これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2012年9月30日日曜日

秋道づくり

今日は、ぼくが住む地区の「秋道づくり」だ。
毎年、この時期に、地区の人たちが一斉に、各持ち場で、枝を切ったり、草を刈ったりする。
農業が中心の地区なので、かつては、稲刈りが終わってから、田んぼの道を整えていたのだと思う。
この「秋道づくり」というネーミングが、何だかほんわかしていて好きだな。
何かの商品の名前にもなりそう。

ここ数年は、草刈りが終わったら、それでおしまいだったのだが、以前は、女衆が新米で味ごはんを作って、草刈りのあとにみんなで食べたそうだ。
来年は、皆さんに協力してもらって、味ごはんを作ろうと思う。
うちに組には、味ごはん作りの名人がいるんだ。
作り方を継承していってもらわねば。

秋道づくりが終わった頃に、雨が降り出した。
台風の接近による雨で、どんどん激しくなってきた。
また、町のあちこちで土砂が流れたり、崩れたりする箇所が出てくるだろう。
大きな被害がありませんように。


ブックドクターしん

2012年9月29日土曜日

滋賀県近江八幡市_しが多文化保育研究会

滋賀県近江八幡市のG-NETしが(男女共同参画センター)で、「しが多文化保育研究会」主催の研修会でお話をさせていただきました。
保育園や小学校、そして、多文化保育研究会の成り立ちの元になっているブラジル人学校の先生方も来られて、通訳の方もおられるという、国際色豊かな会場となりました。
皆さん、子どもに関わる現場をもっておられる方々です。
2時間の枠の中で、じっくり、話をすることができました。
主催者の方の意図しておられることについて、事前に話し合い、その意図と、ぼくの思いとの接点を見つけ、さらに参加者の皆さんが欲していることを感じ取り、それらを考慮しながら、話を進めていきます。
元々、思いの強い主催の方々、そして、熱心な参加者の皆さんなので、ぼくの思いもストレートに伝わったようで、とても喜んでいただきました。
お役に立てて、とてもうれしいです。
今後も、皆さんと何らかの形で、つながっていけたらうれしいです。


国際色豊かな会場でした。

実は、ぼくの住む三重県菰野町と滋賀県は、山を挟んで隣同士です。
でも、山越えルートの道は、険しいので、あまり使われません。
遠回りをして高速道路や平地の国道を使う方がはやいです。
でも、帰りは、たいちの運転で、山越えをしました。
右に左に蛇行する山道です。
あえて、山越えをしました。
この道を通った方が、険しいけど、隣同士ということを実感できます。
今日、出会った、滋賀の人たちとの距離感を近くに感じておきたかったんですね。


ブックドクターしん

2012年9月28日金曜日

おはなしのまち・こものプロジェクト

午前中、地元・菰野町で新企画のミーティング。
菰野町には、図書館の読み聞かせサークルや、町内5つの小学校の図書ボランティアの皆さん、民話語りの皆さん、落語をされる方など、おはなしに関することをされている人たちがたくさんおられます。
こういう人たちと連携しながら、おもしろいことができないかと、先月、読み聞かせサークルや図書ボランティアの皆さんを中心に集まっていただきました。
そして、今日が2回目のミーティング。いよいよプロジェクト始動の予感です。おはなしのまち・こものプロジェクトです。
今日は、ぼくが北海道の剣淵に行ってきたので、その報告と、各小学校間の情報交換です。
やる気のある人たちが、た~くさんおられることに、とてもワクワクする思いです。
みんなの力を集約していきながら、菰野町をおはなしのまちにできれば、子どもたちも、今以上にスクスクと未来に向かって育ってくれると思います。
おもしろくなってきました。

午後は、ぼくが住む地区の区長さんと、山の中にある用水路の取水口を見に行きました。
先日の何回かの大雨で、川の流れが変わってしまって、用水路に水が流れないようになってしまっています。
これを、どうやって修復しようか、ということです。
山は地区の財産でもありますが、管理も大変なんです。

夕方、来月のかもしかハーフマラソンに向けて、コースを走ってみました。
今年も練習不足なのですが、一度、走っておけば、体が少しはおぼえるかなと思って。
21キロ、走りました。
規定の時間ギリギリでしたが、とてもしんどかったです。
何で、こんなしんどいことをしているのでしょうね。


