これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2013年7月31日水曜日

『孤高の人』

読書の秋には、まだ早いけど、いっぱい本を読んでいます。
『孤高の人』上、下巻を読破。
昭和初期の単独行による登山家・加藤文太郎の実話をもとにした、実名による小説。
山岳小説の巨匠・新田次郎の作品。
一番、心に残った一文は、

むしろ、自分の身を可愛がりながら、より困難なものへ攀じ登っていく姿を見つめていたかった。

なぜ山へ行くのか、という加藤文太郎が自らに問いかけた、自らの答。

実は、この本、中学時代に一度、読みかけていたんだけど、途中で投げ出してた本だったんだな。


『孤高の人』新田次郎 新潮文庫 上・下巻


ブックドクターしん

2013年7月30日火曜日

三重県伊賀市_新居保育所

三重県伊賀市の新居保育所で絵本ワンポイント・アドバイス。
今日は、絵本は1冊も読まず、映像を見ていただきました。
今年の3月下旬に、陸前高田市役所で行なった「希望の笑顔写真展」の際に流した映像です。
この2年間のぼくの取り組み、子どもたちの希望の笑顔、保育士さんたちの気持ち、ぼくの思い。そんなことをまとめた映像です。
この映像を見ていただき、ぼくがいつも絵本ワンポイント・アドバイスの際に言っている、想像力の大事さについて、話をさせていただきました。

・想像力によって、未来を先取りできます。

・想像力によって、思いを強めることができます。

・想像力によって、思いやることができます。


大人こそ、想像力が必要です。


熱心な先生方との濃い時間です。


ブックドクターしん

菰野町で「家族で一緒に読みあそびライブ」開催のご案内

菰野町で「家族で一緒に読みあそびライブ」を開催します!

■日時:2013年8月3日(土) 午前10:00~11:00

■場所:保健福祉センターけやき

※申込不要、入場無料

※お父さんも是非、ご一緒に!


いつもの読みあそびライブとは一味違います。何かが起こります!

2013年7月29日月曜日

三重県松阪市_中原文化センター

三重県松阪市の中原文化センターの「なかよし会」で、小学生におはなしライブ。
昨年も、呼んでいただき、好評につき、今年度もお声をかけていただきました。
この「なかよし会」ですが、自由参加にも関わらず、中原小学校の全児童の90%以上の参加率なんです。
それも、中原文化センターの長年にわたる地道な取り組みの賜物だと思います。
この「なかよし会」は、夏休み中に5回、行なわれるそうです。
第1回目は、流しそうめん。第2回目が今回のぼくのおはなしライブ。工作や縁日もあります。
夏休み中の毎週のイベントを、同じ主催者で行なうのは、とてもエネルギーがいると思います。
準備するものを考えただけでも、大変です。
それを、何年も続けてこられた結果が、この参加率だと思います。

参加意欲が高い集団は、雰囲気もいいです。
みんな、おはなしの世界にどっぷり。
去年のことを、よくおぼえてくれているので、ぼくが登場しただけで大爆笑。
この大爆笑の渦が、知らない間におはなしの世界に引きづりこまれているとも知らず…ウッシッシ。
素直に、おはなしの世界に引きづりこまれてくれました。

何よりも関心したのは、玄関の履物。
自分の履物を、それぞれがきっちりと揃えています。
中原文化センターの職員の皆さんや、中原小学校の先生方のご指導によるものだと思います。
こういうことが、とても大事だと思います。

ちなみに、職員の方から聞いたことですが、昨年、職員の方が撮った写真を、学校に張り出し、欲しい人を募ったところ、ぼくの写真が一番多かったそうです。
キャー! うれしい!


