これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2014年4月30日水曜日

長新太さん

時間的な余裕ができると、時々、本棚の絵本をペラペラとめくります。
なぜか、長新太さんの絵本がたくさんあります。
大好きなんです。
理屈抜きで、解放されます。
子どもたちも、長さんの絵本に大喜びです。

生前、一度だけ、長さんと電話でお話しをしたことがあります。
ぼくの大事な思い出です。

本棚には、写真の4倍か5倍くらいの長さんの絵本があります。
とても偏っています(笑)。


長さんの世界、大好きだ。


ブックドクターしん

2014年4月29日火曜日

三重県伊賀市_モクモク手づくりファーム(ラスト公演)

三重県伊賀市のモクモク手づくりファームでのイベント「里山桜まつり」絵本読み聞かせラスト公演。
3日間のイベントで今日がラスト公演になります。
しかし、生憎の雨。
これまでの2日間は、屋外だったので、雨の場合は中止かと思いきや、スタッフの方は、「どこか、部屋を用意します」と、雨でもまったく動じずに対応してくださいました。

場所は「ぶたのテーマ館」の2階。
せっかく、場所を用意していただいたのですが、そもそもこの土砂降りの中、お客さんは来てくれるのだろうか、と思っていたら、晴天の日よりは少ないにしても、途切れることがありませんでした。
今日の3回目の公演の際は、2階の部屋がいっぱいになりました。
ラスト公演も、部屋中、笑顔と笑い声でいっぱいになりました。

この3日間のイベントで、ぼくは感動のしっぱなしでした。

まずは、スタッフの方々の誠実な動き。
誠実で、一所懸命さがにじみ出ているんです。
しかも、ちょっとしたぼくのリクエストにも、100%対応してくださいました。
今日なんて、雨の中、ずぶ濡れになりながら、外で呼び込みをしてくださっていたのです。
スタッフの方々のおかげで、ぼくは、気持ちよく読み聞かせライブをすることができました。
この人たちと一緒に仕事ができて、よかったと強く思いました。

さらに、お客さんがステキ。
最近、子どもは絵本を楽しんでいても、親が別の場所で、別のことをしているという光景によく出くわします。
しかし、モクモク手づくりファームのお客さんたちは、大人も子どもも、みんな一緒に楽しんでくださいます。
積極的に、楽しむことに参加してくれるのです。
また、大人の方々が、みんな表情豊か。
ステキです。

そして、ぼくは、今回の仕事で、新しい扉を開けてもらったように感じています。
そもそも、イベントで絵本を読むのは、依頼があれば受けますが、そんなに積極的ではなかったのです。
ましてや、屋外で絵本を読むイベントには、消極的でした。
音楽と違い、トークでお客さんとコミュニケーションをとりながら進めるやり方は、屋外ではあまり適さない、と思っていたのです。
しかし、今回、とっても楽しんでいただけたし、ぼく自身もとても楽しかった。
そんな、ぼくの新たな境地を開拓してくれたのは、モクモク手づくりファームのスタッフの皆さんとお客さんです。


今日は「ぶたのテーマ館」の2階が会場です。


1階には、郵便屋さんのぶたくんがいます。


2階はこんなにステキな場所です。


今日も笑顔と笑い声でいっぱい!

みんながあったかくて一所懸命な、モクモク手づくりファームが、大好きだ!



ブックドクターしん


2014年4月28日月曜日

三重県伊賀市_猪田保育所

夕方、三重県伊賀市の猪田保育所で絵本ワンポイント・アドバイス。
絵本のバックグランドや裏話などをお伝えすることで、保育士さんが、より一層、絵本に興味を持って子どもたちに読んでくれることを願って行なっているサービスです。
子どもたちは、より楽しく絵本の世界に入れるし、大人は子どもたちの反応で、理屈でないひろい世界を知ることができます。

一昨日、モクモク手作りファームでのイベントで絵本を読んだときに、この猪田保育所の卒園児が家族で来てくれた話をしました。
そして、その子からもらった手紙を、保育士さんたちに見せると、字を見ただけで、「あ~っ!」と懐かしそうに見入っていました。
字を見ただけで、その子だとわかるんですね。
すごい!