ブックドクターしん

2012年9月27日木曜日

三重県南伊勢町_南島西中学校

三重県南伊勢町の南島西中学校にうかがいました。
この中学校には、3年ほど前にうかがっています。
かなり大変な状況でした。ストレートに言うと、荒れていました。
そんな状況でも、ぼくは本気でやるので、ちょっとした事件にも発展しました。
そのときに関わった、県の担当のSさんが、その後、この中学校に教員として赴任しました。
そして、今年に入って、Sさんから連絡がありました。
「ええ中学校になったわ」と。
そして、「1回、子どもらに話をしたって」と。
ぼくとしては、願ったりかなったりです。
この中学校は、とても気になっていましたから、なんとか、もう一度、うかがう機会がないものかと思っていたところです。

学校に行って、まずは、校長先生、教頭先生から、子どもたちの様子をうかがいます。
生徒会の子たちが、挨拶に来てくれました。いい子たちでした。

そして、会場に行きました。
全校生約70名くらいです。そして、先生方と地域の人たちが来てくださっていました。
前に立って、みんなの顔を見た瞬間に、「ほんま、ええ中学校になったなあ」と感じました。
表情を見てわかります。
とはいっても、中学生といえば、微妙な時期です。
こちらの話に、すぐに反応するわけではありません。
そこは、数々の現場を踏んできたので、あの手この手で、子どもたちの気持ちをまとめていきます。
後半は、すごくまじめな話をしました。
子どもたちの反応はすごかったです。目にすごい力が入っていました。
約75分間、濃い時間を過ごすことができました。

そして、会場を退場するとき、Sさんと目が合いました。
Sさんはクラスをもっているので、今日はなかなかゆっくりと話をする機会がありませんでした。
でも、アイコンタクトで、お互いの気持ちを確かめ合いました。
「なっ、ええ中学校になったやろ」
「ほんま、ええ中学校になったわ。がんばったなあ」
そんな、Sさんとの心の会話をしながら会場をあとにしました。

南島西中学校は、町内のもうひとつの中学校と統合するため、今年度が最後の年になります。


75分間の濃い時間でした。

ブックドクターしん

2012年9月26日水曜日

光を求めて

今日は、雑用をこなしながら、あちこちと打合せを行い、水面下で事業を進めています。
ある人にこう言われました。
「いつも、光を求めて行動しているね」と。
そうなんです。ひとつのことで壁にぶつかると、その壁を遮二無二登るのではなく、左右前後を見て、登れそうなところをさがします。
それが、光を求めているように感じられたのでしょう。
ちなみに、ぼくの好きな言葉は、「一寸先は闇」。
一寸先は何が起こるかわからないという心構えをもっていると、ある程度のことには対応できると思うんです。
しかも、闇の中で歩こうと思うと、光が必要なんですよね。だから、光を求めるんです。
光=希望でもあります。
今日も、光を求めて、あちこち動いていた一日でした。


ブックドクターしん

2012年9月25日火曜日

三重県伊賀市_城東中学校

三重県伊賀市の城東中学校にうかがいました。先生方、PTA、コミュニティスクールなどで運営される学校運営協議会主催の会です。
前半は約350名の全校生徒におはなし。後半は、保護者さん、地域の皆さんにお話。

中学校は、かなり気を遣います。学校ごとに、生徒の様子は大幅に違います。
まじめなところもあれば、素直なところもあれば、しらけているところもあれば、荒れているところもあります。

この城東中学校は、本番が始まるまでに、安心感がありました。
というのは、数ヶ月前に、教頭先生が、わざわざぼくの読みあそびライブの会場に足を運んでくださった上で、依頼をしてくださいました。
そして、スタッフの方や先生方が、駐車場で交通整理をされていたのですが、皆さん、とてもていねいな対応をしてくださっていました。
さらに、学校に入ると、受付の皆さんが、これまた、にこやかにあいさつをしてくださいました。
そして、校長室に移動する際に、体育館に向かう生徒たちとすれ違いました。
ほとんどの子が、ちゃんと挨拶ができる子たちです。
これだけそろっていれば、ほぼ心配ありません。