どっぷりとおはなしの世界にひたってもらいます。


身振り手振りで、おはなしを進めていきます。


子どもたちの素直さの原点は、これ。

夕方、(株)ほがらかカンパニーの社内ミーティング。
このミーティングで方向性を定めて、仕事を進めていきます。
月に2回、行なっている大事なミーティングです。
結果を出すためには、時には厳しいことも言います。
厳しい状況を、明るく打開していくことが理想です。
そういう会社にしたいですね。

事務所に、車イスの友人が訪ねてくれました。
彼女は、都合がつく土曜日に、事務所に来てもらって、いろんなことを手伝ってもらっています。
3か月前、彼女から質問ありました。まっすぐに手を上に挙げて、「しんさん! 質問があります! 今、私に何ができますか?」と。
ぼくは、「車の免許をとりなさい」と答えました。そうすると、自分で事務所に来れるし、世界も広がる。
ただ、無責任にも、ぼくは車イスの人が、車の免許をとることが、どんなに大変なことか、まったく考慮せずに言いました。
彼女は、「わかりました!」と元気よく答え、なんと、翌日、お父さんと一緒に、免許センターに行って書類をもらい、数日後に、自動車学校に入校。
そして、先日、無事、免許を取得しました。
今日は、その報告に来てくれたんです。
免許証も見せてくれました。
すばらしい! 
彼女も、彼女のご家族も、本当にすばらしい!
これからの彼女の人生が、楽しみです。


ブックドクターしん

2013年7月28日日曜日

地区の本気掃除

朝から、地区のお寺の掃除。
掃除と言っても、庭を掃くだけのもとは、ちょっと違います。
たか~い木に登って、枝をはらったり、植木屋さんのようなことをやります。
しかも、今日は、お寺だけではなく、山の中から引いている農業用水路にたまる砂をあげる作業もあります。
ぼくは、組頭という役をおおせつかっているので、これらの作業の段取りを組みます。
一番の難問は、屋根の上にかかっている桜の枯れ枝を切ること。
木に登っていって、枝は切れたとしても、そのまま落ちると、屋根が壊れます。枝と言っても、太く大きいですから。
ぼくなりに、シミュレーションして、ロープも用意して、段取りを考えていましたが、都会であれば、間違いなく専門業者に依頼する作業です。
この地区では、自分たちのことなので、自分たちでやってきました。
それに加えて、自慢したいのは、ぼくが組頭をさせていただいている組の人たちは、誰もさぼりません。
みんな、真摯に作業に取り組んでくれます。
前述の屋根の上の枝切り作業も、年配の人たちからのアイデアがあれこれ出ました。
そして、屋根をひとつも傷つけることなく大成功! うれしかった~!

組頭としては、作業だけではなく、飲み物を用意したり、お弁当を準備して、作業終了後にみんなでワイワイやってもらう段取りもします。
もちろん、この暑さの中、みんなの体調も気にしたり、高いところに登るので、ケガがないようにすることも大事です。
気も遣えば、体も使います。

クタクタに疲れましたが、未熟な組頭のぼくを助けてくれる皆さんには、本当に感謝です。
充実感、満点!


ブックドクターしん

2013年7月27日土曜日

三重県伊賀市_いがまち人権センター

三重県伊賀市のいがまち人権センターで「大きな輪」主催の読みあそびライブ&講演。
保育園の乳児クラスのときから知っている子も、大きくなっていました。初めて会った子も、とても喜んでくれていました。
後半は、お母さん方にお話をさせていただきました。

数年前から、年に何度か呼んでいただいています。
担当の先生が毎年、代わるにもかかわらず、毎年、呼んでいただいています。
ありがたい反面、気をつけなければいけないのは、恒例になってしまうこと。
ぼく自身は、毎回、100パーセント以上の満足感をもっていただけるように臨んでいるので、緊張感こそあれ、ルーチーンワークになることはないのですが、呼ぶ側が、ルーチーンワークに陥る場合があります。
常に視点を考え、狙いを定め、関わった人が、常に向上しようと心掛ける仕事が理想ですね。
みんながハッピーになれます。


みんな、来てくれて、ありがとう!