明日のモクモク手作りファームの「里山桜まつり」の読み聞かせイベントはラスト公演です。
雨の予報です。室内でやります。
11:00、13:00、14:00の3公演です。



ブックドクターしん

2014年4月27日日曜日

三重県伊賀市_モクモク手作りファーム(2日目)

三重県伊賀市のモクモク手づくりファームでのイベント「里山桜まつり」2日目です。
今日もいいお天気です。
昨日にも増して、大勢の人が来場されているようです。
そして、今日も11時、13時、14時の3公演でした。
空き時間に園内をブラブラしていると、昨日、お泊りだった子どもたちが、「しんちゃん!」と声をかけてくれます。
また、伊賀市や名張市から来られた方々も、「しんちゃん!」と。
奈良から来られた保育士さんからは、「以前に講演を聴きました」と声をかけてくださいました。
うれしいですね。

さらに、初しんちゃんの子たちも、1回目の公演終了後、あちこちで声をかけてくれたり、2回、3回と来てくれる子たちもいました。
ほんとにうれしいです。

また、園内で売られているつきたてのおもちを、お店の人が「お客様からの差し入れです」と持ってきてくださいました。
その方は、去られた後だったので、直接、お礼が言えずに申し訳ありませんでした。
とってもおいしくて、うれしかった。

今日もたっぷりと楽しんでいただけたようで、よかった。
明日、お仕事の方も多いと思います。
皆さん、道中、気をつけてお帰りくださいね。


立派な看板を作ってくださっています。


今日もたっぷり楽しんでいただけました。


ファーム内ではザリガニ釣りもできる。


いかだでも遊べるよ。


この空間にいるだけでもステキな時間だね。

ぼくのイベントのラストステージは、29日(火)です。
雨の予報だけど、室内でやるかも。


ブックドクターしん

2014年4月26日土曜日

三重県伊賀市_モクモク手作りファーム(初日)

昨夜は、地元・菰野中学校のPTA総会後の、PTA役員、先生方との懇親会に出席。
PTA役員の皆さんや先生方と、いっぱいお話ができて、とっても楽しい時間でした。
役員になってよかった。

今日は、三重県伊賀市の「モクモク手作りファーム」のイベント・里山桜まつりで絵本を読みます。
11時、13時、14時の3公演。野外で絵本ライブです。
モクモク手作りファームは、県内、県外から、た~くさんの人が訪れます。
ちょうど今は、ファーム内では、里山桜が濃いピンク色に咲き誇っています。
そして、ぼくの絵本ライブには、伊賀市内の保育園や幼稚園で知っている子も来てくれたり、しんちゃん初体験の子も来てくれました。
野外の広場が、絵本で、笑顔と笑い声に包まれました。

実は、ぼくは通常、屋内でやることがほとんどで、イベントよりも、授業とか保育時間の中でやることが多いのですが、今日は屋外のイベントです。
これは、不確定な要素が多いので、とても大変ではあるのですが、スタッフの皆さんや来ていただいたお客さんのおかげで、とっても盛り上がりました。

びっくりしたのが、兵庫県と大阪にいる姪っ子夫婦と甥っ子夫婦が、子どもを連れて来ているではないですか。
びっくり。本人たちも「しんやにいちゃんや!」とびっくり。偶然なんです。
こういう偶然があるんですね。
姪っ子夫婦と甥っ子夫婦には、初めて、ぼくの仕事っぷりを見てもらえました。


ファーム内では、ブタくんが散歩しています。


ミニぶたショーもあります。


これはしんちゃんショーです。


小学生になった子が、ぼくの大好きなものを持って会いに来てくれました。


太鼓のショーでは、伊賀市の知っている子やお母さん方が登場。

明日27日(日)と29日(火)もやりますよ~!



