これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2020年9月28日月曜日

熊本とのご縁

4年前、熊本大地震のボランティアで絵本を読みに行きました。 
いくつかの保育園や小学校をまわって絵本を読みました。 
そのうちのひとつ、熊本県の益城町立第五保育所の保護者さんから、昨日、連絡をいただきました。 
当時1才だったお子さんが、今年度、卒園されるそうです。 
保護者さんたちが、卒園記念のDVDを作られるそうです。
そのDVDに、ぼくが行ったときの写真を使ってもいいでしょうか、という問合せでした。 
たくさんの人たちが支えてくれたことを、親子ともどもおぼえていてほしい、という願いを込めての企画です。
ぼく自身、この第五保育所は、よく覚えています。 
この保育所は、建物が被災して使えなくなり、小学校の端の教室に間借りして保育をしていました。 多少、小学校に気を遣いながらの保育です。 
だから、ぼくの絵本ライブでは、大爆笑の時間を提供しました。
乳児クラスの子たちに読み終えて、帰ろうとしたら、ひとりの子が「なんで、かえると?」と聞いてきました。 
「なんで、もう帰っちゃうの?」という意味なんでしょうね。 
たった一言の熊本弁に、胸がキュンとなりました。 

ちなみに、このとき、熊本に行けたのは、少林寺拳法の先生方のおかげです。
福岡の福岡大野城道院・松田和子道院長、
熊本の御船道院・緒方公道院長、
阿蘇白水道院・藤本哲章道院長
のおかげです。 
少林寺拳法の皆さんが、保育所や小学校の子どもたちとのご縁をつないでくださったんです。

 4年経って、こういうご縁につながるとは、人間っておもしろいですね。

 
 
絵本を読む人・しんちゃん

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