夜、地区の防災会議に出席。
9月の町内防災訓練に向けての会議。
毎年のことですが、いざというときのために、気を抜かずにやります。


ブックドクターしん

2013年7月26日金曜日

三重県伊賀市_ともだ保育所

三重県のNPO担当の方が来られました。
三重県下のNPO団体を紹介する冊子を作られて、それを直接、届けてくださいました。
600強ある三重県下のNPO団体を、ひとつひとつ回られているようです。
うちにも、とても興味をもってくださいました。
事業ベースでやっているので、足腰のしっかりしたNPO団体だと自負しています。
もっと、活動の幅を広げられるようにがんばります。

夕方、三重県伊賀市のともだ保育所で、絵本ワンポイント・アドバイス。
絵本の紹介とともに、大人こそ想像力が必要という話を、させていただきました。
いずれ、大人の人が前向きに生きていくための想像力セミナーのようなものを開催したいと考えています。
前向きに生きていくための、原則や方法があります!

夜、CDほがらか便り8月号の収録。
このCDは、NPO法人ほがらか絵本畑の会員になってくださった人には、特典として、毎月、お届けさせていただいています。
楽しいし、ホッとするし、あったくなるCDです。


ブックドクターしん

2013年7月25日木曜日

三重県紀宝町_東正寺/紀北町_寺本ちゃん

朝5時に家を出発。三重県の南部に向かいます。和歌山と隣り合合わせの町です。
三重県紀宝町の東正寺というお寺での、子どもたちの合宿「夏季禅林」でお話しをさせていただきました。
1泊2日の夏季禅林。2日目の最終日に、5年前から毎年、呼んでいただいています。
この夏季禅林は、今年で33回目です。つまり、33年前から、ず~っと続けておられるのです。
ご住職のせいゆうさんは、温厚な方ですが、会えば会うほど、その底力を感じます。
27歳から、ず~っと毎年、続けておられるんですよ。ラジオ体操も夏の間は、一日も休まずに境内を開放してやられています。
頭が下がります。
せいゆうさんとお会いしていると、自分の未熟さが浮き彫りになって、恥ずかしいくらいです。
そのせいゆうさんの底力は、子どもたちにも連綿と伝わっています。
お経を読むときに、毎年、誰かが、勝手がわからないぼくの世話をしてくれます。
今年は、5年生の女の子たちが、「本はこう持つの」「16ページ、開いて」「正座のときは、指をこうするの」などと、小声でお世話してくれました。
これも、せいゆうさんの影響力です。


33回目の夏季禅林です。


小学生の子どもたちに、おはなしをします。


そのあとは、座禅堂で座禅を組みます。


本堂に戻って、みんなでお経を読みます。


住職のせいゆうさんのお話しです。
午後、紀宝町からいくつかの山を越えた町に移動します。三重県紀北町の寺本ちゃんちで、読みあそびライブ。
寺本ちゃんは、中学校の先生でもあり、少林寺拳法の先生でもあり、ぼくの友だちでもあり、先日のきほく七夕物語の実行委員でもあります。
寺本ちゃんちを開放して、ご近所の方々に声をかけてくださり、子ども連れで集まってくださいました。
何年も前からのおつきあいなので、子どもたちも楽しみにしてくれています。
じっくりと、たっぷりとおはなしを楽しめる、いい子たちです。
それに、こうやって場を設定してくださる寺本家の皆さんに感謝です。


子どもたちは、楽しみにしてくれています。


絵本のシーンに合わせて、みんなでジャンプ!


はい、チーズ!

せいゆうさんと言い、寺本ちゃんと言い、ぼくのまわりは、すごい人ばっかりだ。
ぼくも、がんばらねば!


夜、地元の中学校保護者の会議。
こういうことも、一所懸命やらないと、せいゆうさんや寺本ちゃんに笑われちゃいますからね。


ブックドクターしん

2013年7月24日水曜日

三重県伊賀市_猪田保育所/あやま保育所

今日は一日中、伊賀市におります。
午前中、三重県伊賀市の猪田保育所で読みあそびライブ。
巷では夏休みなので、3月に卒園した、現在、小学校一年生の子たちを、保育所に招待する日です。
3,4,5歳児と一緒に楽しんでもらいます。
ちょっと見ない間に、一段とおにいちゃん、おねえちゃんっぽくなっていました。
だから、時に、保育所の子たちとの温度差が開き、まとめづらくなる場合もあるのですが、一年生諸君はとっても素直。
幼いというのではないのです。素直なんです。
保育所の子たちを、自然にリードしていました。
本当に、いい感じでした。