ブックドクターしん

2014年4月25日金曜日

中学校PTA総会

地元・菰野中学校のPTA総会です。
今年度、PTAの役員なので、お昼前から学校で準備です。
滞りなくPTA総会は終わりました。
その前後に、3年生の進路説明会や各学年に分かれての懇談会。

先生方の話を聞いていて、そこそこ勉強ができるかどうかは、生活習慣によるところが大きいなと感じました。
早寝早起きはもちろんのこと、毎日、短い時間でも宿題はちゃんとやる、ちょっとした家の手伝いをちゃんとやる、などが、ものをじっくり考えることにつながっていくのでしょう。

うちの坊主たち、宿題をやる前に寝てしまうので、早寝早起きではあるのですが…。


ブックドクターしん

2014年4月24日木曜日

滋賀県湖南市_オープンスペースれがーと

滋賀県湖南市のオープンスペースれがーとで絵本を読みました。
オープンスペースれがーとは、社会福祉法人グローが運営する福祉施設で、レストランもあれば、障碍者のための施設もあれば、子育て支援施設もあります。
今日は、子育て支援施設「つどいのひろば すくすく」で絵本を読ませていただきました。

今日は0歳、1歳がほとんどということでした。
この年齢に絵本を読むというのが、実はかなり難しい。
すぐに別のことに気がいき、みんなで絵本を楽しむというのは、なかなかできないんです。
なので、お母さん向けの話が中心になるかな、と思っていたのですが、ふたを開けてびっくり!
0歳、1歳の子たちが、じ~っとこちらに集中。
ちょっとした赤ちゃんの反応に、お母さん方全員が喜んだり、拍手が起こったり。
40分間、たっぷりと楽しませてもらいました。

お母さん方の一体感がすごいんです。
たとえば、ひとりの赤ちゃんが、絵本と同じフレーズをほんの少し口にしたら、もう全員がニコニコ顔で拍手。
お尻でスリスリしながら、ぼくの前を移動する子を見ては、みんなで大笑い。
いちごの絵本にハイハイで突進してくる赤ちゃんも登場。
会場は、終始、お母さん方の明るい笑い声に包まれました。

お母さんが一緒に楽しんでいる。子どもの反応を喜んでいる。
これが、一番、子どもたちが安心する環境なんですね。
だから、0歳、1歳でも、楽しめたのだと思います。
お母さん方から安心光線が、子どもたちを包んでいたのだと思います。
この子たち、しあわせだね。

実は、オープンスペースれがーとには、今回で3年連続で呼んでいただいています。
毎回、ここのステキな雰囲気には感心しています。
お母さん方が安心する雰囲気をつくられているスタッフの皆さんには頭が下がります。

終了後、施設内にあるレストラン「がむしゃら」で昼食をいただきました。
昨年も、一昨年も誘っていただいたのですが、時間に余裕がなくて残念でしたが、今回は、レストランに行けました。
昼は、カレーバイキングです。
これが、おいしい!おいしい!
店内の雰囲気も、落ち着いた感じでとってもステキ。
このレストラン、また行きたいです。
湖南市に行かれた方は、オープンスペースれがーとの「がむしゃら」に、是非、立ち寄ってみてください。


お母さん方の安心光線が、子どもたちを包んでいます。


ブックドクターしん

2014年4月23日水曜日

とよたかずひこさん

ももんちゃんシリーズで有名な絵本作家・とよたかずひこさんにお電話。
とよたさんとは、3年ほど前に、保育士さんの講演会でご一緒しました。
第一部の講師がぼく。第二部の講師がとよたさんでした。
終了後、一緒に飯を食ったのですが、とっても話が弾んで、すっごく楽しいひとときでした。
それ以来、ファンになりました。

そして、今日はちょっと相談事があって、思いきってとよたさんに電話をしました。
お忙しい中、3年ぶりだというのに、とっても親身になってくださって、適切なアドバイスをいただきました。
ほんとにありがたいです。
大ファンになりました。


ブックドクターしん

2014年4月22日火曜日

絵本コーチング「絵本コーチングマラソン」

絵本コーチングの講座2日目は「絵本コーチングマラソン」。
絵本コーチングは、どんなものかを、参加者とワークショップをしながら味わう講座です。
講師は村田あやみさんです。

