これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2013年2月28日木曜日

三重県津市_高野保育園

三重県津市の高野保育園で読みあそびライブ&講演。
保護者の方々が先に会場に集まり、その後、子どもたちが入場。
保護者さんの様子を見ていると、なんだかいい感じです。
そして、読みあそびが始まると、子どもたちはもちろん、保護者の皆さんも、ステキな笑顔で喜んでくださっていました。
この一緒になって楽しむ雰囲気が大事なんです。これが、子どもたちが安心できる雰囲気ですからね。
子どもたちは、大興奮で大喜びの一方、じっくりとおはなしを堪能してくれます。
子どもたちの周囲から見守っている保育士さんたちも、ステキな表情でした。
たっぷりと、読みあそびを堪能したあとは、保護者さんへの講演。
ぼくの講演の持ち時間は、75分だったのですが、90分と勘違いしていたんです。
でも、園長先生は、とても柔軟に対応していただき、おかげさまで、90分、じっくりとおはなしをすることができました。
講演終了後の、保護者の皆さんのスッキリしたやさしい表情を見ていると、うれしくなりますね。
今夜は、それぞれの家庭で、いっぱいしあわせな時間が生まれるぞ。


この一体感が、心を解放してくれるんですね。

今日は、保護者さんに絵本をおすすめするために、新人スタッフのりょうすけが同行。
随分と気が利くようになりました。着実に力をつけています。
こういう姿を見れるのは、うれしいね。

さらに、今日は、前回、「ブックドクター入門セミナー」にご参加いただいた方が、見学に来てくださいました。
こういう人は、ベリー•ウェルカムですよ!
セミナーだけでは伝えられないことも伝えることができるし、何より、そのやる気がうれしいじゃないですか。
同志が、またひとり増えました。

帰り際、園長先生がお土産をくださいました。
お米、ブラックコーヒー、動物ヨーチ。
ぼくの大好きなものです。3種の神器ですぞ!
うれしいですね。
何が一番うれしいって、ブログを見てくださっているということです。


夜、「CDほがらか便り」3月号の収録。
3月号も楽しいぞ!


ブックドクターしん

2013年2月27日水曜日

三重県名張市_名張西保育園/伊賀市_ふれあい教室

午前中、三重県名張市の名張西保育園にうかがいました。
3,4,5歳児クラスに読みあそびライブのあと、保護者さんに講演です。
元気な子たちです。
いろんな子がいます。
いろんな子たちの、いろんな思いを、一瞬で感じて受け止めます。
そして、楽しい時間を提供させていただきました。
先生方が、とても熱心でステキですね。
後半は、保護者さんへの講演。
参加人数は少なかったですが、大勢でも、少なくても、来てくださった人たちに、しあわせになるための種をプレゼントするつもりで、思いをまっすぐに伝えます。
どうか、その種を育てて、しあわせを実感してください。


元気な子たちが、ぼくの相手をしてくれます。


みんなでメケメケダンスも「おどります」


保護者さんには、しあわせになるための種をプレゼント。

午後、三重県伊賀市のふれあい教室にうかがいました。
ここに通う子たちに、先生方は、とってもていねいなケアをされています。
ぼくは、今日は、この子たちに、何かを教えるつもりは、まったくありません。
ただ、ただ、楽しい時間を過ごしてもらって、「こんなに楽しそうな大人がいるんだ」と思ってくれたらうれしいな。
そして、ぼくが最後に紹介した本は、マンガ。
今、ぼくが夢中になっている『岳』を紹介しました。
ぼくは、ただ、ただ、このマンガが好きなんだな。
ふれあい教室に、『岳』全18巻が並ぶ日も、そう遠くないと思います。



生きてることは、けっこう楽しいもんだよ。

ブックドクターしん

2013年2月26日火曜日

岐阜県岐阜市_若葉第一幼稚園

岐阜県岐阜市の若葉第一幼稚園にうかがいました。
前半は、全園児に読みあそびライブ。後半は保護者さんに講演。
全園児は、440名です。
大きなホールが、ギュウギュウ状態。
そのギュウギュウ状態の子どもたちが、大興奮の大喜び!
3歳児クラスの子たちは、知らない間に、ジワジワとぼくとの間合いが詰まっていきます。
興味のあることには、自然と体が動くんだね。
ここの幼稚園のすごいところは、これだけ大人数でも、ちゃんと「間」ができるんです。
だから、大盛り上がりもするけれど、じっくりとも聞けるんですね。
しかも、3歳児クラスの子たちは、ジワジワと間合いが詰まっていっても、ある一定の距離からは保たれているんです。
自分の方を向いてほしくて、ぼくのところまで来る子は皆無です。
ちゃんと安心感を元にした規範ができているんですね。
すばらしい。