そして、時間がきたので、会場に行くと、これまたすごいです。
担当の先生が、ビシッと生徒たちを並ばせているのですが、声を荒げることなく、ていねいに、威厳をもって、並ばせておられました。
先生方と生徒たちが醸し出す、心地よい緊張感がいいですね。

そして、ぼくの出番です。
小学校や保育園、幼稚園時代に、ぼくと出会っている子たちが、何名かいました。
うれしいですね。
学年やクラスによって、温度差がありますが、彼らが心を開いてくれるかどうかは、ぼくが彼らに心を開くかどうかにかかっています。
何とか1時間、笑いあり、静寂ありの空間の中で、集中してくれていましたね。
よかった。


みんな、微妙なお年頃です。


まずは、ぼくが心を開かないとね。


結果、1時間、たっぷりと楽しんでくれましたね。


後半は、保護者さん、地域の皆さんにお話をさせていただきました。

大人に一致団結感があれば、子どもたちは落ち着きます。
先生方やPTA,地域の皆さんに、一致団結感がある中学校なんですね。

思わぬ出会いもありました。
以前から、伊賀に来ると、気になる看板がありました。
国道から1本入ったところにある「つねちゃんとうふ」という看板です。
とても気になっていたんです。
なんと、学校運営協議会の会長さんが、この「つねちゃんとうふ(恒岡食品)」の代表だったんですね。
それでなくても、地域でがんばっている人は大好きなんですが、その人が、「つねちゃんとうふ」の人だなんて。
帰りに、「つねちゃんとうふ」に立ち寄り、ぼくの大好きな木綿豆腐を買わせていただきました。


やっと「つねちゃんとうふ」に来れた。

今夜の晩御飯は、今日の生徒たちの顔を思い出しながら、つねちゃんとうふをいただこう。


ブックドクターしん

2012年9月24日月曜日

三重県川越町_川越町

三重県川越町のつばめ児童館で行なわれた、川越町子育て支援センター主催の読みあそびライブにうかがいました。
早い目にうかがって、場所の位置、太陽光の入り具合、ブラインドの使用、室内の明るさなどをチェックします。
こういうことは、事前の準備段階なので、ていねいにできることは、できるだけていねいに行ないます。
そして、お母さん方や子どもたちが、どういうふうに座ればいいのかも、センターの先生にお伝えします。
こういう空間づくりが、びっくりするほど大事なんです。
これをていねいに行なうのと、そうでないのとでは、結果がまったく違ってきます。
来られた人に喜んでいただくためには、決して、手を抜いてはいけない部分ですね。

そして、読みあそびライブのスタート。
事前のていねいな準備とともに、素直なお母さん方が多かったですね。
子どもの様子を、ただ傍観しているだけではなく、一緒になって遊んでくれていました。
こういうのが、子どもたちの安心感を生み出していくんですね。
是非、この雰囲気を大事にしてください。

未就園の子たちが、ひとつのことに集中できる時間は、長くても30分程度。
それよりも、10分か15分、長くやりました。
それだけ、集中してくれていたんですね。
終わってからは、しばらく会場にいて、お母さん方と雑談。
この雑談、けっこう大事なんです。
子育てに奮闘しているお母さん方に、ゆる~く元気を与えることができたらなあ、と思っています。


子どもたち、興味津々。


お母さん方も一緒になって遊んでくれます。これが子どもたちの安心感を生みます。


みんな、「ぎゅっ」としてくれました。


終了後の雑談。誰かしんの膝の上でリラックスしているぞ。

ブックドクターしん

2012年9月23日日曜日

雨の日曜日

雨の中、朝から資源回収の当番。
約3時間半、地区の人がもってきた種類別に分けてあるゴミを整理します。
リサイクルするんですね。
地区の人と顔を合わせる貴重な機会です。
この地区の越してきたばかりのときは、こういう当番に出ると、「どこの人や?」と聞かれましたが、今では、「おぅ!」と、皆さん、声をかけてくださいます。