1,2歳児。かわいいね。


一年生は、ステキなおにいちゃん、おねえちゃんになっていました。

夕方、三重県伊賀市のあやま保育所で、絵本ワンポイント・アドバイス。
想像力の大事さをについて、じっくりとおつたえすることができました。


ブックドクターしん

2013年7月23日火曜日

奈良県_小中学校事務研究会/三重県伊賀市_睦保育園

朝5時に家を出て、奈良に向かいます。
奈良県橿原市の橿原文化会館で、奈良県公立小中学校事務研究会の研修会で、講演をさせていただきました。
学校の事務の先生方の研修会です。
講演前に、学校事務の仕事がどんなものかお聞きしたら、事務全般に関わることはもちろんのこと、最近は、事務以外のことも、地域との連携や、その他、幅広く様々なきとをされているそうです。
ぼくのフィールドは、事務の先生方の専門外となりますが、ぼくの話は、生きていくことの根っこの話。
どんなフィールドの人にも共通しています。

会が始まって、1分で、いい雰囲気だと感じました。
実は、ぼくが小学校などに講演にうかがうと、お茶を入れてくださるのは、事務の先生が多いそうです。
自然な感じで、話しやすい人が、とても多いんです。
そんな雰囲気が、会場にもあらわれています。
皆さんの表情がわかるように、会場の照明は、やや明るくしてもらいました。柔らかい、ステキな表情の人が多かったです。
約2時間の持ち時間をいただいたので、じっくりと話をすることができました。
多くの人に、思いが伝わったと思います。
そして、同士が増えたと思います。


じっくりと、思いを伝えることができました。

夕方、三重県伊賀市の睦保育園で、絵本ワンポイント・アドバイス。
園長先生の熱い思い、胸の内が、よ〜くわかります。
少しでも、お役に立てれば、と思います。
子どもたちが、しあわせになることなら、ガンガンやります。


ブックドクターしん

2013年7月22日月曜日

三重県伊賀市_依那古保育所

既に引退された園長先生と久しぶりにお会いしました。
この園長先生には、とてもお世話になったんです。
園長先生は、「姪に、しんちゃんとデートするんやでと言ったら、めちゃくちゃうらやましがられたわ」と言っていました。
うれしいですね。
いろんな話に花が咲きました。

夕方、三重県伊賀市の依那古保育所で、絵本ワンポイント・アドバイス。
話を聞いてくれた保育士さんの中で、3人の子どもさんを持つ保育士さんは、3人とも、ぼくの読みあそびを体験しているそうで、しかも、一番上の子は、既に中学校2年生。
8,9年前に、ぼくが伊賀市をまわり始めた頃に、出会った子です。
それぞれの子とぼくとの関わりのエピソードを教えてくれました。
ぼくのことも、ちゃんとおぼえてくれているみたい。
うれしいですね。

園長先生と言い、3人の子どもさんを持つ保育士さんと言い、その町の人や子どもたちに、ぼく自身を育ててもらっている感覚があります。
伊賀市は、間違いなくぼくを育ててくれた町です。
地元の菰野町もそうです。
そして、陸前高田市もそうです。


ブックドクターしん

2013年7月21日日曜日

三重県名張市_かがやき

三重県名張市のこども支援センター「かがやき」で読みあそびライブ。
日曜日も働いています。
ぼくには、土曜日も日曜日もありません。
毎日が日曜日という言い方もできますが。
さて今日は、ファミリーサポート会員の方々の交流会です。
子ども連れで参加してくださり、ファミリーサポート会員同士の交流を深めようという趣旨です。。
年齢層も様々です。
小さな子から小学生まで。
みんなが楽しめるように、それぞれの反応に気を配りながら進めていきます。
年間300本の場数を踏んでいますから、答があるわけではないのですが、たいていの状況には対応できる自信があります。
そのためには、こうみえても、かなりの準備をして、どんな会にも臨むのですよ。
準備といっても、準備作業ではなく、心の中で、様々なケースのシミュレーションを前の日からします。
そのため、ドキドキ、ハラハラの緊張とはちょっと違いますが、ジンワリと緊張しているので、どんなに朝が早くても、たいていの場合、目覚ましなしで起きます。
けっこうがんばってるでしょ。