昨日に引き続き、受講者という立場は、本当に新鮮です。
正直、受講者という立場を、ぼく自身が受け入れられるかどうか不安もありました。
なんせ、自分が納得しないと体が動かないという頑固者ですから。
ところが、意外にすんなりと受講者の立場になり、その新鮮さを楽しむ余裕もありました。
これも、講師の村田さんが、一方的な引っ張り方ではなく、ファシリテーターに徹してくださったおかげだと思います。

新鮮といえば、朝の満員電車に揺られて名古屋に行くのも新鮮でした。
少し早い目に名古屋駅に着いたので、地下街を散策。
朝の8時台に、いくつかあいている店があります。
コーヒーショップ、パン屋、写真屋、なんとCoCo壱番のカレー屋さんもあいていました。
観察してみると、それぞれ理由がありました。
コーヒーショップは説明の必要もないですが、パン屋は昼食用のパンを買う人。写真屋は証明写真があるからですね。
そして、カレー屋は、朝からカレーを食べる人はいませんでした。しかし、カレーパンを売っているのです。昼食用に買って行く人がいました。
ちゃんと、それぞれのお店がニーズに合わせて動いているんですね。
ぼくの仕事は、ニーズに合っているだろうか、なんてことを考えるヒントになりました。

階段も新鮮でした。
階段を上るときに、目の前に女性の脚がニョキッと見えると、目のやり場に困りました。
自然に目に入ってくるのですが、なんだか覗いているように見られないかと思ったり。
かといって、自分の足元ばかりを見ているのも、とても不自然でした。
男性陣は、どこを見て階段をのぼっているのだろう。

環境がいつもと違うのに比べて、昨日に引き続き、2日目ということもあって気持ちに余裕があるのか、どれもこれもが、とても新鮮にうつりました。
まるで、未開の地の人が、突然、大都会に出てきたような感じかも。

そしてなんと、講座では、ある絵本を元に、立場を変えて見てみるというワークショップをやったのですから不思議ですね。

新鮮! 新鮮!


ブックドクターしん

2014年4月21日月曜日

絵本コーチング「大人のための絵本の講座」

昨夜、家族みんなで1週間遅れのぼくの誕生日パーティをしてくれました。
子どもたちが、晩ご飯を作ってくれました。
写真の赤い矢印のバケツに入っているものは、ぼくの大好きなプリンです。
バケツで食いたかったんだ!
お腹も心も、満腹です。




さて、今日は、名古屋で行なわれている絵本コーチングの講座「大人のための絵本の講座」を受講しました。
講師は、坂本誉子さん。絵本コーチングの代表の方です。
実は、ぼくは今まで滅多に人の講演を聴いたり、セミナーを受講したりすることがありませんでした。
人から学ぶよりも、自分を掘り下げて発見する、ということを大事にしていたからです。

おかげで、ぼくの講演や読み聞かせの技術は、ぼく独自のものが確立されつつあると思っています。
しかし、振り返ってみると、オリジナリティにこだわるあまり、排他的になっているところもあったのでは、と今になって反省もしています。

そして、今さらながら、他の人がやっていることにも興味がわいてきました。
ちょっとは素直になってきたのかな。

「大人のための絵本の講座」は、坂本先生の柔らかい語り口で進められ、参加者の方々それぞれが、絵本を通じて、自分自身を見つめる機会となったようです。
少なくとも、ぼくはそうです。
そして、講座の内容はもちろんですが、絵本関係の講座を初めて受講したぼく自身を評価したいと思います。
とっても新鮮な空気でした。


ブックドクターしん

2014年4月20日日曜日

三重県桑名市_子どもアイデア楽工

午前中、地区の用水路そうじに参加。

午後からは、三重県桑名市多度の「NPO法人子どもアイデア楽工」で講演。
子どもアイデア楽工は、廃校となった旧多度西小学校を活用した「遊びながら学ぶ」能動体験型学習塾です。
代表の山上さんとは、ひょんなことから知り合い、お互いに目指している方向が同じということで意気投合し、今回の講演会に至りました。
今回は、大人の方々向けの講演です。
参加していただいた方々とは、直接的、間接的に、どこかでつながっているということがわかり、とても不思議な感覚でした。
午前中の講師の方とも、初対面にも関わらず、つながっているのでした。
人のご縁というのは、本当に不可思議なものですね。

