これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2012年6月30日土曜日

三重県菰野町_菰野西保育園

地元・三重県菰野町の菰野西保育園で保護者の皆さんへの講演をさせていただきました。
この保育園では、子どもたちを通じて、保護者の方々も、ぼくのことを知ってくださっている人が多いです。
昨年も依頼をいただいてのですが、既に、予定が埋まっていて、うかがうことができず、今年度は、年度が変わるとすぐに依頼をいただきました。
保護者の方々に、90分間、じっくりとおはなしをすることができました。
多くの保護者の皆さんの心に届いた感じがあります。
菰野町が、日本一ステキな町になるのも、そう遠くない将来です。
なぜなら、ひとりひとりの大人の人が、「子どもたちが安心しておはなしの世界であそべることの大事さ」をわかっていただければ、すぐに変わります。
菰野西保育園の保護者さんは、わかっていただけたと思います。
土曜日なので、小学生の子たちも一緒に来ていました。
大人向けの話だったけど、90分間、一緒にじっくりと聞いてくれたね。ありがとう。

そして、絵本の即売コーナーには、たいちととともに、車イスの友人とお父さんが手伝いに来てくれました。


ひとりひとりが心掛ければ、時代は創れるね。

午後からは、別件で、名古屋で打ち合わせ。


ブックドクターしん

2012年6月29日金曜日

三重県名張市_名張幼稚園 / 伊賀市_壬生野保育園

午前中、三重県名張市の名張幼稚園にうかがいました。
保育参観の今日、子どもたちに絵本を読んで、保護者の皆さんに講演をさせていただきます。
何年も前から、毎年、呼んでいただいています。

さて、読みあそびライブ。
まあ、ステキな子たちでしたねえ。たっぷりとおはなしの世界であそべる、素直な子たちでした。
保護者の皆さんには、その様子が、どれだけステキなことなのかということをお話させていただきました。

この様子は、もちろん、各家庭での取り組みもあるのですが、先生方の努力の賜物でもあります。
実は、子どもたちが退場するとき、ある子が、うれしくて興奮していることもあって、ぼくに対して「おまえ」と口走りました。
退場のときだったので、それに気づいた人は、ほとんどいません。担任の先生も少し離れたところにいました。
ところが、この担任の先生、聞き逃していませんでした。
講演終了後、職員室にその子を連れてきました。
その子は、「おまえって言ってごめんなさい」と。
しかも、担任の先生は「これで、モヤモヤがなくなってよかったね」と。
頭ごなしではなく、「しんちゃん、どんな気持ちかなあ。どうしたらいいかなあ」などと、その子のモヤモヤの気持ちを引き出していたんでしょうね。
お見事! さすが、プロの仕事です!
こういう素早いフォローが、子どもたちをより落ち着かせるのでしょうね。
先生方の影の努力の一端でした。

※写真を撮るのを忘れてしまいました。ごめんね。

夕方、三重県伊賀市の壬生野保育園で、絵本ワンポイント•アドバイス。
この保育園も、ステキな先生方がたくさんいらっしゃいます。
さらに、おはなしの世界の楽しさを深めていただければ、鬼に金棒ですね。
それにしても、絵本を見ているときの先生方の笑顔はステキ。


ブックドクターしん

2012年6月28日木曜日

奈良市_桜華保育園 / 三重県大紀町

早朝に家を出ます。
奈良市の桜華保育園で子どもたちに読みあそびライブ。
何度かうかがっている保育園なので、子どもたちは、とっても楽しみにしてくれていたみたい。
体調が悪いのに、ぼくが絵本を読むというので、頑張って、来てくれた子もいたそうです。
その子は、園の門をくぐったら嘔吐。それでも、来たいと言っていたそうです。何度か嘔吐があったので、泣きべそをかきながら帰っていったそうです。
今度、来たときに、たっぷりと読んであげるからね。

前半は、乳児クラスの子たちを対象に、後半は幼児クラスの子たちを対象に。
どちらも、子どもたちは大盛り上がりでした。


乳児クラス、かわいい!


