これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2012年7月28日土曜日

三重県紀宝町_東正寺/紀北町海山_寺本ちゃんち

朝の4時に家を出て、三重県の南のはしっこに向かいます。三重県紀宝町の東正寺にうかがいました。
第32回夏季禅林です。つまり、お寺での子どもたちの夏合宿ですね。住職のせいゆうさんと知り合ったのが4年前。それから、毎年、呼んでいただいています。
お寺の門をくぐると、子どもたちが、「しんちゃん!」と迎えてくれます。そして、「○○のはなしをして」と。去年したおはなしをよ〜く憶えていますね。
今年は、せいゆうさんの成人された息子さんたちも登場。頼りになりますね。
さらに、茶髪の中学生も飛び入り参加。彼らは、朝まで遊んでいて、明け方、フラリとお寺に現れたとか。せいゆうさんが、「飯、食うか」と言って、一緒に朝ご飯を食べ、「座るか」と言って、一緒に座禅をして、ぼくの読みあそびにもそのまま参加。
これが、せいゆうさんの懐の深さですね。
さて、子どもたちは、絵本もそうですけど、おはなしが大好き。ぼくが、即興でするおはなしがお気に入りみたいです。
これだけおはなしに食いついてくれるのはうれしいなあ。
茶髪くんたちも、少し離れたところから、ニヤニヤしながら参加してくれていました。
おはなしが終わると、別棟の坐禅堂で最後の座禅。子どもたちは、こういう緊張感も好きなんですね。
毎年、せいゆうさんの姿に学ぶことが多いです。
今年は、その懐の深さを垣間見ました。
まさか、茶髪の中学生が参加するとは。さすが、せいゆうさん!


みんな、楽しみにしてくれていました。


おはなしが大好きな子たちです。


坐禅堂では、緊張感がはしります。

午後は、三重県紀北町海山の寺本ちゃんちにうかがいました。
寺本ちゃんは、中学校の先生でもあり、少林寺拳法•海山道院の道院長でもあります。
地域の人たちにも、自宅を開放して、様々なアプローチをされています。

夕方からは、地域の人たちに家族連れで来てもらって、子どもたちを対象に読みあそびライブ。
年齢幅が広いときは、絵本だけではなく、子ども自体を題材にして楽しい空間を作ります。
子どもたちの笑い声で会場が埋まるときのしあわせ感は、何とも言えませんね。


子どもたちの笑い声は最高。

夜は、大人の人たちを対象として、被災地での活動について、お話をさせていただきました。
寺本ちゃん自身も、何度も被災地に赴き、ぼくと一緒にも何度か行きました。
被災地での活動を通じて、自分の足元を見直し、未来を見据えるという姿勢は、共通しているように思います。
今回は、少林寺拳法の方々や、そうでない方々、いろんな人が来てくださいました。
寺本ちゃんは、まずはそれぞれの自己紹介からスタート。ぼくの話を聞くだけではなく、お互いのご縁を大事にしようという、寺本ちゃんの姿勢が感じられます。すばらしいですね。


熱心に、耳を傾けてくださいました。

東正寺のせいゆうさんといい、海山の寺本ちゃんといい、尊敬すべき仲間です。
こういう人がぼくの仲間なんだよと、世界中で自慢ができる人たちです。


ブックドクターしん

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