出会った様々な人たちと、それぞれのフィールドでお互いがプラスになる接点をさぐりながら、一緒にワクワクするようなことができればいいなと思っています。


今日は赤のニッカボッカで登場。


終了後、スタッフの方とコーヒータイム。楽しいひと時でした。


ブックドクターしん

2014年4月19日土曜日

三重県菰野町_菰野町ボランティア連絡協議会

菰野町ボランティア連絡協議会の総会後の講演会において、『笑顔の底力』という演題で講演をさせていただきました。
講演会には、会員以外の方々の参加もOKだったので、続々とたくさんの人が来てくださいました。
講演の内容は、演題の通り、ぼくがいつも子どもたちから感じている『笑顔の底力』について、ぼくの体験談と思いをお話しさせていただきました。
加えて、「ボランティア」についても若干、お話しさせていただきました。
ボランティアというと、日本では「奉仕活動」「無償」というイメージが強いですが、本来は「自発的」という意味合いがとても強いんです。
そんな話も交えながら、日頃、ボランティアの活動をされている方々が、より一層、意義を感じて取り組めるような話になるように心掛けました。

そして何よりも、何人かの方々と新たにお知り合いになれたことがとてもうれしいです。
いろんな方々と接点をさがしながら、つながりを強めていけたらいいな。
皆さんとともに、菰野町のステキな町づくりに参加できたらと強く思います。

今日の講演会では、縁の下の力持ちとして、がんばってくださったのは、スタッフの方々はもちろん、要約筆記の方々、手話の方です。
ありがとうございました。


た~くさんの方々が参加してくださいました。


要約筆記の方々、手話の方も、がんばってくださいました。


陸前高田の子どもたちの笑顔も見ていただきました。

午後は、四日市市に絵本作家の長谷川義史さんが来られているので、ご挨拶にうかがいました。
一年ぶりの再会です。
長谷川さんは、あれだけたくさんの絵本をハイペースで出されていながら、ワンパターンにはならず、高いクォリティをずっと保ち続けておられます。
すごい人です。
6月にも新刊が出るそうです。楽しみです。


ブックドクターしん

2014年4月18日金曜日

ホームページ変更中

ほがらか絵本畑のホームページを変更中です。
今月中には、変更できると思います。
といっても、デザインは変更しません。文言を変更します。
ドメインも変えます。

というのも、当初はおぼろげであったことが明確になってきたり、スポットを当てるところを変更する時期に来ていたりするからです。
また、先月、ちょっとした違和感について、仲間とディスカッションしているうちに、はっきりとこれからの方向性が見えてきました。
それに伴ういろいろな取り組みも、同時に進めていますが、やれることから手当たり次第にやっていきます。
お楽しみに!


ブックドクターしん

2014年4月17日木曜日

恩返し

伊賀市の保育園をまわり、ご挨拶とともに、いくつかのご提案をさせていただきました。

実は、伊賀市の保育士さんと子どもたちに、ぼくは育ててもらいました。
10年ほど前、この仕事を始めた当初に、伊賀市の保育園・幼稚園が、毎日のように読み聞かせや講演の依頼をしてくださいました。
ほぼ毎日のように、40園近くある伊賀市の保育園、幼稚園のどこかが呼んでくださるのです。
子どもたちや保育士さんはもちろん、多くの保護者さんとも知り合いになりました。
例えば、郵便局に行くと、窓口の人から「しんちゃん、今日はどこで絵本を読むの?」と聞かれたり、コンビニのレジで「あらっ、今日も絵本を読むのね」。また、市内の道路で信号待ちをしていると、隣の車線に止まった車から手を振ってくださることもたびたびでした。
この仕事を始めたばかりの、まだまだ未熟だったぼくに必要なものは、現場でした。
とにかく、現場で多くのことを試行錯誤することです。
そんな場を、毎日のように与えてくださったのが、伊賀市の皆さんです。

あれから10年近く経ち、ほんの少し成長したかもしれないぼくにできることは、ぼくが身につけたものを保育士さん、保護者さんに還元することです。
そのことが、より多くの子どもたちが笑顔になるきっかけになると思っています。

ようやく恩返しができるかな。


ブックドクターしん

2014年4月16日水曜日

元気満々!