幼児クラス、大盛り上がり!
夜は、三重県大紀町で「ブックドクター養成セミナー保育士版。」
大紀町の5園の先生方、約40名が参加していただき、ぼくがこれまで培った技術を、保育現場で生かせる形で提供します。
このセミナーは、第二回目を8月に行い、それまでに実践し、レポートを提出していただきます。
やったことを必ずフィードバックする形で行います。
先生方は、日常業務が終了後でお疲れにも関わらず、とても素直な眼差しで受講してくださいました。
第二回目がとっても楽しみです。
このセミナーを本気で受講していただければ、しあわせな子は、もっと増えると思っています。
きっと、大紀町には、しあわせな子が、もっと増えるぞ。


皆さん、とても素直な眼差しで受講してくださいました。

ブックドクターしん

2012年6月27日水曜日

三重県亀山市_みずきが丘道伯幼稚園/鈴鹿市_どうはく幼稚園

昨夜、ようやく家にたどりつき、数日来の寝不足解消のために、グッスリ寝ていたら、早朝、区長さんから携帯に電話。
「今、どこ?」
「ゆ、ゆ、ゆめの中ですけど~」
日の出とともに電話をくれる区長さんです。

さあ、寝不足もなんのその。
今日も、講演2本立てです。

午前中、三重県亀山市のみずきが丘道伯幼稚園で、保護者の皆さんに講演。
園児が300名近くいる大きな幼稚園です。
たくさんの子どもたちが、ここに通っているということは、魅力がある幼稚園なんですね。
さて、今日は保護者の皆さんへの講演です。門から入ってくる様子、会場で座っている様子などを観察していると、とってもいい感じの保護者さんです。
素直な雰囲気が漂っていますね。
ぼくの思いを精一杯、伝えさせていただきました。


た~くさんのお母さん方が、熱心に聴き入ってくださいました。

その後、隣の市に向かいました。
午後は、三重県鈴鹿市のどうはく幼稚園で、保護者の皆さんに講演。
午前中の幼稚園とは姉妹園で、こちらが本部になります。
こちらの幼稚園も大きくて、園児は300名を超えます。
どちらも、大規模感を感じないのは、それだけ落ち着いているからなんでしょうね。
会場は、保護者さんでいっぱいになりました。
空いている席は、詰めていただきました。
これは、ぼくの講演の際には、絶対条件です。
その理由は、講演の中で説明させていただきました。
講演のあとは、保育参観です。
お母さん方が、子どもを見る目は、きっと、とってもやさしくて、あったかい目だったと思います。


こちらも、た~くさんのお母さん方が、熱心に聴き入ってくださいました。

2本の講演が終わると、数日来の疲れがドッと出てきます。
でも、やることは、まだまだあります。
誰か、ぼくの仕事をマネジメントしてくれる人はいないですかね。
あるいは、絵本の販売を中心に行っている朗天狗全体をマネジメントしてくれる人はいないかしら。
興味がある人は、ご一報ください。


ブックドクターしん

2012年6月26日火曜日

埼玉県春日部市_共栄大学 / 横浜市_キッズフォレ

朝、ほがらか絵本畑の理事をしてもらっている浅井さんと東京で合流。
一緒に埼玉に向かいます。
以前に、名古屋女子大学で講義をさせていただいたときにお世話になった先生方が、現在は埼玉県春日部市の共栄大学におられ、今日はいろいろと相談事をもちかけました。
さすがに、仕事ができる人は、テンポが早いです。
いよいよ、ぼくがやっていることに、アカデミックなメスが入るかな。

午後は神奈川県横浜市のキッズフォレにおじゃましました。
幼児を対象に、さまざまな体験プログラムを提供している、新しい形の施設です。
ぼくの活動について、プレゼンテーションさせていただきました。
さっそく、具体的な日程も決まり、こちらで、読みあそびライブ、職員研修が決まりました。
理事長さん、決断が早いです。さすが!

仕事ができる人は、具体的ではやいです。
午前も午後も、そういう人たちと出会えて、よかった。

さあ、明日は三重で講演です。
戻らねば。


ブックドクターしん

2012年6月25日月曜日

第17回 東北遠征レポート

いつものように車中で仮眠をとって、朝、陸前高田に到着。
これで、18往復目だ。もう通勤感覚ですね。
各保育園をまわって、ご挨拶と7月の保育交流ツアーの打ち合わせ。
宿泊先やボランティアセンターとも打ち合わせ。思いついたら、パッと車を走らせます。
この思いつきが大事なんですよね。
先生方は、楽しみにしてくださっています。
どの園に行っても、子どもたちは、「しんちゃ〜ん」と呼んでくれるし、先生方は「しんちゃんが来てくださいました!」と園長先生に声をかけてくださいます。
地元みたい。うれしいね。

今日は絵本を読むぞ。
高田保育所で読みあそびです。
高田保育所は、ぼくが初めて陸前高田に来た日に、最初に絵本を読ませていただいた保育所です。
みんな一年経って、大きくなりました。
幼児クラスと乳児クラスの2回に分けて読みました。
過去と今とが混じり合った至福の時間ですね。