後半は、希望者を募って集まっていただいた保護者さんに講演。
限られた時間でしたが、ぼくの思い、願いを込めて、おはなしをさせていただきました。
お母さん方の表情を見ていると、心に届いたかな、と思います。


ステキな440名の子どもたちです。


保護者さんには、本気の思いをお伝えします。

実は、今日の講演について、主催者と仲介者、ぼくの3者間で、ちょっとした行き違いがあって、ズレが生じていました。
このズレをそのままにしている人がほとんどなのですが、ぼくは、そのままにしないんです。
ズレていることを、見てみないフリしていると、次のステージに行けないんです。
だから当日、できることは、そのズレをお互いがちゃんと認識すること。
早い目に行って、そんな作業をやっていました。
この作業には覚悟が必要です。まっすぐな気持ちも必要です。
でも、そのおかげで、お互いに、大いに分かり合うことができました。
だから、子どもたちにも、保護者さんにも、喜んでいただけたのだと思います。
よかった。


ブックドクターしん

2013年2月25日月曜日

婦人会の旅行

今日は、ぼくの住む地区の婦人会の旅行の日。
ぼくは、組頭という役をさせていただいているので、婦人会の皆さんをお連れします。
地区の皆さんには、とってもよくしていただいて、お世話になっています。
この旅行では、たっぷり楽しんでいただこうと、女性の目から見た意見もほしく、嫁さんの知恵を借りて企画したのが、神戸の一流ホテルでのランチバイキング。そして、神戸港を船でクルージングしながら、スイーツを食べてのティータイムのティークルージング。
どちらも、とても喜んでいただけました。
よかった。
皆さん、これからもよろしくお願いします。


ブックドクターしん

2013年2月24日日曜日

助けてもらいました

夜、事務所に戻ってから、車の荷物を入れ替えていました。
雪が降っていたので、狭いたんぼ道で車をUターン。
雪が積もっていたので、道だと思っていたところは畑のぬかるみ。
スタックしてしまいました。
なかなか抜け出せないでいると、向こうから懐中電灯をもったおじさん登場。
「犬がなくから、何かと思った。ほがらかさんか!軽トラで引っ張ったろ」
そう言って、雪で濡れた道にはいつくばって、ロープで縛って引き上げてくれました。
人のお世話になると、謙虚な気持ちになりますね。
おじさん、ありがとうございました。

奈良市_奈良市学童保育連絡協議会

朝から、ぼくの住む地区の副区長選挙。
組頭という役を仰せつかっているぼくは、スタッフとして出動します。
みんなとワイワイやりながら、地区のことをやっていくのは、けっこう楽しいものです。

途中で、嫁はんと交代してもらい、ぼくは、たいちと一緒に、雪の中を奈良に向けて出動。

奈良県奈良市の奈良市学童保育連絡協議会の「語るつどい」で講演をさせていただきました。
たくさんの皆さんが、集まってくださり、役員さんたちは、準備に一所懸命です。
2時間、たっぷりとおはなしをさせていただきました。
ぼくが、この10年で子どもたちから学んだこと、そして、仕事、家庭、学童保育と、日々、がんばっている保護者さんにエールを送れるような話をさせていただきました。
多くの人に喜んでいただけたと思います。
元々、今日の会は、ぼくをずっと以前から知ってくださっている人が、紹介してくださったのが、ご縁となっています。
とっても、ありがたいです。
終わってから、参加者の皆さんと話をしていると、数年前に講演をさせていただいた保育園の保護者の方々もけっこうおられました。
チラシには、ぼくのことを「三浦伸也さん」と書いていたので、「しんちゃん」とは知らなかった人もおられました。
子どもが、ぼくの写真を見て、「しんちゃんや!」と言って、気づかれた人も。
その子も、小学校の4年生や5年生になっているんです。
4年も5年も経っているのに、保育園で出会った、ぼくのことを憶えていてくれたんですね。
うれしいですね。