午後、雨があがったので、かもしかハーフマラソンの練習。時間があるときに、長い目の距離を走ります。
もうヘロヘロです。
これしきの距離でヘロヘロになっていれば、20キロ強をどうやって走り切ればいいのだろう。
あと3週間。毎年、一夜漬けの練習で臨んでいます。がんばります。


ブックドクターしん

2012年9月22日土曜日

三重県度会町_地域交流センター

三重県度会町の地域交流センターで、度会町青少年育成町民会議・読書推進部会主催の読みあそび会にうかがいました。
この会には、5年ほど前から、声をかけていただき、以後、毎年、呼んでいただいています。
今年も、たくさんの人が来てくださり、約80名の人たちが来てくれました。
保護者の皆さんにご協力いただいて、空間づくりをていねいに行ないました。
要は、子どもたちが安心できる空間づくりです。
そのおかげで、た~っぷりと絵本を楽しむことができましたね。
小さな赤ちゃんから5年生まで、幅広い層の子どもたちが来てくれました。
みんな、約1時間、じっくりと楽しんでくれましたね。


地域交流センターは、きれいな建物です。


しん、登場。


た~っぷりと楽しんでもらいました。

終了後、何人かの子どもたちが寄ってきて、いろいろ話しかけてくれます。
その会話の中で、5年前に、ぼくが読みあそびの最中にいじった子がいました。言われて気がつきました。
それ以後、「おもしろいからずっと来てるの」と言って、兄弟で来てくれています。
また、途中、ちょっかいを出していた小学生の子たちも、どんどんと素直さが出てきた、終わってからは、「しんちゃん、また来年も来てください!」と言ってくれました。
うれしいですねえ。
大人が、子どもが安心できる環境さえ作れば、じっくりとおはなしを楽しむことができるんですね。
みんな、ありがとう!


夜、中学生の双子の誕生パーティを家でやります。
誕生日は過ぎているのですが、ぼくがしばらく留守にしていたので、今日になりました。
我が家では、誕生日プレゼントは、もちろん、絵本です。
これ、オススメです。
子どもが大きくなっても、絵本が読めますから。


ブックドクターしん

2012年9月21日金曜日

体調管理

今日は、事務所で面倒な事務仕事をしていました。
いくつかの企画書もまとめあげたいです。
来月からの新規プロジェクトの準備もしたいです。

が、身体のあちこちが、かなり強張っています。
きっと、長旅の疲れが出てきているのだと思います。
仕事を中断して、四日市の治療院・仁富さんで調整してもらいます。
仁富さんでは、ぼくの体にちょっと触れるだけで、そのときの状態がわかり、その状態に合わせて、体を調整してくれます。
ここでは、ゆったりとした時間が流れます。
先生のもっている雰囲気が、この空気を醸し出しているんでしょうね。
おかげで、強張った身体は、ゆる~くなりました。

いつも思うのですが、もっと早い目に調整してもらっていれば、大崩れしなくても済むのですが、いつも、調子を崩してからになってしまいます。
ついつい、目の前のことだけに目が向いてしまうんですね。
体調管理も仕事のうちです。
経営者としても、体調管理は、最重要課題ですね。
これからは、本気で体調管理に力を入れたいと思います。


ブックドクターしん

2012年9月20日木曜日

三重県名張市_比奈知小学校 / 伊賀市_依那古保育所

先日の大雨で、山から流れ出した土砂が、事務所横の側溝にたまっているので、かきだしました。
朝から、汗と泥にまみれました。
たいちが、言い出して、仕切ってくれました。
自分たちの事務所を、自分たちできれいにする。当たり前のことだけど、こういう姿がとてもうれしく、感慨深い思いです。
いい会社なってきたなあ、と我ながら思います。


朝から、汗と泥にまみれて、きれいします。
午後からは、三重県名張市の比奈知小学校にうかがいました。
今日は、自由参観で、保護者の人たちが自由にみにこられます。
そんな中、1、2年生におはなしをしました。
途中、何度か廊下に向かって、保護者さんに、「授業中なので、静かにしてくれ」と言いました。
もちろん、子どもたちと一緒に熱心に聞いてくださる保護者さんもおられましたが、残念ながら、子どもの様子よりも、おしゃべりに夢中の方々もおられました。
ちゃんと聞いていただいているご家庭では、今日のおはなしに花が咲いているのではないでしょうか。話題を共有できるときって、子どもたち、喜ぶんですよね。
でも、おしゃべりに夢中になっていた人たちのご家庭では、共有できるものがないですね。子どもたちは寂しい思いをしているかもしれない。
この様子は、全国的な問題になっていると思います。
大人の姿が、そのまんま子どもたちの姿にもなっています。
このことに、気づかないこと自体が、とても怖いです。
子どもたちのために、未来の日本のために、大人は、是非、襟を正してほしいと思います。