一年前と今とが不思議な感覚でつながります。


みんな、未来に向けた希望のかたまりだよ。

出発前に、名古屋市の一心寺のおかあさんから、東北の子どもたちへと、折り紙で作った手裏剣を預かりました。
リュウマチで不自由な手なのに、200個近くも。
高田保育所にプレゼントしました。
園長先生は、子どもたちの前でこの手裏剣の背景を話してくださいました。
箱のフタをあけたら、子どもたちが大きな声で「ワーッ!」。
この声を、一心寺のおかあさんに聞かせてあげたかったなあ。
手裏剣は、7月7日の七夕のお祭りのときに、子どもたちにてわたされます。

その後、神田ぶどう園にもうかがいました。
すべては、ここから始まりましたからね。
とってもうれしいこともありました。心がおどります。

陸前高田のかつての中心街は、瓦礫の処理が進んでいるとはいえ、まだまだです。


一年前と同じ光景です。


ところどころに、お花が供えられています。合掌。
でも、着実に前に進んでいます。
お店も増えてきました。


町には活気があります。
珍しく時間に余裕ができたので、海岸沿いの道路を走って石巻に向かいました。


海岸沿いの風景は、いつも胸が痛みます。
石巻グランドホテルに、久しぶりに立ち寄ることができました。
陸前高田と同じく、ここでも「しんちゃん!」と迎えてくださいます。
皆さんの顔を見れただけでホッとします。

今夜もまた、移動の途中で車内で仮眠になるので、前から気になっていたお風呂で汗を流しました。「ふたごの湯」っていうんです。
気持ちよかった。

さあ、明日の朝からのミーティングに備えて、埼玉に移動だ。


ブックドクターしん

2012年6月24日日曜日

陸前高田へ出発

朝、事務所の草刈り、家の草刈りをして、そろそろ陸前高田に向けて出発。
明日、陸前高田の高田保育所で絵本をよんで、他の保育所をそれぞれまわって、7月の保育交流ツアーの打ち合わせです。
明後日は、朝から埼玉の共栄大学で打ち合わせ。
さあ、今回も、きっとドラマが待ってるぞ。

2012年6月23日土曜日

三重県菰野町_千種幼保園 / 津市_長野小学校

今日は講演会2本立です。
午前中、地元の三重県菰野町の千 種幼保園で保護者さんに講演。
大所帯の保育園です。160名強の保護者さんです。
会場は、最初、ちょっと不思議な空気でした。ぼくしかわからない空気感だと思いま すが、そんな中で、ぼくの思いを伝えさせていただきました。
おはなしの世界であそぶことの大事さ。
子どもの信じる力。
大人自身にもある信じる力。
そんな話をさせていただきました。
どうか、安心しておはなしの世界であそべる子が増えますように。


直球で伝えたいことをお話させていただきました。

講演終了後、会場を出た、その足で、そのまま移動です。
午後は、三重県津市の長野小学校 で、子どもたちにおはなし、そして、保護者さん、先生方に講演。
長野小学校は、山の中のステキな小学校です。
全校生32名。
まずは、子どもたちにおはなし。その様子を保護者さん、先生方にも見ていただきます。
まあ、ステキな子どもたちです。
たっぷりとおはなしの世界であそべる子たちですね。
また、保護者さんや先生方の表情もステキです。
最近は、小さな小学校といえども、かえって、大人との間合いが近すぎて、馴れ合い になっているところをよく見かけます。
ところが、長野小学校は、子どもは子どもらしく、大人は大人らしく。本当にステキ でした。
後半の大人向けの講演も、皆さんの心に届いている感じが表情からわかります。
今日、長野小学校区では、家に帰ってからも、おはなしの世界がどんどんつながり、 広がっていくことだと思います。


子どもも大人も、おはなしの世界にどっぷり。


表情豊かな大人の人たちは、子どもたちが安心します。

長野小学校のような、目に見えないステキさを、何とか日本全体で残していきたいで すね。
目に見えないステキさは、世界遺産にならないのだろうか。


ブックドクターしん

2012年6月22日金曜日

岐阜県美濃加茂市_たから幼稚園

岐阜県美濃加茂市のたから幼稚園 にうかがいました。
昨年、ぼくの講演を聴いてくださった、たから幼稚園の先生方と意気投合。
今年の4月には、保護者の皆さんへの講演をさせていただきました。
そして、ようやく今日、子どもたちに絵本が読めます。
こちらからお願いしてでも絵本が読みたい。そういうステキな幼稚園です。

