これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2013年1月31日木曜日

三重県伊賀市_西柘植保育園/菰野町_聖マリアこども園

午前中、三重県伊賀市の西柘植保育園で読みあそびライブ。
ずっと以前から定期的に呼んでいただいている保育園ですが、今年度は、なかなかスケジュールが合わず、今日が1回目となってしまいました。
せんせいがたqも、子どもたちも、とても楽しみに待っていてくれました。

まずは、0,1,2歳児。
みんな、けっこう行儀いいんだ。
でも、ジリジリとぼくとの間合いが詰まって、最後は大喜びで「また来てね!」
続いて、3,4,5歳児。
こちらは、最初から盛り上がりです。
でも、ページをめくる際は、しっかりと間(ま)ができます。
おはなしの世界に入り込んでくれている証拠です。
楽しかった〜。


楽しいことには敏感に体が反応します。(0,1,2歳児)


待っていてくれたんだね。ありがとう。(3,4,5歳児)

午後、三重県菰野町の聖マリアこども園で、絵本ワンポイント・アドバイス。
今日でワンポイント・アドバイスは、2回目になります。
ひとりでも保育士さんが、おはなしの大事さや、絵本のおもしろさ、深さをわかっていただければ、そのクラスの数十名の子たちにフィードバックしてもらえます。
そんな保育士さんが、ひとりずつ増えていけば、おはなしの世界で遊べる子がいっぱい増えるぞ。


昨年末の12月2日に津市芸濃文化センターで行なわれた、津市学童保育研究集会で講演をさせていただいたのですが、担当していただいた役員さんから、参加者の方々のアンケートをまとめていただいたものがメールで届きました。
びっしりと文字が埋まっていて、プリントすると8枚にもなりました
この膨大な量を、ていねいにまとめてくださったことに、頭が下がります。
気合いを入れて読ませていただきました。
皆さんの感想は、講演がとても好評で、素直にうれしいです。
でも、それ以上に、子どもの見方、生活そのものを見つめ直してくださった方がとても多く、そのことが何よりうれしいです。
子どもたちが、今以上にしあわせになります。


ブックドクターしん

2013年1月30日水曜日

三重県大紀町_柏崎わかば保育園

昨日、陸前高田を出て、運転、運転、運転。
朝から三重で講演なんです。
途中、車中で仮眠をとり、再び、運転、運転、運転。
片手にブラックコーヒーを飲んでは、どうぶつヨーチをかじり、何とか、朝方に講演会場の近くまでたどりつきました。

三重県大紀町の柏崎わかば保育園にうかがいました。
去年もうかがった保育園です。
前半は子どもたちに読みあそび。後半は保護者さんに講演です。
とっても落ち着いた子どもたちです。おとなしいというよりも、子どもらしい落ち着きですね。
この落ち着きを、ずっと継続してもらいたいと思い、後半の講演では、子どもたちが一番安心することについて、お話をさせていただきました。
保護者さんも、とっても落ち着いています。
子どもたちに、保護者さんのステキな笑顔をたっぷりと見せてあげてください。


子どもたちも、保護者さんも、とっても落ち着いています。

先週の金曜日に三重を出発して、走行距離2500キロ。
あまり寝てないので、さすがに疲れましたが、読みあそび、講演のときは、スイッチが入りますね。
どんなに疲れていても大丈夫です。


ブルーの車が真っ白になりました。よくがんばった。

でも、疲れを残さないために、事務所でたまっている仕事を片付けて、今日は早くに寝ましょう。
おっと、その前に、日曜日からの地区の旅行の幹事の仕事があったっけ。
この旅行も、楽しみだねえ。


ブックドクターしん

2013年1月29日火曜日

第23回東北遠征レポート(陸前高田_米崎保育園)

昨夜の宿泊は、陸前高田市の鈴木旅館でお世話になりました。
そして今日は、岩手県陸前高田市の米崎保育園で読みあそびライブ。
今日も、「希望の笑顔プロジェクト」の撮影を兼ねていますが、米崎保育園は人数が多いので、事前にカメラマンのしげちゃんと綿密な打ち合わせを行ないます。

そして、まずは3、4、5歳児の子たちに読みあそび。
みんな、最初っから大興奮です。それに、以前に読んだ絵本をよ〜くおぼえています。
楽しい、楽しい時間でした。
先生方も大盛り上がり。


大興奮&じっくり。(3,4,5歳児)

続いて、0、1、2歳児の子たちに読みあそび。
0,1,2歳とが思えないくらい集中力がありました。
見事なくらい、間がちゃんとできました。
先生方が座っているポジションも、ちゃんと子どもたちが安心するポジションです。
お見事!