子どもから大人まで、楽しんでいただきました。

午後、地元に戻ってからは、あちこちの用水路の様子を見てまわります。
来週の地区の掃除の下見です。
大勢の人に動いてもらうので、ムダのないようにしたいですからね。
準備、準備。
何事も準備が大事。
生きてることも、死ぬための準備。

さあ、参議院選挙の投票だ。


ブックドクターしん

2013年7月20日土曜日

兵庫県養父市_八鹿公民館

兵庫県養父市で読みあそびライブ。
養父市は、何となくイメージにはあったのですが、2,3日前に場所を確認して、びっくり。けっこう遠いんです。
片道4時間ほどかかりました。
でも、いいところでした。
兵庫県の北部に位置して、まわりは山に囲まれています。空が広いんです。
人口は26,000人。その割には、小学校が9校もあります。広いんでしょうね。
参加人数は、それほど多くなかったのですが、ぼくの場合は、ここからスタートなんです。
最初は、どんなのかな?という感じで参加。次からは、口込みで徐々に広がっていって、そのうち、しんちゃん中毒になりますから。
なんせ、8割以上の確率で、リピートがかかりますから。
でも、今回は、それほど多くない人数なので、その分、とてもじっくりと楽しむことができました。
お父さんやお母さんも、とっても落ち着いていて、いい感じ。
さらに、教育委員会や公民館の方が、これまたステキ。
とっても話が盛り上がりました。
特に、公民館の館長さんの、図書館設立にかける熱い思いは、聞いていて、胸が熱くなりました。
またいつか、養父に来れる日が来ることを願っています。


子どもも大人も、とっても落ち着いているんです。


ブックドクターしん

2013年7月19日金曜日

第4回ブックドクター入門セミナーのご案内

第4回ブックドクター入門セミナーのご案内

以下の要領で、第4回ブックドクター入門セミナーを行ないます。

延べ10万人以上の子どもたちに絵本を読んできた、ブックドクターしんが、子どもたちとの至福の時間をつくるコツをお伝えします。
・子どもたちの想像力を育むために
・大人が想像力を駆使して、前向きに生きていくために

午前…一体感を作るための技術を伝授。
午後…ワークショップ(リピーターの割合で、内容を決めます)



■日時:2013年8月25日(日) 午前9:30~午後5:00

■場所:じばさん三重 研修室2
(三重県四日市市安島1丁目3-18)

■対象:子ども、絵本に興味をもっている方なら誰でもOK

■参加費:5,000円(当日、徴収させていただきます)
※3回目以上の方は、半額の2,500円になります。

■定員:30名

■特典:2回目参加の方には、「ブックドクター初級」を認定いたします。

■応募方法:以下のことを記入の上、メール(info@bookdoctor.jp)、またはFAX(059-394-1929)でご連絡ください。
・おなまえ
・年齢
・性別
・お仕事
・住所(市町まででけっこうです)
・受付完了をお知らせする連絡先

※携帯メールの方は、迷惑防止フィルターを使用されていると、こちらからのメールが届かない場合がありますのでご注意ください。

■問い合わせ先
電話:059-329-7746
FAX:059-394-1929
メール:info@bookdoctor.jp

2013年7月18日木曜日

三重県伊賀市_桃青の丘幼稚園

朝、四日市市の治療院・仁富で体のメンテ。
月に1回程度、仁富さんで体のバランスを整えてもらっています。
いつも最高のパフォーマンスを提供するためには、体調管理が大事です。
自分自身でも気をつけていますが、専門家がついてくれていると、本当に安心です。
体だけではなく、心まで平穏な気持ちにさせてくれます。
調子がいいときは、積極的な気持ちになりますが、攻撃的な気持ちと紙一重です。
そんな微妙な心のバランスも、体と一緒に整えてくれます。
ぼくが、いつも元気印でおれるのは、仁富さんの存在が大きいです。