午前中に園に到着すると、園庭では、子どもたちと先生方が、それぞれ好きな遊びで 楽しんでいます。
スリッパの子もいれば、裸足の子もいます。
不思議な光景でした。
300人を超える大所帯なのに、そういうことを感じさせないくらいゆったりしてい るんです。
子どもたち同士の遊びを見ていても、キィーキィーしたところがありません。
しばらくしたら、ひとりの先生がマイクを通して、「みなさん」と一言しゃべると、 みんな、立ち止まって職員室の方を自然に向いています。
そして「おかたづけをしてくださ〜い」と言うと、なんと、先生方が指示をしなくて も、子どもたちがそれぞれお片づけを自然にやっているんです。
その後、水道やタライの水で、土で汚れた足をそれぞれが洗って、雑巾で足をふい て、部屋に入ります。
そこでは、子どもたちにいちいち指示をする先生はひとりもいません。
子どもたちが自分でやっているのです。
こっそりクラスを見てまわると、これまた自然な感じで部屋の中央に座っています。
最近は、この状態を作ること自体が大変な園が多いのに、いとも簡単にできているの です。

そして、いよいよ読みあそびの時間の始まり。
まずは、年少クラスです。
もう大盛り上がりです。それだけではなく、たっぷりと間が保たれるんです。
だから、たっぷりとおはなしを楽しめる。
すごい、すごい。

続いて、年中・年長クラス。
200名以上いますが、こちらも、大盛り上がりではあるのですが、おはなしの間が ちゃんと保てます。
一瞬にして、シーンという状況ができて、次にドカーンと大爆笑。
お見事、お見事。

本当に、素直で、落ち着いている子どもたちです。
その子どもたちの笑顔もステキでしたが、先生方の笑顔も、とってもステキでした。

ここの幼稚園は、絵本をとても大事にしています。
事あるごとに読み聞かせを行っています。
それが、絵本のおはなし単体で終わるのではなく、あそびにひろがり、生活につなが ったりしているのです。
何よりも、先生方が表情豊か。
この仕事を満喫している感じが、ヒシヒシと伝わってきます。

ほがらか絵本畑のミッションでもある「安心して、おはなしの世界であそべる子ども を、ひとりでも多く増やしたい」ということを、長年にわたり、実践されている幼稚 園なのです。
だから、保護者さんも安心するのでしょう。
ことさら宣伝しなくても、毎年、すぐにいっぱいになるそうです。
わかります。
ぼくも、居心地がいいので、ついつい長居をしてしまいました。
日本中に、こういう幼稚園、保育園が広がるといいのになあ、と思いました。
また、こちらからお願いしてでも、伺いたいです。


年少クラス。素直、素直。いつまでも遊んでいたい。


年中・年長クラス。おはなしの世界でたっぷり遊べるステキな子たち。


ブックドクターしん

2012年6月21日木曜日

三重県伊賀市_神戸保育所 / 伊賀市_依那古保育所

午前中、三重県伊賀市の神戸保育所で読みあそび。
今日は園開放の日。雨だけど、何組かの未就園児を連れたお母さん方が来てくださいました。
まずは、未就園児親子と2歳児クラスの子たちに読みあそび。
お母さんとベッタリだった子が、どんどん前に出てくるようになります。
続いて、幼児クラスの子たちに読みあそび。
たっぷりとおはなしの世界で遊べる子たちなので、ステキな時間になりました。
後ろで見ておられた、未就園児親子の人たちも、ステキな顔で大笑い。
終わってから先生と話をしていると、普段の保育でも、子どもたちは、素直な一言がポッ、ポッと出てくるそうです。
家庭にも、先生方にも、余裕があるんでしょうね。
だから、子どもたちに安心感がある。
だから、おはなしの世界への一歩が、ラク〜に出せるんでしょうね。


2歳児さんの喜ぶ様子を見ているだけで、解放されます。


幼児クラス、素直です。たっぷりとおはなしの世界で遊べました。

夕方、三重県伊賀市の依那古保育所で絵本ワンポイント・アドバイス。
絵本の楽しさを、保育士さんを通じて子どもたちに伝わるように、絵本のバックグラウンドや裏話についてお話させていただいています。
かえるの絵本の話をしていたら、なんと、この保育所には水色のカエルがいました。遺伝子の突然変異で、色素が抜け落ちたものらしいです。取材も受けたそうです。