昨夜、東北から戻ったばかりだけど、元気満々!
陸前高田・車屋のおいしい料理のおかげだな。

朝からワクワクしながら仕事をしました。
作業もあれば、企画もあれば、打合せもあります。
特に、新しい企画はワクワクしますね。
未来の姿を想像すると、興奮します。
これも、車屋のおいしい料理のおかげかな。


ブックドクターしん

2014年4月15日火曜日

三重に帰還

早朝、陸前高田を出て、三重に向かいます。
夜、順調に三重にたどり着きました。

今回の同行者は嫁さんです。
嫁さんは、去年の今頃、陸前高田に行って以来、2度目です。
以後、テレビでの陸前高田に関する番組は、ぼくが何も言わなくても、ことごとく録画してくれています。
そして、今回の同行では、大事な打合せの現場にも同席。
表には出ない地味な活動も、共有できたと思います。
何よりも、ひとりの遠征の場合、緊張が途切れることはなかなかないのですが、嫁さんが一緒だと、緊張と弛緩のバランスがとれます。

今回も実り多い遠征となりました。


ブックドクターしん

2014年4月14日月曜日

第38回東北遠征レポート(2014年4月14日・陸前高田)

早朝に盛岡を発ち、陸前高田に向かいます。
まずは、市役所で、部長さんに時間をとっていただき、今夏、計画している「陸前高田市・菰野町 保育研修ツアー」の打合せを行ないました。
陸前高田市の保育士さんに菰野町に来ていただき、交流および研修を行ないます。
現在、菰野町では、有志の保育士さんでつくった実行委員会で準備が進んでいます。

打合せ終了後、部長さんが新任の職員さんを紹介してくださいました。
なんと、2年前、陸前高田で行なった1万冊の絵本摘み取りフェアのお手伝いに駆けつけてくれた、岩手大学・少林寺拳法部の方だったということが偶然、わかりました。
陸前高田出身ではないですが、あのときの活動がきっかけとなって、陸前高田で仕事をしたいと思ってくれたみたいです。
部長さんもびっくり。ぼくもびっくりです。

その後、9園すべての保育園をまわって、ご挨拶をしたり、打合せをしたり。
また、昨年度、陸前高田市と菰野町のいくつかの保育園で、「園児ベジコン(ベジタブル・コンテスト)」という大きなキャベツを作るコンテストを行なったのですが、今年度は範囲を広げて行なうので、そのご案内もさせていただきました。
さっそく、参加申し込みの声があがりました。
楽しいことは、みんなでやれば、もっと楽しくなりますからね。
そして、今年度は先生方の方から、「こういうことをやりたいんだけど」というご相談を受けることも多くなってきました。
とってもいいことですね。

小友保育所にうかがったとき、数日前がぼくの誕生日だったということを聞いた園長先生が、放送で「しんちゃんの誕生日なので、みんなで歌をプレゼントしよう。廊下に出てきてください」と言うと、なんと、すぐに廊下に集まってきて、ハッピーバースデーを歌ってくれました。
とってもうれしかったのとともに、1回の園内放送で、すぐに子どもたちが集まる状況に感心することしきりです。すばらしい!

陸前高田に来るのも、今年度で4年目に入りました。
今年度は、さらに新たなフェーズに入れるように考えています。
もっと、もっと、みんながハッピーになれるフェーズです。
ワクワクします。


小友保育所の先生とパチリ!


子どもたちが、ハッピーバースデーを歌ってくれました。感激!