今夜は、奈良市で、あったか~くて、やさし~い時間を過ごす家庭が多いぞ。


みんなの心が解放されますように。



ブックドクターしん

2013年2月23日土曜日

三重県伊賀市_比自岐保育所/玉城町_保育所職員研修

午前中、三重県伊賀市の比自岐保育所で読みあそびライブ&講演。
比自岐保育所は、園児10名強の小さな保育所です。
数年前にもうかがいましたが、その頃から比べても、かなり人数は減っています。
小さな保育所は、大きな保育所にはない大変さがあります。
絵本を読むのも、少人数だから、やりやすいということはないんですね。少人数なりの難しさがあるんです。

さて、今日はどんな子たちとの出会いがあるかな。
初対面の子たちも、一瞬で、にこにこ顔。
よかった。
あとは、親子でたのし〜い時間を過ごしてもらいました。
その後の保護者さんへの講演は、これまた少人数の特別バージョンで行ないました。
おはなしの大事さを、じっくりとおはなしさせていただきました。
おはなしの大事さは、日本中に広めたいと本気で思っています。


少人数で、親子で、たのし〜い時間になりました。
午後は、三重県玉城町で、保育所職員研修。
玉城町の保育園は、これまで何度もうかがっていますが、保育士さん向けの研修は初めてです。
そして、玉城町からは、「被災地保育交流ツアー」に、園長先生が2名も参加してくださっているんです。
さらに、「ブックドクター入門セミナー」にも参加していただいています。
だから、会場の空間づくりは、完璧です。お見事。
表情豊かで、やる気がにじみでている先生方ばかりです。気持ちいいですね。希望がありますよね。
玉城町の先生方の、もうひとつの特徴は、園長先生と主任先生の壁が、極めて低いこと。お互いに、冗談を言い合える関係です。
終わってからの職員室でのティータイムでは、園長先生と主任先生のやりとりを聞いていると、普段は、人を笑わせているぼくが、腹を抱えて笑ってしまいました。
風通しがいいんですね。これでなくっちゃ!


ステキな表情の先生方です。


一体感があるんです、玉城町の先生方は。


ブックドクターしん

2013年2月22日金曜日

三重県伊賀市_柘植第二保育園/鈴鹿市_石薬師小学校

午前中、三重県伊賀市の柘植第二保育園で読みあそびライブ。
前半は、0,1,2歳児に。
最初は、緊張気味だった乳児も、途中からにこにこ顔。
うれしくなって、興奮しすぎる子たちが増えてくると、場所を移動しながら絵本を読んだり、あの手この手で楽しんでもらいます。
後半は、3,4,5歳児。
久しぶりなので、みんな、待ちに待ったという感じで、まってくれていました。
子どもたちの反応を観察しながら、全体の空間に、安心感をもたらせられるように進めていきます。


いろんな読み方をします。(0,1,2歳)


安心感があるからおはなしの世界であそべるんですね。(3,4,5歳)

午後、三重県鈴鹿市の石薬師小学校にうかがいました。
全校生、約400名を2回に分けて、おはなしをしました。
前半は、1,2,3年生。
後半は、4,5,6年生。
どちらの会も、その場に応じたメッセージを込めたおはなしをしました。
学内に入ったときから、休憩時間の子どもたちの姿、先生方の対応など、アンテナをびんびんに働かせて、その学校の空気感を感じ取ろうとします。
そのために、ズケズケと先生方に、質問をしたりもします。
だから、ぼくは、お客さんではなく、パートナー的な感じで呼んでいただくのが、双方にとって、また子どもたちにとっても、いいのでしょうね。


素直!(1,2,3年生)


各学年でカラーが違うね。(4,5,6年生)



ブックドクターしん

2013年2月21日木曜日

三重県伊賀市_神戸保育所

朝、窓を開けたら、雪!
ぼくの町•菰野町は、冬は雪がよく降ります。
いつもの景色だけど、ちょっとうれしい。

午前中、三重県伊賀市の神戸保育所で読みあそびライブ。
前半は、3,4,5歳児に。
終始、大笑いの、大盛り上がりでした。
後半は、乳児クラスと未就園児親子。
窓の外では、工事中のユンボが動いています。
途中、それに気づいた子が、「ユンボ!」と叫びました。
ぼくは、全員を引き連れて、窓際い行き、間近でユンボ見学。
みんなで、ユンボのおじさんに手を降りました。
ぼく、絵本を読むことに固執してないからね。
ユンボ見学に満足したら、元の場所に戻って、ユンボと叫んだ子に聞きました。
「ユンボとしんちゃんと、どっちが好き?」
その子、なんて答えたと思いますか。
「アンパンマン!」
こういう反応、大好き!