見事な集中力です。(0,1,2歳児)

終わってから、年長クラスの子たちが、自分たちで作った「鬼おにぎり」をもってきてくれました。
保育のプログラムもしっかりしていますねえ。
なにより、先生方に余裕を感じます。
だから、子どもたちが落ち着いているんでしょうね。


鬼おにぎり、もらった!

その後、カメラマンのしげちゃんと、3月の写真展にむけての打ち合わせを、ムダなく行ないました。

さあ、三重に帰ろう。
明日の朝は大紀町にいないといけない。
1000キロの道を、ドライブ、ドライブ。
長距離、長時間だけど、大丈夫。
昨日、神田ぶどう園のマキちゃんに、ブラックコーヒーとどうぶつヨーチをもらったもんね!


ブックドクターしん

2013年1月28日月曜日

第23回東北遠征レポート(陸前高田_小友保育所)

今朝は雪は降っていません。ホッとしていたら、何と三重では雪がかなり積もっているとのこと。
今年は、日本中でよく雪が降りますねえ。

今日は、岩手県陸前高田市の小友保育所で読みあそびライブ。
読みあそびライブの最中の、子どもたちの笑顔をフォトムービーにして、保護者、保育士にお配りする「希望の笑顔プロジェクト」です。
まずは、3、4、5歳児の子たちに読みあそび。みんな、とっても楽しみにしてくれていました。子どもたちだけではなく、先生方もステキな笑顔でした。年長クラスの子たちは、春からは小学校。ぼくがおうえんしているのか、応援してもらっているのか、ひとりひとりにギュッとしてもらいました。
続いて、0、1、2歳児の子たちに読みあそび。初対面の子たちです。人見知りが激しい子もいるそうです。ところが、みんな一緒に笑顔、笑顔、笑顔。終わってからも、「また来てね〜」と。
どちらのクラスも、至福の時間でした。


あっという間の至福の時間でした。

他の保育園をまわり、ご挨拶をしたり、先月、読みあそびをしたところの保育園には、DVDにしたフォトムービーをお届けします。きっと、みんな喜んでくれるぞ〜。

その合間に、市役所で打ち合わせ。「希望の笑顔プロジェクト」で、せっかく子どもたちの笑顔の写真を撮っているので、「希望の笑顔写真展」というのをやりたいねえ、と提案したところ、3月23日(土)、24日(日)に行なうことになりました。
さっそく準備にかかります。
役所内で出会った知人が、ぼくを見つけると、うれしそうにハグしてくれました。
こんなにも、ぼくを受け入れてくていることが、とてもありがたいです。

陸前高田に来ると、いつも立ち寄るのは、神田ぶどう園。
陸前高田に来るようになったきっかけは、この神田ぶどう園のひろちゃん・みかちゃん夫妻との出会いです。
スタッフのマキちゃんがプレゼントをくれました。
箱を開けると、なんと、ぼくの旅の必須アイテムである、ブラックコーヒーとどうぶつヨーチです。
ぼくの好物を知ってくれているなんて、感激!


ブラックコーヒーとどうぶつヨーチ、いただいちゃいました。

夕方、友人のひろとしさんちに寄って、コーヒーをごちそうになります。もうひとりの友人のかんこちゃんとは入れ違いだったようです。でも、ぼくが来ているのを知って、すぐにまた顔を出してくれました。忙しいのに、ありがたいです。

夜、神田ぶどう園のひろちゃん・みかちゃん夫妻とお食事。
この二人との出会いがなければ、ぼくは陸前高田には来ていませんでした。NPOもつくってなかったかもしれない。
それほどに、大きく、不思議な出会いです。
でも、こうやって一緒に飯を食うのは初めてです。
いろんなことを語り合いました。特に、夢を語り合いました。
何だか夢のようなステキな時間でした。
この二人と出会えて、本当によかった。


ブックドクターしん

2013年1月27日日曜日

宿にこもっています

今日は一日オフです。
外は雪が積もっているので、宿にこもって原稿を書いています。


宿の外は一面、雪景色。

4月から『月刊学校教育相談』(ほんの森出版)の連載が始まります。
今年は部外向けには3本の原稿の話をいただいています。
中でも、『月刊学校教育相談』は毎月です。さらに、担当してくださる人が、ぼくの読みあそびの現場まで足を運んでくださいました。
だから、ぼくも気合が入っています。
でも、なかなかじっくりと机に座る時間がないんだよね。
今日しかないんです。