子どもたちは、盛り上がりましたね。
夕方は、三重県伊賀市の依那古保育所で、絵本のワンポイント•アドバイス。
ご希望の保育所、幼稚園には、絵本の裏話や楽しみ方などについて、無料でワンポイント•アドバイスを行っています。
依那古保育所は、毎月、うかがっています。
先生方が、絵本の楽しみ方を知るのを、楽しみにしていただいているので、ぼくもやり甲斐があります。
この先生方の取り組み姿勢が、子どもたちにダイレクトに反映するんですね。


ブックドクターしん

2012年9月19日水曜日

三重県伊賀市_諏訪保育所


三重県伊賀市の諏訪保育所にうかがいました。
山間の小さな保育所です。10名強の子どもたちがいます。
何年も前から、年に数回、呼んでいただいています。
数々のドラマがあった保育所です。

この保育所の子どもたちと会うのは、半年ぶりくらいでしょうか。
たっぷり、じっくりとおはなしの世界で楽しむことができる子どもたちです。
今日も、たっぷりとおはなしの世界で遊んでくれました。
おはなしの世界でじっくりあそべるのは、人数が少ない保育所だから、ではありません。
先生方が、保育の中でおはなしを大事にしてくれているからです。
さらに、各家庭でも、親の心に余裕があるのでしょう。
小さくても、こういう保育所は、貴重な存在ですね。


ひさしぶりだねえ〜!

午後、高校生の息子を病院に連れて行きました。
1ヶ月ほど前に、バスケットボールの練習中に、膝の半月板と靭帯を損傷しました。
今日は、手術の日取りを決めます。
スポーツ専門の先生で、しかも膝の専門の先生なので安心ですが、完全復帰まで、ほぼ10ヶ月。
息子にとって、新たな試練の始まりです


ブックドクターしん

2012年9月18日火曜日

三重県伊賀市_あやま子育て支援センター

朝一番で、北海道でお世話になった人から電話。
なんと、来年の予約です。
うれしいです。ほんとにうれしいです。

そして、今日は三重県伊賀市のあやま保健福祉センターで行なわれた、子育て支援センター主催の「ねぇねぇよみっこ」で読みあそびライブです。
未就園の子どもたちを中心とした親子が対象です。
今日は、三重県全域、大雨なので、小さな子ども連れでは、外に出づらいと思い、少人数を予想していましたが、なんと、今回もたくさんの人たちが来てくださいました。
近所の小学校が、運動会の振替休日なので、小学生の子たちも何人か来てくれていました。
保育園時代に、絵本を読んだ子たちです。

今日も、とてもあったかい空気が会場に流れていました。
そして、この「ねぇねぇよみっこ」に、毎回、来ていただいている男性がおられます。
しょういちさんです。
今日は、特別に、ぼくが場作りをして、読む絵本もぼくが選んだ上で、しょういちさんに、前で絵本を読んでもらいました。
じょうずに楽しそうに読んでおられました。
子どもたちも大喜び。
いつもは、子どもたちの笑顔を、ぼくがひとり占めしているのですが、今日はしょういちさんと共有することができました。
こういう機会は、今後、増やしていきたいですね。
そして、たくさんの人に、子どもたちの笑顔のすばらしさを味わっていただきたい。


大雨にも関わらず、たくさんの人が来てくださいました。


しょういちさん、ステキです!


子どもたちも、ステキです!

