三重県大台町の三瀬谷小学校でおはなし。
三瀬谷小学校は、友人でもあり、「絵本を読む人」仲間でもある、幸太先生のいるところ。
一緒に陸前高田に行った仲でもあります。
ヘアースタイルもぼくと似ている。
だからというわけではありませんが、とても思い入れの強い小学校です。
というのも、今回で3年連続、呼んでいただいているのです。
子どもたちが、素直な子が多い。
しかも、毎回、講演会のスタイルが違うんです。
全校生の子どもたちだけに話をしたり、保護者さんだけに話をしたり。
あるいは、子どもと保護者、一緒に話をしたり。
主催者のやる気と明確な意図を感じるので、やり甲斐があるんです。
そして、今回はフルコースです。
1,2年生、3,4年生、5,6年生の3回に分けて、3時間、ぶっ続け。
どの回も、子どもたちの様子も違うので、当然、話の内容も違います。
しかし、共通しているのは、どの学年の子たちも、この小学校の子たちは素直だということ。
だから、各学年の、年代に応じたおはなしができたと思っています。
特に、5,6年生は、大人向けの講演内容を、子ども向けにアレンジした形になったのですが、ほんと、じっくりと聞いてくれました。
そして、人権委員の諸君が、進行役をつとめてくれたのですが、どの学年の子たちも、ほんと、しっかりしている。
もうひとつ、共通していることがあります。
先生方が、教員という仕事を満喫しているといった感じでした。
給食も、子どもたちと一緒にいただきました。
3年生と一緒にいただいたのですが、みんな、喜んでくれて、よくしゃべること。
ひとりの女の子の話が印象に残っています。
「こ~んなにたくさんの給食を、3人で作ってくれてるんやで! たったの3人やで。すごいやろ!」。
何気ない会話だけど、ちゃんと調理員さんの人数まで知ってるんだ。うれしくなってくるね。
そして、各学年から、手づくりのステキな、ステキなプレゼントをいただきました。
1,2年生。身振り手振りでおはなしの世界に引きづり込みます。
3,4年生。頭にかぶったタオルが大きな意味を持つおはなしです。
5,6年生。じ~っくりと聞いてくれました。
全員、顔があがってるでしょ。
6年生からはお花(それぞれの家の花)、5年生からは歌のプレゼント。
ジ~ンときました。
今年も、ステキな三瀬谷小学校でした。
ブックドクターしん