔だと、子どもたちは落ち着きます。
今日はまさにそんな感じでした。
終わってからも、初めて来られた人が、「たのしかった〜!」といってくださいました。

今日も笑顔を届けられて、よかった。


たくさんの人が来てくださいました。


お母さんが笑顔だと、子どもは安心ですね。

夕方、三重県伊賀市の依那古保育所で、絵本ワンポイント•アドバイス。
今日も絵本のバックグラウンドについて、お話しさせていただきました。
絵本の楽しみ方が深まるよ。


ブックドクターしん

2012年10月21日日曜日

三重県伊勢市_伊勢シェフクラブ「饗宴」

午前中、地元の千種小学校区の「ふれあいまつり」のお手伝い。
地区の公民館の活動や、小学校の合唱、幼稚園、保育園の発表。そして、子どもたちから大人までのいろんな作品も出展されています。
ぼくの住む地区からは、昔から区民全員で守りをしているお寺「虚空蔵寺」の歴史についての展示。
さらに、ぼくの住む地区の人が研究をしてきた、この地区の伝わる「マンボ」という独特の水路についての研究発表などもありました。
昔の地区の様子から、今の子どもたちの活動まで、地域全体のつながりがよくわかる、ふれあいまつりです。

午後からは、三重県伊勢市の伊勢シェフクラブ主催による食のイベント「饗宴」で読みあそびライブ。
会場は、伊勢神宮外宮前広場。
伊勢シェフクラブの人たちは、被災地にもいち早く入って活動されていました。ぼくとは、そんな被災地つながりで、去年、呼んでいただいたのですが、今年も、お声をかけていただき、うかがいました。
うれしいのは、始まる前から、最前列で楽しみに待ってくれている子どもたちです。
子どもたちだけではなく、わざわざ足を運んでくれた大人の人もおられました。
本当にうれしいですね。


会場は、伊勢神宮外宮前広場。


ステージの前からは、笑い声が響きます。


大人も子どもも楽しんでいただきました。


最後に、伊勢シェフクラブの皆さんは、お伊勢さんに向かって参拝。

午前も午後も、どちらも気持ちのいいイベントでした。


ブックドクターしん

2012年10月20日土曜日

イベントのお知らせ(伊勢シェフクラブ)


10月21日(日)、伊勢シェフクラブ主催のイベント「饗宴」で読みあそびライブを行います。

■日時: 10月21日(日) 読みあそびライブは午後2時過ぎから
(イベント自体は、午前10時〜午後3時)

■会場: 伊勢神宮 外宮前広場

おいしいものが、た〜くさんあるよ!


ブックドクターしん

三重県鈴鹿市_鈴鹿ハンター

三重県鈴鹿市の「鈴鹿ハンター」というショッピングセンターでイベントです。
1部と2部に分けて、読みあそびライブを行ないます。
イベントは、不確定要素が多いので、とても不安ではあります。
だから、打合せを綿密に行なうのですが、どれもが、綿密に打合せを行なえるわけではありません。
ぼくのことを知っている人が担当してくださっていると、不安材料というのは、多少減るのですが、今回、担当してくださった方は、ぼくのステージを今まで見たことはなく、噂で聞いただけで依頼をしてくださいました。
とてもありがたいのですが、多少なりとも不安もあります。
だから、会場に着くと同時に、店内をくまなく見てまわり、商品の配置や照明、人の流れなどを確認して、お店の特徴をつかみます。
把握できることは把握した上で、本番に臨みます。

そんなぼくの不安とは裏腹に、楽しみにして来てくれる子どもたちや保護者さんがおられるということは、とてもうれしかったです。
伊勢や紀北町からも来てくださった方がおられます。
先日、うかがったばかりの亀山の幼稚園からも。
そして、5,6年前に、鈴鹿の幼稚園にうかがったときの子が小学生になっていて、家族で来てくださったり。
イベントが終了すると、皆さん、にこにこ顔で帰っていかれる様子が、とってもうれしかったです。
来てくださった皆さん、お会いできてうれしかったです。


楽しんでいただけて、よかった。


ブックドクターしん

2012年10月19日金曜日

イベントのお知らせ(鈴鹿ハンター)

イベントのお知らせです。

鈴鹿ハンターで読みあそびライブ。

■10月20日(土) 
第一部 13:00~ 
第二部 14:30~

■会場:鈴鹿ハンター 2Fふくろうの森横特設会場

お気軽におこしください。


ブックドクターしん


三重県伊賀市_希望が丘保育園 / 新居保育所


三重県伊賀市の希望が丘保育園で読みあそびライブ。
この保育園も、ず〜っと昔から定期的にうかがっているところです。
今日は、2、3歳、そして4、5歳の2回にわけて絵本を読みました。
どちらも、心がとろけそうになりました。
中には、寂しさを何らかの形でアピールしてくる子もいます。
それは、深刻な寂しさではなく、赤ちゃんができたので、お母さんを独占できない寂しさであったり、単に、お母さんと一緒にいたいという寂しさであったり。
そういう子の様子を、じっと観察しながら進めていくと、途中で変化していくことがよくあります。
そして、最後はにっこにこの笑顔。
これは、たまらんですねえ。ほんとに心がとろけそうだ。


2、3歳児。みんながギュッとかたまって大興奮。


4、5歳児。じっくりとおはなしの世界であそべました。

どのクラスも、素直さがストレートに出ていて、かわいい子たちばかりです。

夕方、三重県伊賀市の新居保育所で絵本ワンポイント定期的アドバイス。
先生方が、楽しみにしてくれているので、やり甲斐がありますねえ。
今日のワンポイント•アドバイスも織り上がりました。
絵本の楽しさをわかってくれる先生方がどんどん増えてくるぞ。
そしたら、「おはなしの世界」であそべる子が、もっともっと増えるぞ。