珍しい水色のかえる。





ブックドクターしん

2012年6月20日水曜日

三重県菰野町_菰野保育園 / 菰野町_菰野地区公民館

午前中、地元・三重県菰野町の菰野保育園で読みあそびライブ。
2歳児クラス、次に、4・5歳児クラス、そして3歳児クラスの3セットを行いました。
どのクラスもステキでしたねえ。
2歳児クラスは、みんな、かわいい!
4・5歳児クラスは、どっぷりとおはなしの世界へ。
3歳児クラスは、絵本を読み終えたあとも、おはなしの世界が続いていたね。
ほんと、ステキでした。
ぼくが絵本を読むと、一般的な傾向として、4・5歳児クラスで、「これで、おしまいね」と言うと、「え~っ!」「もっと読んで!」となります。
菰野保育園でも、そうでした。
こうなったとき、保育士さんが入るタイミングで、子どもたちが安心もすれば、ズルズルと引きずった形にもなります。
今回、菰野保育園の保育士さんは、絶妙のタイミングで入ってくれました。
子どもたちは、安心して、気持ちを切り替えることができました。
ナイスプレー!


2歳児クラス、終わると、みんな、ギュッてしてくれました。


4・5児クラス、みんな前のめりになっておはなしの世界にどっぷり。


3歳児クラス、一体感が心地いいね。

午後からは、菰野地区公民館のつながり講座 第1回「本は人とひとをつなぐ」で講演をさせていただきました。
この講座は、大人の方を対象とした、コミュニティ大学、女性学級、などの合同講座です。
約150名の方々が参加してくださいました。
お孫さんがおられる年齢層の方々が中心です。
約90分間、笑いあり、涙ありの時間を過ごしていただきました。
終わってから、感想文を少し読ませていただくと、とても喜んでくださった感想文がほとんどです。
実は、これには理由があります。
主催者の方の思いが熱いの一番の原因なんです。
館長さん、指導員さんが、とても熱い思いをもっておられ、各学級の講座の内容も、とっても濃いものばかりです。
さらに、今回の講演についても、万全の準備をしてくださいました。
どういうイスの並びがいいか、前から詰めて座ってもらうにはどうしたらいいか。
こういうひとつひとつのことを、ていねいにやっていただいているので、その思いが参加者の皆さんに伝わるんですね。
菰野町で、こういう方々と一緒にお仕事ができたこと、本当にうれしく思いますし、菰野町の未来に希望を感じます。
ぼく、ますますがんばります!
菰野町は、日本で有数のステキな町になりますよ!


この講座の企画には、主催者の熱い思いが秘められています。


約150名の先輩方にお話をさせていただきました。


熱い思いが、みんなで共有できたと思います。


ブックドクターしん

2012年6月19日火曜日

岐阜県美濃市_下牧保育園

岐阜県美濃市の下牧保育園 にうかがいました。
保護者参観の際に、子どもたちに絵本を読み、その後、講演です。
子どもたちは、お母さん方が一緒なので、興奮気味。
全体の雰囲気を見ながら、まとめていきます。
楽しい時間となりました。
その後の保護者の皆さんへの講演も、即、本題へ。
熱い思いを、いろんな角度で話します。

終了後、給食をいただきました。
希望者のお母さん方も一緒のランチタイムです。
いろんなお話を聞くことができました。
みんな、がんばってるね。だいじょうぶ!自信をもって!


楽しい時間となりました。


だいじょうぶ。信じる力を信じてあげて。

その後、お世話になっている 保育業者の(株)クレオさんをたずねました。
ぼくがやろうとしていることには、いろんな人の力が必要です。
「力を貸してください」というお願いにうかがいました。
クレオの皆さんは、熱くて、優しい人たちです。
よろしくお願いします。

夜、福音館書店の担当の方と会議。
今の話、今後の話、そのすべてにおいて、前向きの話ができました。
いい時間でした。

朝から夜まで、ずっと人と会っていました。
人との出会いから、何かが起こります。


ブックドクターしん

第二回 被災地保育交流ツアー 一般の方OK

本日より、一般(保育士資格がない人)の方も、参加OKです。
保育士さんについて、お手伝いをしていただきます。
もちろん、保育士さんも大歓迎です。

このツアーでは、

1)子どもたちの笑顔のパワーを 実感できます。
  (子どもたちの笑顔の力が町を支えていることがよくわかります。)
2)人が生きていく上での大事な「人とのつながり」を、実感していただけます。
  (陸前高田の人たちのつながりの濃さを肌で感じてください)
3)1)と2)は、これから生きていく上での大きな支えになります。