年長クラスには、小学校での楽しみ方も伝授。


お母さん方には子育てライフの楽しみ方も伝授。
夕方、午前中と同じ三重県伊賀市の神戸保育所で絵本ワンポイント•アドバイス。
絵本だけではなく、日頃の保育の話になります。先生方は、ほんとに熱心です。
この影の努力を、想像できる保護者さんでありたいですね。

夕方までの時間、事務所に戻る時間はないので、車中か喫茶店でパソコンを開き、仕事をします。
でも、今日はさすがに連日の強行軍の疲れがたまっています。
こういうときは、車中で寝ます。
寝たら、復活!……するかな。


ブックドクターしん

2013年2月20日水曜日

三重県鈴鹿市_すずか幼稚園

夜中の2時頃に、陸前高田から戻ってきました。
目があいたら朝、新たな一日が始まります。

片付けないといけない仕事を、優先順位を間違わないように、次々と片付けていきます。
午前中しか時間がとれないので、優先順位を間違うと、えらいこっちゃ。

午後からは、三重県鈴鹿市のすずか幼稚園で、保育者のためのブックドクター養成セミナー2回目。
1回目のセミナーは、1ヶ月前。
この1ヶ月の間に、実践していただき、レポートを書いていただきます。
そのレポートを事前に読んだうえで、今回2回目の流れを組み立てます。
レポートに書かれていることの内容からだけではなく、その背景にあることも感じとりながら読みとっていきます。
けっこう手間のかかる作業ですが、ひとりでも多くの人に、ちゃんと伝えたいんです。
1回目は、「ブックドクターの技術を伝える」ことに対して、2回目は、「心の扉を開くワークショップ」です。
先生方の心の中に、手さぐりで、ソ~っと分け入りながら、ゆっくりと扉を開かせていただきます。
扉を開くのは、あくまで自分自身です。
扉を開くきっかけを作ってくれるのは、先生方同士。
つまり、主役は受講された先生方で、ぼくではありません。
日頃から、いい関係が築かれているのでしょう。
あるいは、個々人がとても素直なのでしょう。
さわやかな風が流れて、心の扉が次々と開いていきました。


主役はぼくではありません。


先生方自身が主役です。


みなさん、とってもスッキリした感じ。

先生方の素直な心の動きに、感動しました。
こういう人たちと同じ空間にいると、魂が揺さぶられます。

毎日、こんなに感動してばかりでいいのかなあ。
ぼく、しあわせ。


ブックドクターしん

2013年2月19日火曜日

第24回東北遠征レポート(陸前高田 2/18,2/19)

●第24回東北遠征レポート1日目(2/18 陸前高田)

早朝、一関の宿を出発。
ぼくが陸前高田に来るときは、たいてい雪なのに、今日はいい天気。
道路も、雪がなく、普通に運転できます。順調、順調。

今日は、「希望の笑顔プロジェクト」の写真撮影最終日。
ぼくが、読みあそびをしているときの、子どもたちの笑顔を写真撮影し、フォトムービーにして、保護者さんたちにお配りするというプロジェクトです。
陸前高田市の10園で行なう計画で、今日の高田保育所が最後となりました。
高田保育所は、2年前、ぼくが陸前高田で絵本を読んだ、最初の園でもあり、とても感慨深いものがあります。

今回は、0,1,2歳児、3歳児、4,5歳児の3回に分けて読みました。
どのクラスの子たちも、じっくりとおはなしの世界を堪能し、たっぷりと笑いました。
この子たちの素直さに、ぼくは、ウットリ。
と思ったら、サプライズがありました。
ぼくとの出会いを、子どもたちがおはなし仕立てで発表してくれました。
「ありがとうの花」というステキな歌も歌ってくれました。
子どもたちのメッセージが書かれた冊子もいただきました。
年長クラスの、ある子のメッセージには、「ぼくたちは小学校に行くけど、小さい子たちに絵本を読んであげて」というのもありました。
ぼくは、涙が次から次へと溢れてきました。
鼻水も出てきました。
挨拶の声が詰まって出てきません。
子どもたちが、ぼくにティッシュを手渡してくれました。
事務室に戻ったぼくは、しばらく放心状態でした。
ぼくの胸は、いっぱいになりました。


涙と鼻水で、顔をあげられません。


園長先生としみじみ、子どもたちのメッセージを見ます。


ありがとう。みんな、ありがとう。ほんとにありがとう。


高木先生、浅井さんと、この感動を共有できたことが、とてもうれしい。

午後、市役所で3/23,3/24の「希望の笑顔写真展」の会場下見&打合せ。
福祉課の担当の人が、とてもしっかりしてくれているので安心です。
おまけに、課長自ら、様々な機材をそろえてくださいました。
「希望の笑顔写真展」は、100パーセント、いい会になります。