帰り道、大雨で、道路はあちこちが冠水していました。
そして、地元・菰野町では、地区によっては、避難準備の案内が出たところもあります。
ぼくも、地区のあちこちを見回って、水があふれそうなところをチェック。
今夜は、臨戦態勢ですね。
でも、ぼく、電気を消して暗くなると、すぐ寝ちゃいます。


ブックドクターしん

2012年9月17日月曜日

4500キロ

全工程4500キロの旅を終えて、三重に戻りました。
今回の遠征で、出会った人たちの思いを元に、形としてくみ上げていきたいと思います。
帰路は、そんなことが頭の中をグルグルと巡っていました。
動いて、感じて、考えて。動いて、感じて、考えて。


ブックドクターしん

2012年9月16日日曜日

あっちこっちで打合せ

深夜未明に、青森に上陸。
岩手県陸前高田市に向かいます。
今日は日曜日なので、保育園はお休みなのですが、今回は打合せです。
10月から、陸前高田で新しいプロジェクトを始動しようと思っています。
協力者をさがしていました。
ぼくと一緒に毎月、陸前高田に行ってくれる人は、そうそういません。
だとしたら、現地でいないかな、と思いついたのが、今日、打合せをした彼。
実は、彼とは今まで1回しか会ったことがなかったのですが、いつものぼくのカンですね。
快く引き受けてくれました。
半年スパンのプロジェクトです。
おもしろくなるぞ!

その後、南下して、宮城県石巻市の石巻グランドホテルをたずねます。
地元•菰野町のうなぎ屋さんのおかみさんが作った、貝の飾り物を届けに行きました。
「被災地の人に届けてほしい」とおあずかりしたものです。
先月、陸前高田の子どもたちには配り、残り200個を、グランドホテルに、と思ったんです。
フロントに行くと、「あらっ、しんちゃん!」と迎えてくださいます。
顔を見れてくれるだけでうれしい、と言ってくれるけど、快く迎えてくれるのが、ぼくにとってはすごくうれしいですね。
プレゼントも喜んでいただけました。

そして、東京に移動です。
新しいプロジェクトでの音楽についての打合せを、西郷どんとするためです。
高速道路は大渋滞。世間では、3連休のまっただ中だったんだね。
結局、西郷どんも忙しくて、深夜の打合せとなりました。

昨日の朝、網走を出発してから、ほぼ運転しっぱなし。
車が体の一部になってしまいそう。


ブックドクターしん

2012年9月15日土曜日

北海道を出発

北海道、最後の朝です。
早朝、お世話になった稲川さんご夫婦とお孫さんさんと、早朝のお散歩。


最後の朝は名残惜しいです。

稲川さんちに戻ると、お世話になった皆さんが、入れ替わり立ち替わり、声をかけに来てくださいました。
このご縁に、感謝、感謝、ただ、ただ、感謝です。

名残惜しいけど、出発です。
函館向けて、ひたすら運転。
はじっこから、はじっこまで、12時間かかりました。


ブックドクターしん

2012年9月14日金曜日

北海道網走市_エコーセンター(未夢の会)

網走の未夢の会代表の稲川さんちでは、毎朝、恒例の行事があります。
「散歩」。近所の森の中を、朝日を拝みながら散歩するんです。
いつもは、稲川さんとダンナさんのお二人での散歩ですが、今朝はぼくも一緒です。

散歩が終わって、朝ごはんをいただくと、もうひとつの行事が待っています。
家の前に立って、学校に行く子たちに「おはようございます」と声をかけること。
みんな、元気に返事をしてくれます。
稲川さんは、「今日は○○ちゃんは一緒じゃないの」「あら、いつもよりも早いね」などと、子どもたちの状況をとてもよく把握しています。
こういうことって、とっても大事ですよね。
去年、この近所の小学校でおはなしをさせていただいたので、何人かの子たちが、「あっ!」と驚いていました。
中には、去年したおはなしをおぼえている子もいました。

午前中、網走市の潮見保育所にうかがいました。
この保育所は、去年もうかがったので、子どもたちや先生方が、よっても楽しみにしてくださっていました。
中には、何日も前から、「しんちゃんはいつ来るの?」と楽しみに待っていてくれた子もいます。
幼児さんたちと、たっぷり楽しい時間を過ごすことができました。
ほんとに素直な子たちでした。


