30分前に会場駐車場に着いて、車の中の絵本を取り出して、さあ会場へ、と思ったら、いきなり車が「ゴン!」と音がして揺れる。ぶつけられました。
相手は年配の女性で、「どうしましょう」と言うばかり。
ケガもないし、車のキズもかすり傷程度でしたが、事故は事故。警察に電話で事情を話し、あとで2人で警察署に行くことにしました。
スタートまで残り5分。
ハプニングには慣れっこです。気持ちをキュッと切り替えて会場へ。
絵本を読み進めていく中で、子どもと一緒に、ひときわステキな笑顔のお母さんがおられました。
「ありゃ! 見覚えのある顔だ」
すぐに思い出しました。10年くらい前に伊賀市で出会った保育士さんです。子どもたちへの対応が、とてもステキだったので、強く印象に残っています。
立派なママになっていました。
うれしいですね、こういうのは。
若い保育士さんが、時を経て、立派なママになっていく。
うれしい。本当にうれしい!
読みあそび終了後、「では、警察に行ってきま〜す」と警察署へ。
軽い接触事故でも警察に行っておいてよかった。
もちろん、ぼくは、車を停めている上に、車外にいたので、おとがめなし。
おまわりさんは、相手の方に、「これくらいだからよかったけど、もし、この位置に人がいたら大怪我してたよ」と言いながら、安全運転を促していました。
これは大事。
ましてや、あの駐車場は、小さな子を連れたお母さんがたまに集まるところなので、車の運転には十分に気をつけてもらいたいものです。
自戒の念を込めて。
若い保育士さんが、時を経て、立派なママになっていました。
夕方、三重県伊賀市の柘植第二保育園で絵本ワンポイント・アドバイス。
今回は、絵本の楽しみ方とともに、想像力がどういうことにつながっているかについて、お話しました。
大事なんだから、想像力は。
ブックドクターしん