夜、神田ぶどう園のヒロちゃんとメシを食いました。
みんなで、夢を語り合いました。

この町は、もっともっと、ステキな町になる。

今夜の宿は、「鈴木旅館」にお世話になりました。


●第24回東北遠征レポート2日目(2/19 陸前高田)

朝、、鈴木旅館をあとにして、昨日、ご挨拶できなかった保育園をまわります。
ちょうど、子どもたちが登園してくる時間でした。
子どもたちは、口々に「あっ、しんちゃん!」とうれしそう。
保護者さんからは、口々に、「希望の笑顔DVD」のお礼の言葉をいただきました。
皆さんに、喜んでいただけたみたいで、ほんとにうれしいですね。
また、子どもたちが、「絵本を読んでくれてありがとう」と、絵やメッセージをいただいたところもあります。
そして、保育交流ツアーで、菰野町の保育士さんたちが、お世話になった保育園では、高木園長先生と、陸前高田の園長先生との間で、話が弾んでいました。
本当の交流ですよね。
関係が深まっていく様子を見ていて、とてもうれしく感じました。

最後に、もう一度、津波にのまれた旧市街地をひとまわり。
津波の被害を受けた建物の取り壊し作業があちこちで始まり、徐々に、さら地が増えてきたように思います。
どんな町ができるんだろう。


建物の取り壊し作業が進んでいます。


重機があちこちで活躍しています。

帰路は、海岸沿いの国道45号線を南下。
南三陸町の様子を見ながら、被害の大きさを改めて感じました。
そして、第1回保育交流ツアーでも立ち寄った、全児童の7割以上が亡くなった石巻市の大川小学校の慰霊碑で手を合わせました。
新しい未来を、創っていくことを誓いつつ。



三重に着いたのは、夜中過ぎ。
今回も、心震える遠征となりました。


ブックドクターしん

2013年2月17日日曜日

陸前高田に向けて出発!

早朝、三重県菰野町を出発。
岩手県陸前高田市に向かいます。
毎月1回の東北定期便です。
今回は、3人で移動。
菰野からは、保育園でいつもお世話になっている高木園長先生。
東京からは、ほがらか絵本畑の理事の浅井さん。
13時間の移動中、3人で冗談を言い合ったり、ディスカッションしたり、ワイワイガヤガヤしながらの濃い移動時間でした。
今夜は、岩手県一関市に宿泊。
明日の早朝、陸前高田に向けて出発します。


ブックドクターしん

2013年2月16日土曜日

三重県伊賀市_あやま子育て支援センター/菰野町_ころっころ

午前中、三重県伊賀市のあやま子育て支援センターで読みあそびライブ。
いつもは、平日に行なわれる場合が多いのですが、家族で参加してほしいという主催者の思いもあって、今回は土曜日に開催。
何人かのお父さんも一緒に来ていただいていました。
せっかくお父さん方が来てくださっているので、お父さん方にも、子どもたちの世界のステキさを、ちょっと味わっていただこうと思って、前に出てきて

もらいました。
そして、ぼくを含めて、4人で1冊の絵本を読みました。
いつもの男社会の雰囲気からすると、とても気恥ずかしかったと思いますが、とってもステキな笑顔で絵本を読んでくださいました。
一所懸命に働いているお父さんの姿もステキですが、時には、絵本を読んで、笑顔のお父さんもステキですね。

この地域には、ショーイチさんという頼りになる男性がおられます。
ぼくと出会ってから、絵本を読み始め、今では、小学校でも読み聞かせをやっています。
こういう人の輪が広がっていくといいですね。


絵本を見る側も楽しいけ…。


読む側も楽しいんだよ。

午後は、地元・三重県菰野町のカフェ「ころっころ」で読みあそびライブ。
ステキなログハウスで、楽しく、あったか~い時間を過ごしました。
来ていただいたお客さん、みんながファミリーっていう感じになります。
これは、ころっころの店主のお人柄ですね。
「ころっころ」に行くと、おいしいパンが食べられます。
「ころっころ」に行くと、おいしいコーヒーが飲めます。
「ころっころ」に行くと、おいしいランチが食べられます。
「ころっころ」に行くと、あったかい人に出会えます。


雪の中を来てくれて、ありがとう!