でも、部屋にこもっていると息が詰まります。
たびたびフロントに降りてきては、他のお客さんとおしゃべりします。
盛岡から来たおばちゃんは、「これくらいの雪、普通よ。盛岡はもっとすごいよ。こっちの人たちはねえ、車に雪かきブラシ、スコップ、軍手は常備してるの」
そして、昨日、陸前高田ではこちらよりも雪が少なかったことを話すと、「沿岸部は雪は少ないの。でもね、3月頃にどか雪が降るの。それが降ったら春が来るのよねぇ」
そういえば、去年の3月、陸前高田でどか雪に見舞われました。

フロントのおねえさんには、「ほがらか絵本畑…ですか。かわいいお名前、ウフフ」
見かけとは大違い、と言いたいんだな、きっと。

おそうじのおばちゃんにも話し相手になってもらいました。
話しかけるたびに、手をとめてこちらを向いてしゃべってくれます。
掃除の邪魔しちゃったね。

人の気配がないとダメだね、ぼくは。

明日は陸前高田です。



ブックドクターしん

2013年1月26日土曜日

第23回東北遠征レポート(陸前高田_下矢作保育園)

昨夜はすごかったです。
福島県に入った途端に雪。
おまけに、事故で通行止め。
2時間後に開通。既に、日が変わっていました。
安全運転で急ごう、と思いきや、猛吹雪。すぐ前の車のテールランプが見えないくらいの吹雪。
さらに、ワイパーが凍りつき、フロントガラスはすりガラス状に。こわい〜!!
高速道路を50キロから60キロで走り、夜明け前に岩手県の一関インターに到着。
下道も雪、雪、雪。念のためにチェーンを巻こうと思ったけど、手が冷たくて痛くて、耐えられない。
チェーンなしでGo!


雪道はこわいよ〜。

慎重に、慎重に、運転して、やっと陸前高田に着きました。
岩手県陸前高田市の下矢作保育園で、子どもたちに読みあそび。保護者さんに講演です。
陸前高田で講演をするのは、初めてです。
保育参観に合わせて、園長先生がこの機会をつくってくださいました。
保護者さんたちは、ぼくのことを、子どもたちから、断片的に聞いていたり、「希望の笑顔DVD」でチラリと見たぐらいだと思います。
〝ナマしんちゃん〟、いかがでしたでしょうか。
子どもたちとの時間は、楽しい濃い時間でしたね。
講演では、陸前高田の子どもたちのすごさ、保育士さんのすごさを話させていただきました。
それにしても、こんなに陸前高田の人たちとのご縁が深くなるなんて、不思議ですね。


子どもたちに出会うとホッとします。


ギュッと詰まった楽しい時間を、親子で体験。

下矢作保育園での楽しい会が終わってから、市内をぐるりとひと回り。
いつもは、平日に来ているので、土曜日の風景はちょっと新鮮。
でも、津波の被害を受けた地区は、更地になったまま。
ふと、「おれ、いつまでここにくるんだろう」と思いました。
同時に、「ここが、どんな街になるのか、見てみたい」とも思いました。


津波の被害を受けた建物は、取り壊しが始まっています。

春が来たら2年か、あれから。


ブックドクターしん

2013年1月25日金曜日

三重県四日市市_四郷地区市民センター


三重県四日市市の四郷地区市民センターで、未就園の小さな子たちとお母さん方によみあそびライブ。
何度も呼んでいただいているところです。
今朝は、雪が待っていましたが、たくさんの人たちが来てくださいました。
絵本を読んでいないと泣き出す子がいました。今日は、ぼく、ずっと読んでいました。小さい子の、こういう反応、好きですね。大人の思惑なんて、吹っ飛びますからね。
この会では、民生委員の皆さんが、スタッフとしてご協力いただいています。
皆さん、仲が良くて、あかるくて、ぼく、大好きです。
駐車場の係をしてくださっていたのは男性陣。
皆さん、寒風吹きすさぶ中、とってもにこやかに駐車場の整理をされていました。
ほんとに、ステキな人たちです。
だから、ぼくは、ここに来るのが好きです。


