これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2018年1月30日火曜日

大阪府大阪市_中野こども病院/すみれ乳児院

2018年1月30日(火)、大阪府大阪市にある中野こども病院にうかがいました。
中野こども病院は、こども専門の病院で、民間では、国内で数えるほどしかない貴重な病院です。
この病院の副院長をつとめるのが圀府寺先生で、昨年、「日本保育保健協議会」で講演させていただいたときに知り合い、今回のご縁につながりました。
午前中からうかがい、入院中の子どもたちに絵本ライブをさせていただきました。
この病院に来る子どもたちは、病状が急性期の子どもたちで、ほとんどが短期入院です。退院が近く、病状が落ち着いている子どもたちが集まってくれました。
子どもたちに絵本で笑ってもらって、エネルギー注入です。
絵本ライブ後、病院のあちこちを見学させていただきましたが、まあ、感心することばかり。
・患者数の割には、常勤の保育士がとても多い。
・常勤の心理士がいる。
・保育士、看護師、心理士、ドクター、事務スタッフ、守衛さんに至るまで、みんなが連携をとりあっている。
・子どもが退院したあとのことを見据えて、対応している。

中野こども病院の理念は、「私たちはいつも、何が子どもにとって一番大切かを考えて医療を提供します。」
51年前に、この理念を掲げてスタートされた創設者の思いが、ちゃんと引き継がれています。

夕方からは、職員の皆さんに講演。
フィールドは違えど、目指す方向は同じです。
ぼくの子どもに対する見方、思いを精一杯、お話しさせていただきました。
皆さん、本当に真剣に聞いてくださいました。


珍しい子ども専門の民間の病院です。


入院中の子どもたちに絵本ライブ。


職員の皆さんに講演。

午後の時間は、圀府寺先生が昔からサポートしているすみれ乳児院にうかがいました。
0才のあかちゃんから最年長は3才。
約30名くらいの子どもたちに絵本を読みました。
知らない人に接することが少ない子たちなので、どうなるかと先生方は心配されていたようですが、そこはしんちゃんマジックで、あっという間に磁石のようにぼくに吸い寄せられて馴染んでくれました。
この子たちはたっぷりと絵本ライブを楽しんだあと、帰るところはここなのです。
ここがこの子たちの家なのです。
その後、職員の皆さんにお話をさせていただきました。


新しくなったすみれ乳児院。


みんな、磁石のように吸いついてきます。


職員の皆さんにお話。

夜、圀府寺先生、看護師さん、保育士さんたちと食事会。
今は亡き創設者の話もあれこれ聞かせていただき、思いの深さに感心しっぱなしでした。

中野こども病院は、ぼくらが4月から始める療育事業にとっても、とても参考になることが満載でした。
朝から夜まで、とっても刺激的な一日でした。


絵本を読む人・しんちゃん

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