さあ、明日の朝から、陸前高田に向けて出発します。
3月に陸前高田で行う「希望の笑顔写真展」の準備もあるので、出発までに準備しないと。エッサ、ホイサ。


ブックドクターしん

2013年2月15日金曜日

三重県伊賀市_依那古保育所/助産師•林さん/新居保育所

午前中、三重県伊賀市の依那古保育所で読みあそび。
伊賀市は雪が舞っています。
依那古保育所では、今日は未就園児と保護者が集まる広場の日。
雪の中、たくさんの親子が集まってくれています。
乳児クラスの子たちと一緒に、読みあそびライブを楽しんでもらいました。
おかあさん、おとうさんの表情がいいですねえ。
皆さん、ニコニコしながら、子どもたちの反応を楽しんでくれていました。
いいね、この表情。子どもたちが安心するね。

続いて、3,4,5歳児クラスに読みあそび。
クラスのカラーが際立って異なっていて、興味深い空気感でした。
この時期は、どの保育園に行っても、春から小学生になる年長クラスの子たちを見ていると、キュンとなります。


未就園児のおかあさん、おとうさんの表情がステキ!


年長クラスは、春から小学生かあ。(しみじみ)

午後、助産師相談室「いのちのかがやき」の助産師•林みち子さんの講演を聴かせていただきました。
林さんは、先日うかがった伊賀市の保育園の保護者さんでもあります。
とてもステキな保護者さんです。
園長先生から、林さんがステキなおはなしをしてくださると聞き、機会があれば是非、聴いてみたいと思っていました。また、ぼくが企画しているセミナーでも話をしてほしいなあとも思っていました。
そんな折、林さんから、「伊賀市に来られているなら、大山田東保育園でお話をするので、よかったら」と声をかけていただきました。
これは、楽しみ!
今日は保護者を対象として、「乳幼児期からはじめる性教育 ~子ども達の笑顔を守るために~」というテーマでのお話です。
感動しました!
林さんの話を聴いた人は、みんな、子どもにも自分にも、やさしい目を向けることができるだろううな、と思いました。
ステキな助産師さんとの出会いでした。
うれしいな。


あちこちで引っ張りだこの助産師•林さん。

夕方、三重県伊賀市の新居保育所で絵本ワンポイント・アドバイス。
ここは、給食の先生も、とっても楽しみにしてくださっているんです。
今日も、部屋には給食の先生が一番乗り。
ぼくもノリノリで、絵本のお話をすることができました。
ここの先生方は、ぼくのアドバイスを受けるだけではなく、実際の保育の中で実践に一歩を踏み出してくださっています。
必ず、子どもたちは、今以上によくなります。
ぼくも、全力でサポートします。


ブックドクターしん

2013年2月14日木曜日

三重県伊賀市_壬生野保育園/名張市_国津保育所

午前中、三重県伊賀市の壬生野保育園で読みあそび。
定期的にうかがっている保育園です。
1,2歳クラスと3,4,5歳クラスの2回に分けて読みます。
インフルエンザがはやっていて、お休みしている子も多いです。
そういうこともあってか、人数がいつもよりも少ないということだけではなく、何だかいつもと雰囲気がやや違う。
様々なことの影響が、場に現れるんでしょうね。
もちろん、ぼく自身の雰囲気も、場に影響を与えます。
そんな中で、場の空気を感じ、流れを感じながら、進めていきます。
乳児クラスは、コミュニケーションの幅が広がったね。
幼児クラスは、すごい集中力だね。


1,2歳児。楽しみにしてくれていたんだね。


3,4,5歳児。みんなだけに秘密を教えてあげよう。
午後、三重県名張市の国津保育所で読みあそび。
山の中の小さな保育園です。
先生方のていねいな保育と自然の中で、子どもたちはノビノビしています。
こお保育園には「被災地保育交流ツアー」に参加された先生もおられます。
今日は、4,5歳児と2,3歳児の2回に分けて読みました。
子どもたちとの掛け合いは、もう反射神経で対応しているような感じで、気が抜けないですが、緊張感があって、とても楽しいです。


おはなしの世界にグイグイと入っていきます。


子どもは、天才的な演出家です。


今日は、あちこちの皆さんから、たくさんのチョコレート、その他のプレゼントをいただきました。
行った先々で。あるいは、事務所に送ってくださった方々も。
ありがとうございます。
何のお返しもできないけど・・・。
皆さんへの感謝の気持ちは、子どもたちに笑顔を届けることでかえさせていただきます。
ありがとうございました。


ブックドクターしん