三重県菰野町の菰野町図書館でクリスマスイベントとして「しんちゃんの読みあそびライブ」を行ないました。 たくさんの感動で、胸がいっぱいになったイベントでした。
【感動その1】
菰野町図書館としては、今年度に入ってから初のイベント開催です。
コロナ禍のもと、鬱々たる気分になっている人が多い今だからこそ、子どもたちに楽しい時間を提供したい、という図書館職員の皆さんの熱い思いが、今回の開催の原動力となりました。
開催するからには、十二分に感染対策をとる必要があります。
定員を設けて、完全予約制、完全入替での2回公演です。
座る位置も、マットの上に星のマークをつけて指定。
入替の合間には、部屋の換気と消毒を徹底します。
図書館職員の皆さんの熱い思いに感動しました。
【感動その2】
子ども司書の小学生諸君がステキ!
菰野町では、数年前から子ども司書講座を図書館主催で行なっています。
子ども司書とは、図書館の仕事や読み聞かせなどの講座を受講し、読書推進のリーダーになってもらうものです。
菰野町は、県内で最も子ども司書が多い町でもあります。
今年も11人の小学生諸君が受講してくれています。
子ども司書の先輩たちは、町のイベントのお手伝いも積極的にしてくれています。
1期生の子たちは、もう高校生になっています。
今回は、絵本を通じて、喜んでもらうことの楽しさを実感してもらいました。
動きのある絵本と同じ動きをしてもらいました。名付けて「にんげん絵本」。
積極的なこども司書たちに、会場は大盛り上がりでした。
『まって』という絵本も、ぼくとのコラボで読んでもらいました。
「まって!」という子ども司書のみんなの声が、会場の保護者さんたちの胸に響きました。
【感動その3】
子ども司書の中に、見覚えのある子がいました。
ぼくが実行委員長をつとめる菰野町手づくり民話絵本コンクールの「お絵かきの部」で、2年連続、最優秀賞を受賞した子でした。
当時、2年生くらいだったと記憶しています。
その子が、6年生になって、子ども司書として活躍してくれているのです。
なんて、ステキなことでしょう。
【感動その4】
柴田町長が突然、来てくださいました。
お忙しい中、けっこう長い時間、滞在してくださり、子ども司書とぼくのコラボにも、飛び入れ参加してくださいました。
イベントに華を添えていただきました。
ありがとうございました。
会場に来てくださった皆さんには、心に残るクリスマスプレゼントになったのではないでしょうか。
少し早いけど、メリークリスマス!
感染予防を十二分にしての開催です。
子ども司書としんちゃんのコラボ。
菰野町ではステキな子どもたちが育っています。
絵本を読む人・しんちゃん