ず〜っと読み続けます。

さて、明日の朝は、陸前高田の保育園で講演です。
今から出発!
雪、降ってるだろうな。


ブックドクターしん

2013年1月24日木曜日

奈良市_学園南保育園 /生駒市_ピュア保育園 /伊賀市_猪田保育所


午前中、奈良県奈良市の学園南保育園にうかがいました。
数年前にも、何度かうかがったことがある保育園です。
今回は、保護者会主催で、子どもたちに読みあそび。
以前にうかがったときより、子どもたちは増えていました。200名を超える大所帯になっていました。
0歳〜2歳までの子たち、3歳から5歳までの子どもたちの、2回に分けて行ないました。
どちらも、子どもたちは歓喜の渦です。
楽しんでもらえてよかった。

終わってから、園長先生が、「しんちゃん、前と変わった?」と言われました。
以前は、もっといかつい感じがしていたけど、今日はそんな感じがしない、と。
するどい!
その通りです。内面が変わりました。
子どもたちやいろんな人たちとの出会いの中で、余分な肩の力が抜けていっている感じは、自覚があります。
だから、どういう子に出会っても、愛しいです。
さすが園長先生、一発で見抜いていただきました。

保護者会の役員さんで担当してくださったおかあさんにもお世話になりました。ずっと最後までおつきあいしてくださいました。若いおかあさんですが、しっかりされています。そして、とってもあったかい気持ちをもっている人です。

ステキな子どもたち、いい人たちと出会えて、よかった。


0〜2歳。顔を見ているだけでうれしくなる。


3〜5歳。歓喜の中、おはなしの世界にどっぷり。

午後、奈良県生駒市のピュア保育園の子育ひろば「ほっとスマイル」で未就園の子たちとお母さん方に読みあそびを行ないました。
担当していただいた人は、以前に、学園南保育園でのぼくの講演を聴いてくださったようで、「奈良に来るのなら、是非、うちにも」と、熱心に声をかけてくださいました。
先生方も見学に来てくださり、園長先生も今日はとてもお忙しいのに、最後まで見ていてくださいました。
皆さん、とっても熱心な先生方です。
子育て広場のお母さん方も、気持ちのいい方ばかりで、子どもたちの笑顔、反応に、終始にこにこ顔でした。
お母さん方のにこにこ顔、ステキですね。子どもたちが大好きな表情でもあります。

(※写真撮影に失敗し、写っていませんでした。ごめんなさい!)

夕方、三重県伊賀市の猪田保育所で絵本ワンポイント・アドバイス。
・おはなしの世界であそぶことが想像力を高めること。
・幼児期は、おはなしの世界が一番広がる時期。
・大人になってからの一歩も、想像力が背中を押す。
そんなぼくの考えに、賛同していただける先生方が、徐々に増えてきました。
うれしいです。
今日は、地域の読み聞かせのグループの方も参加してくださいました。
みんなが、〝おはなし〟を大事にしてくれるとステキだね。


ブックドクターしん

2013年1月23日水曜日

三重県鈴鹿市_ぐるんぱ /杉の子特別支援学校


午前中、三重県鈴鹿市の子育てサークル「ぐるんぱ」で読みあそび。場所は竹野の森保育園です。
2才から4才までの子たちです。一般的な子育てサークルよりは、若干、子どもたちの年齢が高いサークルです。
子どもたちは、大喜びです。
お母さん方には、子どもたちがおはなしの世界であそぶことの大事さを、少し話せていただきながら、一緒に楽しんでもらいました。
三重県の子育て情報誌『ワイヤーママ』の取材もありました。

今日の会は、竹野の森保育園の一室をお借りしているそうです。保育園としては、場所を貸しているだけだと思うのですが、わざわざ保育園の先生が、門のところで待ってくださっていました。
帰りも、ぼくの姿を見つけたのか、わざわざ門のところで見送ってくださいました。
とても感心したワンシーンでした。


子どももおかあさんも大喜び!

午後、三重県鈴鹿市の子杉の子特別支援学校で、三重県学校図書館協議会特別支援学校部主催の講演会でお話をさせていただきました。
前半は、小学部の子どもたちに読みあそび。その様子を先生方に見ていただき、後半は講演です。
子どもたちへの読みあそびはサイコー! こんなに盛り上がるものなのかと、先生方もびっくり。
子どもたち、ありがとね。
後半の講演では、根っこの根っこの根っこの話をさせていただきました。
校長先生が、お忙しいにも関わらず、最後まで耳を傾けてくださいました。感謝です。


子どもたち、サイコー!