午後、三重県伊賀市の桃青の丘幼稚園で絵本ワンポイント・アドバイス。
伊賀市の唯一の公立幼稚園です。
これまで、読みあそびライブや講演を何度もやらせていただいているところです。
ワンポイント・アドバイスが終わってから、何人かの先生方とお話をしていると、うれしそうに子どもたちのことを話してくれます。
プールでの話、お母さんが子どもたちに読んでほしいと持ってきてれくた絵本の話、子どもたちの道具箱に置いてある絵本の話…etc.
うれしそうに子どもたちの話をする先生方の目はキラッキラでした。
子どもたちが一番喜ぶのは、先生方のこういう雰囲気なんです。シンプルなんです。
ステキ、ステキ。

夕方、地元・菰野町内の精肉業者の「角屋」さんに、お礼にうかがいました。
角屋さんは、先日の「保育交流ツアー in 陸前高田」をの話を企画段階で聞いて、陸前高田市にたくさんのおいしいお肉を寄付してくださったんです。
ご主人とお会いするのは初めてだったのですが、熱い思いが漲っている、とってもステキな方でした。
角屋さん、ありがとうございました。


ブックドクターしん


2013年7月17日水曜日

三重県菰野町_菰野西保育園

地元・三重県菰野町の菰野西保育園で絵本ワンポイント・アドバイス。
以前、ぼくのセミナーに参加してくださった園長先生からのリクエストで、今回は「空間づくり」のポイントについて解説。
子どもたちをどう座らせるかで、一体感がまるっきり変わってくるのです。
絵本を読む前の環境づくりがとても大事。
しかも、まわりにいる先生方の座っている場所や立ち居振る舞いが、いかに大きな影響力があるか、ということも体感していただきました。
このワンポイント・アドバイスをやっていて、ありがたいのは、いろんな角度から、ぼくが考えている大事なことを、繰り返し、繰り返し、伝えることができることです。
そうやって、多くの人に、ぼくの考えの根っこを共有していただきたいのです。
無料なので、却って、遠慮される人もおられますが、定期的に呼んでいただけるのが、一番、ありがたいのです。

終了後、園長先生といろんな話をさせていただきました。
絵本のワンポイント・アドバイスをしたあとは、経験豊かな園長先生から、ぼくの事業についてワンポイント・アドバイスをいただきます。
これは、ありがたい!


ブックドクターしん

2013年7月16日火曜日

三重県菰野町_菰野保育園

保育交流ツアーで、先週の金曜日、土曜日とお世話になった陸前高田市の各保育園に、電話でお礼をしました。
いつものように、皆さん、「しんちゃん、体に気をつけなよ」と、ぼくのことを気遣ってくれる。
ほんとにステキな人たちです。

菰野町の方は、快くツアーに参加する先生方を送り出していただいた、各保育園の園長先生方にお礼にうかがいました。
実は、陸前高田の各保育園の園長先生方からの伝言でもあります。
「忙しい中、たくさんの保育士さんを送り出してくださったんだから、現場は大変だと思います。くれぐれもお礼を言っておいてください」と。

夕方、三重県菰野町の菰野保育園で、絵本ワンポイント・アドバイス。
絵本の紹介を通じて、想像力の大事さについて、話をしました。
大人にとっても、想像力は大事。
気遣いも想像力。未来を先取りすることも想像力です。


ブックドクターしん

2013年7月15日月曜日

川合正さん / 菰野町_映画『じんじん』上映会

午前中、三重県多気町で、川合正さんとお会いしました。
川合正さんは、現在、東洋大学の参与をされ、これまで、教育現場で様々な実践的取り組みを行なってこられ、著書も多数あります。
川合正さんは、東京にお住まいですが、帰省されたタイミングで、友人の川合ちゃんに仲介いただき、今回の面会が実現しました。
名古屋の一心寺のたけちゃんと一緒にうかがいました。
さすがに、教育現場の諸問題を網羅された上で、展望を描いておられます。
新しい取り組みは、人とのつながりを基盤に行なう、川合正さんに、とても強く共感しました。
ぼくも、自分の足元を大事にしつつ、可能性を求めて、人とのつながりを広げたり、深めたりしたいと思います。
今日の場をセッティングしてくれた川合ちゃん、ありがとう!