陸前高田に来ることになった原点・神田ぶどう園は、模様替えをしてさらにステキに。

また、キャピタルホテル1000のオープン時に、三重県木曽岬町の園長先生が、観葉植物をプレゼントされたのですが、きれいにロビーに飾られていました。
キャピタルホテルの支配人が、とっても喜んでくれていました。
木曽岬町の園長先生は、2013年の保育交流ツアーに参加してくださった人です。それ以後、いろんな形で、陸前高田と接点を持たれています。
ぼくは、間に入っているだけですが、とってもうれしいですね。


三重県木曽岬町の観葉植物が、ロビーにきれいに飾られています。


夜は、車屋酒場で、おいしいコロッケを満喫。
しあわせ~。



ブックドクターしん

2014年4月13日日曜日

第38回東北遠征レポート(2014年4月13日・盛岡)

早朝、三重を出て東北に向かいます。
今回は、陸前高田からさらに北上し、一気に盛岡まで行きます。
盛岡では、昨年、お世話になった少林寺拳法・岩手県連盟の若手の先生方とお会いしました。
少林寺拳法の現場で、絵本を使って教えを伝えることについて、あれこれとご提案をさせていただきました。
といっても堅苦しい話ではなく、飲みながら、食べながら、再会を喜び、少林寺拳法談義と絵本談義に花が咲き、お互いの熱い思いを確認しあうことができました。
とっても充実した、濃い時間でした。
日曜日だというのに、お集まりいただき、ありがとうございました。


再会を喜び合います。


居酒屋で絵本を読みます。


少林寺拳法の熱い仲間です。


明日は、早朝から陸前高田に移動。
各保育園に新年度のご挨拶と、夏の保育研究ツアーの打合せです。
夜はコロッケ、食べに行こうかな。


ブックドクターしん

2014年4月12日土曜日

誕生日

今日、ぼくの誕生日です。
フェイスブックには、た〜くさんのメッセージをいただきました。
ありがとうございます。
52歳になりました。

誕生日は、これまでのことを振り返ったり、これからのことを考えたり。
ちょっと特別な日になりますね。
死んだおやじが52歳のとき、ぼくは何歳だったんだろうと気になりました。
20歳だったんですね。大学3年生です。
少林寺拳法部の幹部として、体育会会長として、脳みそまで筋肉になって息巻いていた頃です。
あの頃、おやじはどんな思いで仕事をしていたんだろう。どんな思いで家族に接していたんだろう。
そんなことをふと思いました。


ブックドクターしん

2014年4月11日金曜日

東京出張

今日は、東京日帰り出張です。
打合せがメインで、絵本をたくさん持っていく必要はないので、久しぶりに新幹線で移動。

打合せの現場は、偶然にも、今の事業を始めたときの事務所の近くです。
スタートは、東京に事務所を構えていたんです。
とても古くて狭い雑居ビルですが。

あの頃は、勢いだけで毎日を過ごしていました。
あれから11年。
当時とは違ったワクワク感を求めて、毎日を過ごしています。
少しは成長した・・・かも。

打合せ終了後、小腹がすいたので、うどん屋さんに入りました。
360円の生醤油うどんを頼みました。
今はやりの、丸亀製麺とかと同じシステムです。
しかし、丼の中に入っているうどんの量にびっくり。
肉まんくらいです。
3口で終わりました。
う~ん。


ブックドクターしん

2014年4月10日木曜日

車ごしの読み聞かせ

昨日から、伊賀市の保育園にご挨拶まわり。
久しぶりにお会いする先生方は、とっても喜んでくださいます。
絵本を読みに行っている保育園では、子どもたちが園庭のはじっこから駆け寄ってきて喜んでくれます。
そして、何よりも、園長先生、主任先生方と、保育園で困っていることに対して、ぼくらがどういうサポートができるかという話し合いができる園が増えてきたことは、とってもうれしいし、ありがたいことです。
子どもたちが、安心しておはなしの世界で遊べるよう、全力でサポートさせていただきます。

ところで、昨日の夕方、車を運転していて、前の車を見ると、保育園帰りなのか、後部座席から園服を来た子がすぐ後ろで運転しているぼくに手を振ってくれています。
きっと、ぼくが絵本を読んだ保育園の子ですね。
信号で止まったとき、ぼくは、車に積んであった絵本を取り出して、前の車の子に絵本のページを繰って見せてあげました。
もう、大興奮です。
車ごしに絵本を読んだのは、初めてです。
楽しかった~。


ブックドクターしん