熱心に耳を傾けてくださいました。


夜は、CDほがらか便りの収録。
2月号も楽しいよ。


ブックドクターしん

2013年1月22日火曜日

三重県伊賀市_桃青の丘幼稚園


三重県伊賀市の桃青の丘幼稚園にうかがいました。
数年前に、公立幼稚園2園が統合されて、新たにできたのが、この桃青の丘幼稚園。
統合前から、定期的に呼んでいただいています。
今年度も学期に1回ずつ呼んでくださっています。
今日は、今年度、最後です。

3才、4才、5才と、各学年ごとに3セット行ないました。
人数の大小に関係なく、全員でやった方がいい場合と、分けた方がいいい場合がありますが、今回は、分けて行ないました。
各学年とも、じっくりとおはなしの世界であそぶことができました。
「かなりじっくり」という雰囲気の中でしか読めないような絵本も、今日は読めました。
年長クラスは、幼稚園最後のぼくの読みあそび。l
きっと、心の中に、おはなしの足跡が残せたのではないかと思います。
先生方も楽しんでくださいました。
ぼくが、絵本から広げたおはなしを、クラスでさらに広げてくれた先生もおられます。
終わってから、事務室にいると、その先生がうれしそうにやってきて、「今、子どもたち、あの話題で盛り上がってます」と教えに来てくださいました。
そのときの先生のうれしそうな表情、ステキです。

今日、ぼくが絵本を読むというので、そっとお花を届けてくれた保護者さんがおられます。
ありがたいです。
園長先生は、いつも、そのお花が、ぼくのそばにあるように、読みあそびの部屋や事務室など、そのたびに移動してくださっていました。


3才児クラス。かわいいねえ。


4才児クラス。おはなしの世界へGo!


5才児クラス。どっぷりとおはなしの世界であそんでくれました。


保護者さんが届けてくれたお花。やさしい空気が漂っています。

今日の笑える子どもの一言。
3才児クラスの男の子。
読みあそびが終わってから、園長先生が、子どもたちに、こんなことを言ってくれました。
「園長先生ねえ、胸の奥の方が熱くなっています。」
すると、ひとりの子が大真面目な顔で言いました。
「汗、かいたん?」
(笑)


お年玉つき年賀はがきの当選番号の発表があったみたいです。
ぼくの出した年賀状が当たったみたい。
しかも4等!
しかも、しかも、陸前高田の友人に出した年賀状が!
うれしい!


ブックドクターしん

2013年1月21日月曜日

奈良県広陵町_広陵東小学校附属幼稚園


奈良県広陵町の広陵東小学校附属幼稚園にうかがいました。
まだ、陽が昇る前の真っ暗いうちに家を出ます。
広陵町は、数年前から町内のあちこちの幼稚園からお声をかけていただいています。
今日の東幼稚園も、数年前にうかがったことがあります。

今日は、前半、子どもたちに絵本を読み、後半は保護者さんに講演です。
普段は子どもたちは、どちらかというとおとなしいそうですが、今日ははじける、はじける。
素の状態を出させつつ、場をまとめていくのが、ぼくのやりかた。
「これでおしまい」と言うと、子どもたちは「え〜っ!」「いや〜」という声があがりました。楽しかったもんね。

後半は、保護者さんへの講演。
時間も限られているので、本題をズバリ。
お母さん方には、心を右に左に揺らしていただきました。
きっと、今日はどの家庭でも、改めて、子どもが愛しくて仕方がない、という感じなのではないでしょうか。
今日の会は、保護者会主催の家庭教育学級。
役員さんたちが、一所懸命に準備をしてくださいました。
ありがとうございました。


お母さん方に見守られながら、子どもたちははじけます。
毎日、いろんな現場で、100パーセントの力を出すには、しっかりとした準備が必要です。
出張が続く日もあるので、準備作業や原稿を書く日も限られます。
逆算して、準備できるときに、しっかりと準備します。
これが、忙しくても、余裕がもてる秘訣だと思います。


ブックドクターしん

2013年1月20日日曜日

第2回ブックドクター入門セミナー

三重県四日市市で「第2回ブックドクター入門セミナー」を行いました。
定員の30名で午前と午後に分けて、丸一日のセミナーです。
午前中は技術編。
ぼくが、この10年で培ってきた技術をお伝えします。
・空間づくり技術
・相手を感じる技術
そういったことを実際にやっていただきながら実感していただきます。