川合正さんにアドバイスをいただきながら、みんなで新しい未来を考えます。

三重県菰野町の町民センターホールでは、映画『じんじん』の上映会。
朝から夜まで4回公演です。
この映画をつくられた映画会社の社長さんと被災地で出会ってから1年半。ロケに入る前でした。
菰野町に紹介させていただいて7ヶ月。
やっと、今日の上映会を迎えることができました。
ぼくは、午後から駆けつけたのですが、午前の部から、たくさんの方が来てくださいました。
映画を見終わって、出て来られる方は、口々に「よかった〜」と口にされていました。目を真っ赤にされた方も、たくさんおられました。
今回の上映会では、約600人強の方々が来てくださいました。
実行委員の皆さん、ご苦労様でした。

本当に、ひとりでも多くの人に見ていただきたい映画です。
菰野町での上映会は、三重県第一号となります。
自分の町でも上映会をしたいという方がおられましたら、配給の担当の方をご紹介させていただきます。
この映画から、大人が子どもたちに、何を残していくのか、ということを考えるきっかけになったらいいな。


ひとりでも多くの方に見ていただきたい映画です。


ブックドクターしん

映画『じんじん』菰野町上映会、本日です!

映画『じんじん』菰野町上映会、本日です!

「絵本の里づくり」を掲げる、北海道の剣淵町を舞台に、<絵本の力>と<親子の絆>を描いた映画です。
主演は大地康雄さん。企画も大地康雄さん。
大地康雄さんとスタッフの皆さんの熱い思いが、感動の映画を生みました。
ひとりでも多くの人に観ていただきたいです。
試写会でも、大好評でした。


7月15日(月・祝)
1回目: 午前9:30開場 午前10:00上映開始
2回目: 午後1:00開場 午後 1:30上映開始
3回目: 午後3:30開場 午後 4:00上映開始
4回目: 午後6:30開場 午後 7:00上映開始

会場:菰野町町民センターホール



2013年7月14日日曜日

第3回被災地保育交流ツアー in 陸前高田

第3回被災地保育交流ツアー in 陸前高田
3回目となりましたこのツアー。参加者は定員いっぱいの20名。このうち、12名が菰野町の保育士さんです。
菰野町以外では、桑名市、木曽岬町、鈴鹿市、津市、度会町、伊勢市からの参加です。
今回のツアーは、今までと少し違って、陸前高田市の保育士さんたちと触れ合う、“交流会”があります。

●2013年7月11日(木)出発
午後4時、役場玄関前に集合。
熱い中、園長先生やこども家庭課の皆さんが、お見送りに来てくださいました。
そして、菰野町・石原町長も来ていただき、ご挨拶をいただきました。
「現地で学んだこと、感じたことを、自分のフィールドに引き寄せて考えてほしい」というメッセージをいただきました。


20名の参加者が出発します。


菰野町・石原町長にご挨拶、いただきました。
バスは、四日市ICより、東名高速を通り、首都高速を経て、東北道に入ります。
片道約1000キロの道のりです。

●2013年7月12日(金)2日目
早朝に東北道・一関ICに到着。陸前高田は、ここからさらに1時間30分ほどかかります。
陸前高田には、現在、9つの保育園があり、各保育園に2名~3名の保育士がお邪魔し、保育活動の中で、陸前高田の子どもたちと保育士さんに触れていただきます。


にこやかに「おねがいしま~す!」


体を使って、子どもと触れ合います。


給食を一緒に食べます。


お昼寝の時間。トントントン
9つの保育園に、参加者の保育士さんをバスからおろしていくのに、2時間かかります。
その後、再び、ぼくは、各保育園を回り、撮影をしに行きます。
そして、夕方、再び9つの保育園をまわって、ピックアップ。
一日中、移動しておりました。