素直な子たちの、かわいい背中。

午後、網走市の藤幼稚園にうかがいました。
こちらの幼稚園も、去年、うかがった幼稚園です。
140名強の多勢の子たちを相手に、絵本を読みました。
今年もおおもりあがりでした。
みんな、ありがとね。


コンサート会場のような盛り上がりです。

夜、網走市のエコーセンターで、未夢の会主催の講演会でお話をさせていただきました。
未夢の会の皆さんが、一所懸命に準備をしていただいた会です。
ぼくが登場する前からステキな雰囲気です。
このステキな雰囲気に乗じて、ぼくの思いをとても素直に伝えることができました。
これも、未夢の会の皆さん、来ていただいた皆さんのおかげです。


きれいなお花まで用意していただきました。


未夢の会代表の稲川さんのごあさいつ。あったかいんだ。


ステキな雰囲気の中でお話をすることができました。

終了後は、関係者の皆さんと打ち上げ。
安心感のある、本当にステキな空間でした。
北海道最後の夜にふさわしいひとときとなりました。
皆さんに、感謝、感謝、感謝。


ブックドクターしん

2012年9月13日木曜日

北海道網走市_子育て支援センターどんぐり

北海道4日目は、網走にうかがいました。
網走といえば、いつもお世話になっている未夢の会。代表の稲川さんちを目指します。
一年ぶりの再会を喜び合ったあとは、新しくできた網走市子育て支援センターどんぐりにうかがいました。
すごく大きな支援センターです。しかも、た〜くさんの利用者の方々。
3ヶ月でのべ6000人の利用者だからね。
今日は、月1回の絵本の読み聞かせの日なので、ぼくが読まれていただきました。
それまでのセンターの様子をみていたら、とても素直なお母さん方が多いと感じました。
当然、子どもたちも素直です。
センターの先生が、十分に場をあっためてくださっていたので、さらにやりやすかったですね。
この人数で、このまとまり感。網走の人たちの特徴かも。


たくさんの人数なのに、とてもまとまり感がありましたね。

午後からは、網走でお世話になった方々が、続々と来られて、みんなでおしゃべり。
夜は、ここでしか食べられない世界一のカレー、「まさきのカレー」です。お店では食べられない、まさきくんが作ってくれる世界一のカレーです。


ブックドクターしん

2012年9月12日水曜日

北海道剣淵町

絵本の里•剣淵町にうかがいました。
剣淵町は、25年前に絵本で町おこしに取り組んだ町です。今では、絵本関係者の聖地のようなところになっています。
この剣淵町を舞台とした映画『じんじん』が、現在、制作中です。
この制作に携わっておられる映画会社の社長さんと知り合い、『じんじん』の話を聞いて、剣淵町にとても興味をもったんです。
絵本が単体であるのではなく、町民の人たちの生活に、絵本が入り込んで、重要な役割を果たしているんです。
今回の北海道遠征で、是非とも剣淵町に立ち寄り、町おこしに成功している秘密を探り、地元•菰野町の活性化に役立てたいと思い、社長にお願いしたら、スタッフのかたが案内してくださることになりました。
肝心の「絵本の館」は、休館日だったのですが、特別に館長さんがあけてくださり、たっぷりとお話を聞かせてくださいました。スタッフの方が、事前に手配してくださっていたんです。


剣淵町に入ると、道の駅の大きな看板があります。


道の駅の中にも絵本コーナーが。


市街地に入ると、あらゆるところに「絵本の里」の幟がたっています。


壁にも「絵本の里」が。


「絵本の館」が町の中心部にあります。


考え尽くされた施設です。


絵本の里大賞の投票期間中です。


『じんじん』のロケ現場にも連れて行っていただきました。

町が絵本の里で一丸となっている感じです。
館長さんには、25年前の立ち上げ時のことも、いろいろと教えていただきました。
いろんなご苦労があったようですが、根っこには、人とのつながりがあるんですね。それが根っこになってる。

ぼくの地元•菰野町も、今以上にステキな町にしたいと思っています。
剣淵町には、大きなヒントとエールをいただきました。

映画『じんじん』は来春、上映開始になります。
この映画、何としてでも、我が町で上映したいです。

いい一日でした。
ぼくひとりのために、時間を割いてくださった皆さん、ありがとうございました。


ブックドクターしん