ブックドクターしん

2012年10月18日木曜日

三重県亀山市_関幼稚園

昨日、陸前高田を出て、車中で2,3時間ほど仮眠をとって、明け方に三重に到着。
事務所で準備をして、三重県亀山市の関幼稚園にうかがいました。
前半は子どもたちに読みあそびライブ。後半は保護者さんに講演です。

子どもたちには、目一杯、楽しんでもらえました。
保護者さんには、とても満足していただいたような雰囲気がありました。

今日、参加してくださった人たちの多くが、「いい時間だった」と思ってくださったとしたら、それは、園長先生のおかげなんです。

ぼくは、どの会でも、最高に印象深い会にしたいので、そのための準備をします。
準備段階では、言いたいことも言います。
時には声も荒げます。
そんなぼくを、園長先生は、ひとつひとつ受け入れてくださいました。
その結果が、今日の会です。

子どもたちにとっても、保護者さんにとっても、先生方にとっても、園長先生にとっても、ぼくにとっても、いい時間になったと思います。


子どもたちの後ろには、大勢の保護者さんが見守ってくれています。


子どもたちとは、目一杯、楽しみましたね。


保護者さんには、ぼくの本気の気持ちを聞いていただきました。

今日も生きてることを実感できた一日でした。


ブックドクターしん

2012年10月17日水曜日

第20回東北遠征レポート(10/16、10/17 陸前高田)


●第20回東北遠征レポート 1日目(10/16 陸前高田)

マラソンを走ったあと、約1000キロの道のりを運転して、ようやく岩手県陸前高田市に到着。実は、今回から新しいプロジェクトが始まります。その名も「希望の笑顔プロジェクト」
きっかけは、2ヶ月前、陸前高田での活動に同行してくれた、三重県の寺本達也さんが、ぼくが絵本を読んでいるときの子どもたちの表情を写真に撮ってフォトムービーを作ってくれたのが発端です。
寺本さんは、いつもぼくが独占している子どもたちの笑顔を、他の人にも見てもらいたいという思いで、このフォトムービーを作ってくれたのです。
寺本さんは、その日の夜に旅館で編集をして、翌日、保育園にもっていきました。
先生方には、すっごく喜んでいただきました。子どもたちの笑顔の映像に、涙を流している先生もおられました。

実は、ぼくがこの仕事を始めてからずっと、ぼくから見た子どもたちの世界を、多くの人と共有したいと思っていました。
写真集やビデオ映像など、いろんな方法を考えましたが、どれもイマイチでした。
ところが、目の前に、フォトムービーという形で、ぼくの思いにピッタリのものが出現したので興奮しました。

そして、この子どもたちの笑顔を、陸前高田のすべての保育園の保護者さんや先生方に見ていただこうと思い、「希望の笑顔プロジェクト」を始動させました。
今年度内に、陸前高田の9つの保育園すべてで、ぼくが絵本を読んでいるときの子どもたちもお様子を撮影し、DVDにして、各園の保護者の皆さん全員にプレゼントします。

しかし、問題がひとつあります。カメラマンがいない。寺本さんに、毎月同行していただくのは無理があります。寺本さんは、中学校の先生ですから。
困りました。でも、困ると、アイデアがわいてきます。
偶然、3ヶ月前に知り合った陸前高田在住の人を思い出しました。大友重隆さんです。たまたまシャッターを押してもらった写真がすごくいい感じだったのを思い出したんです。
名刺をもらっていたので、連絡してみると、快く協力してくれることになりました。
ちなみに、彼は、映像の専門家だったことにびっくり。

そういう経緯があって、今日は、そのプロジェクトの初日です。
長部保育所にうかがいました。
大友さんの撮影はすごいです。絵本をよんでいる空間にまったく違和感なく撮影してくれます。
当然、読み手のぼくにストレスはなく、子どもたちもいたって自然体。
それに加えて、必要なショットをちゃんとおさえてくれています。
さらに、陸前高田の人とのコラボプロジェクトは、今回が初めて。これは、何よりうれしいですね。


この子たちの笑顔が、保護者さんに届くぞ。

ほぼ一日かかって、すべての保育園をまわり、「希望の笑顔プロジェクト」の説明をしてまわり、日程調整をしました。
どこも、とっても喜んでくださっています。
楽しみだね!

夜、大友さんちで、晩ご飯をご馳走になりました。
お互いの共通の友達が何人か集まってくれて、楽しいひとときとなりました。


大友さんちでご馳走になりました。

●第20回東北遠征レポート 2日目(10/16 陸前高田)

昨夜は、陸前高田の鈴木旅館にお世話になりました。
旅館のおばちゃんに、「予約した三重のほがらか•••」と言おうとしたら、「は〜い、しんちゃんね」と。
おぼえていてくれて、うれしいですね。

さて、2日目の今日は、少し内陸に入ったところにある矢作保育所にうかがいました。
もちろん、希望の笑顔プロジェクトで、子どもたちの笑顔をいっぱい引き出して、いっぱい撮ります。
小さな保育所ですが、子どもたちの元気な声が、山の中に響いています。
そして、今日は、絵本を読んだときの、大きな笑い声も響きわたりました。
大友さんが、バッチリ、カメラにおさめてくれました。


みんな、おはなしに興味津々。


この地区にぴったりの絵本が読めました。

さあ、明日の朝までに三重にもどらねば。
そして、講演の合間に、大友さんに撮っていただいた、子どもたちの笑顔の写真を編集せねば。これは、楽しみだね。


ブックドクターしん