宿に入る前に、陸前高田にうかがうきっかけとなった神田葡萄園にみんなでうかがいます。
ひとりで陸前高田に行くときも、複数で行くときも、必ず神田葡萄園さんに立ち寄ります。
神田葡萄園さんとの出会いがなければ、ぼくは陸前高田に行ってないのですから。


試飲のジュースをたくさん用意してくださっていました。
夕方、宿に入ります。いつもお世話になっている鈴木旅館に、今回もお世話になります。
17名の女性陣は大広間。ぼくを含めた4名の男性陣は4人部屋。
それぞれ雑魚寝です。
みんなでいろんなことを語り合うには、雑魚寝が一番。


修学旅行みたいです。
夜、ぼくは市役所の人に誘っていただいて、飲みに出かけました。
またまた、ステキな人たちと知り合うことができました。
これからも、ずっと深いおつきあいができる人たちです。
こういう出会いは、ありがたいです。

●2013年7月13日(土)3日目
最終日です。
午前中は、各保育園で保育活動。
午後からは、保育士同士の交流会。
朝、なんと、菰野町から、3名の園長先生と3名の保育士さん、そして菰野町社会福祉協議会の次長さんが、車で応援に駆けつけてくれました。
金曜日の夜、出発して、今朝方、着いたそうです。
みんなが体を張って応援してくださっていることが、とても心強いです。


菰野町から弾丸で応援に駆けつけてくださった皆さんです。


各保育園では、あちこちで名残りが惜しまれています。


花道を作ってくれるところもありました。
そして、午後からは、いよいよ「菰野町・陸前高田市保育士交流会 in 陸前高田市」です。
陸前高田市の久保田副市長が駆けつけてくださいました。ご挨拶、いただいたあと、いろんな話をさせていただきました。
久保田副市長のお子さんも、うちと同じ双子なので、話が盛り上がりました。
なお、この交流会には、三重県菰野町の精肉業者さんより、おいしいお肉をご寄付いただきました。
また、飲み物は、中学校の教員をしている山添組の山ちゃんよりご寄付をいただきました。
陸前高田の神田葡萄園さんからも、マスカットサイダーをご寄付いただきました。
皆さん、ありがとうございました。


陸前高田市の久保田副市長が駆けつけてくださいました。


菰野町からは、こども家庭課・谷課長補佐が来てくださいました。


当初から、ずっとお世話になっている陸前高田市の社会福祉課・菅野課長です。


陸前高田市と菰野町の保育士が入り乱れてのバーベキュー。


菰野町の保育士さんに、陸前高田のマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」をいただきました。


陸前高田市の保育士さんが、愉快なダンス「焼肉パーティ」を踊ってくださいました。


菰野町の保育士さんは、「ありがとうの花」を歌いました。昨夜、練習したんです。


最後はみんなで、「ありがとうの花」の合唱です。


陸前高田市と菰野町の保育士さんがひとつになった記念すべき日です。
陸前高田市の菅野課長からは、今後の取り組みとして、「積極的に菰野町の保育士さんと交流を図っていきたい」とおっしゃってくださいました。
本当にうれしいです。
1000キロ先に、同じ志を持ち、同じ仕事につく仲間がいる。そして、お互いに未来に向かって、子どもたちをどういうふうに育んでいけばいいのかを考える。
想像しただけでも、感激します。

片付けを終えてから、陸前高田市の菅野課長と固い握手を交わしました。

陸前高田市の保育士さんが手を振って見送ってくださる中、我々は、小雨降る中、「奇跡の一本松」に向かいました。


亡くなられた人のために、そして、未来のために、みんなで手を合わせました。
夕方、陸前高田を出発して帰路に向かいます。

●2013年7月14日(日)4日目
朝7時。
ささき観光さんの安全運転によって、無事に菰野町に戻ってきました。

多くの人に、いろんな形で応援していただいた今回のツアーです。
心を込めて、お礼、申し上げます。
特に、ご自分の園から参加者を快く送り出してくださった園長先生方には、感謝申し上げます。
人が抜ける分、通常とは違ったシフトを敷かなければならなかったはずです。
本当にありがとうございました。


ブックドクターしん