午後は、心を解放するワークショップ。
読み手の心が解放されていないと、子どもたちとの一体感はできづらいですから。
様々な手法で、自分の心を見つめていただきます。
2回目の参加者の中には、このセミナーをきっかけに、びっくりするくらいスッキリした表情になった人もいます。


空間づくりは、感じてもらうのが一番。


実際にいろんなことをやってもらって実感していただきます。


午後からは、自分を見つめていただきます。


2回目の参加者の方には、「ブックドクター初級」の認定証を発行します。

このセミナーを通じて、いろんな人たちと技術や目指すところを共有できたらいいなと思っています。
来年度、第3回を実施します。
プログラムの内容も、基本的には同じですが、少しずつ修正はして、よりいいものにしていきます。


ブックドクターしん

2013年1月19日土曜日

埼玉県鶴ケ島市_学童保育の会「ありんこクラブ」

昨夜は、車中泊。けっこう寒かったです。
それもそのはず、今日は、長野県の諏訪湖が凍っていました。
ガソリンスタンドのおじさんも、
「今日は冷えるねぇ。マイナス13度だ」と言ってました。
でも、天気がいいので、アルプスの山々の頂がとてもきれい。


諏訪湖も凍っています。

順調に埼玉県につきました。
埼玉県鶴ヶ島市の学童保育の会「ありんこクラブ」の文化行事で、子どもたちにおはなしをさせていただきました。
ありんこクラブの役員さんが、数年越しで呼んでいただいた今日の会です。
会場に着くと、保護者さんが、皆さん、とってもにこやかに迎えてくださいました。
午前中は、もちつき大会をしていたようです。
それにしても保護者さんの雰囲気がいいですねえ。
会場では、子どもたちをちゃんとぼくの希望通りの位置に並べてくれています。この一事だけでも、保護者さん、役員さんの力を感じます。
そして、会長さんのノリノリの進行でスタート。
子どもたちは、最初からノリノリ。
ノリがいいだけだと、ついつい調子に乗りすぎてしまう子もいることが多いのですが、ありんこクラブの子たちは、聴くところでは、ちゃ〜んと聴けます。
その秘密は、保護者さんにあります。
会場のどこを見回しても、保護者さんが、ニコニコ顔で楽しんでくれています。
子どもたちが、一番安心できる空間づくりで一番大事な条件が整っているんです。
この安心感のもとで、会場のみんながおはなしの世界でひとつになりました。
ステキでした。
呼んでくださった皆さん、本当にありがとう。


会長さんもノリノリで進行してくださいました。


みんな、おはなしをじっくり聴いてくれます。


絵本はみんな大好き。


大人も子どもも、みんながひとつになりました。

終わってから、役員さんたちとしばしおしゃべり。
ステキな人たちとの時間は、あっという間に過ぎていきます。
時間が許せば、もっともっと、皆さんとお話をしていたかったです。
明日は、三重で「第2回ブックドクター入門セミナー」です。
さあ、今日のステキな一日に感謝をしながら、400キロをひとっ走りして戻ろう。



ブックドクターしん

2013年1月18日金曜日

三重県伊賀市_壬生野保育園

雪が降る中を伊賀市に向けて車を走らせます。


慎重に、安全運転で。

午前中、三重県伊賀市の壬生野保育園にうかがいました。
何年も前から定期的にうかがっている保育園です。
先生方が一致団結しているステキな保育園です。

まずは、乳児クラス。
年度の終盤なので、多くの子が3才になっています。
1学期よりも、ストーリー性のある絵本を楽しめるようになってきました。
それ以上に、先生方が子どもたちを見る目が、とっても愛しさにあふれています。この保育園の特徴ですね。

続いて幼児クラス。
部屋に入ってビックリ!
ギュッと集まった空間。これは、ぼくのセミナーなどで伝えている空間づくりの根幹です。
以前にチラッと先生方にアドバイスさせていただいたことを、さっそく実践してくださったわけです。
たったこれだけのことで、子どもたちのまとまり感は、まったく違ってきます。
先生方のおかげで、今日は、最初はから、じ〜〜〜っくりとおはなしの世界で、た〜〜〜っぷりとあそぶことができました。
子どもたちも大喜びだけど、ぼくにとっても桃源郷にいるみたいです。
先生方、ありがとう。
先生方、本当にすばらしい! ブラボー!


乳児クラス。いろんな絵本に集中できます。


幼児クラス。桃源郷にいるみたい。


明日は、埼玉県の学童保育でおはなしです。
雪が心配なので、今夜のうちに出発しよう。


ブックドクターしん