これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2012年8月24日金曜日

壁の乗り越え方

アメリカにバスケット留学していた息子が帰国し、嬉々として高校のクラブ活動で上達具合をかみ締めていた矢先、ケガをしました。
半月版損傷。十字靭帯の損傷の可能性も。今日、MRIを撮りました。
結果は来週。
ぼくも、40歳の頃、ラグビーの練習中に、同じケガをしました。
手術したら復帰まで半年。手術しないですんでも、2,3ヶ月はかかるね。
ケガをした当日、ぼくは息子に言いました。
「早く治りたければ、くさるな。笑っていろ」と。
寝る前、息子は、痛みをこらえながら、腹筋をしていました。

ぼくは、高校時代、柔道部で練習中に鎖骨骨折。
半年間を棒に振った経験があります。
息子には、「くさるな」と偉そうなことを言ったぼくですが、ぼくは高校時代、くさりました。
12名の部員の中でも、レベル的には上の方でした。
初段の昇段試験が控えていた時期です。
合格する自信はあったのですが…。
ぼくが、復帰する半年間の間に、みんな初段をとって黒帯になりました。
自信があったのに、ぼくだけが白帯。
生きているのさえ、イヤになった時期でした。

でも、この時期があったから、以後、いろんなケガをしてきましたが、くさることはなかったです。
ぼくは、つらい思いをしながら、このしんどい壁を何とか乗り越えましたが、今なら、ラクラク乗り越えられる方法を知っています。
笑っていればいいんです。
笑っていると、不思議に今の状況を受け入れられるんですね。
そこからスタートができるんです。

息子は、そのことを既に体得しているのか、とても前向き。
ぼくの高校時代が、ちっちゃく見える。


ブックドクターしん



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