皆さんのご参加をお待ちしています。

【活動内容】 
陸前高田市内の各保育園に分散 し、一日半、現地の保育士と一緒に保育をしていただきます。
【日程】
・2012年7月8日(日) 午後4: 00 菰野町を出発 車中泊
・2012年7月9日(月)朝、陸前高田市内入り。
   午前8時〜 各保育園に分散し、保育活動 〜午後2時過ぎ 活動終了
   陸前高田市内の旅館に宿泊(夕食、朝食あり)
・2012年7月10日(火) 午前8時〜 各保育園に分散 〜午前10時 活動終了
   昼12時に陸前高田を出発
   深夜、菰野町役場に到着予定。

【定員】
21名
【参加費】
25,000円(バス代、宿泊代、 保険代、園への土産代、給食代)
※宿泊ホテル以外の道中の食事代は、各自ご負担ください。

【応募方法】
以下の項目を記し、メールでご連絡ください。
・氏名
・生年月日
・性別
・所属園
・連絡先住所
・連絡先電話番号

【締切り】
2012年7月1日
(ただし、それ以前に定員に達しましたら、その時点で締め切らせていただきます)
※お申込みいただいた方は、傷害保険の書類と参加費振込みの案内を送付させていた だきます。

2012年6月18日月曜日

三重県伊賀市_新居保育所 / 伊賀市_神戸保育所

午前中、三重県伊賀市の新居保育所で読みあそび。
定期的にうかがっている保育所です。
乳児クラスと幼児クラスの2回に分けて、絵本えお読みます。

乳児クラスは、最初は緊張気味。
でも、すぐに反応が出てきます。
子どもたちは、言葉ではなく、その人が醸し出している雰囲気でコミュニケーションしていると思っています。
だから、「にこっ」と笑顔だけで、コミュニケーションできるときもあります。
今日もそうでした。


子どもたちと通じ合えたときはたまらんね。

幼児クラスは、ぼくを知ってくれているので、大興奮。
この大興奮のエネルギーは、ひとつ間違うと場がバラバラになります。エネルギーが絵本に向くように、場をコントロールしていきながら、読み進めていきました。


場の空気感をコントロールしていきます。

夕方からは三重県伊賀市の神戸保育所で先生方に絵本ワンポイント・アドバイス。
おはなしの世界であそぶことの大事さを、ひとりでも多くの保育士さんにわかっていただきたいですね。


ブックドクターしん

2012年6月17日日曜日

珍しくオフ

今日は、珍しくオフタイム。
本当は、仕事が入っていたのだけど、急遽、キャンセルになりました。
インフルエンザによる学級閉鎖、学校閉鎖でのキャンセル、あるいは大雨警報などによるキャンセルは、仕方のないことで、毎年、何度かあります。しかし、そうでない場合のキャンセルは、よくよく考えてからしていただきたいものです。
というのも、予定が入っているということは、それ以後にご依頼をいただいた方々に対して、お断りをしているわけですから、そのあたりのことは、よくよく考えていただきたいものです。

いずれにしても、今日はオフタイム。
久しぶりに家族と一緒です。
午前中は、中学生の息子たちの少林寺拳法の昇段試験。大学生の娘は、午後からの大会のスタッフとしてお手伝い。
ぼくも、会場に顔を出します。
すると、何人もの少林寺拳法関係者の方々が、挨拶に来ていただきました。息子や娘は、この人たちにかわいがっていただいています。
ありがたいことです。親以外の大人が、子どもに関わってくれることは、子どもにとって、貴重なことですね。

午後からは、家の用事。
網戸の張替え、よしず、すだれのセッティングなどなどをします。

夜は、バスケットの練習から帰ってきた、高校生の息子の誕生パーティ。
ぼくの時間がなかなかとれず、仕事がキャンセルになったおかげで、今日の時間がとれました。
家族全員で食事。笑いが途切れません。
最近は、ぼくが笑いのネタを提供しなくても、子どもたちが笑いのネタを提供してくれます。
ちゃんと受け継いでくれていますね。
プレゼントは、絵本です。高校生になっても絵本です。

プレゼントのあと、家族全員からサプライズがありました。
父の日なので、家族ひとりひとりから手紙が。
それぞれ読んでもらいました。
ありがたい。
生を受けたこと、結婚したこと、親になったこと、すべてがありがたい。

2012年6月16日土曜日

立花貴さん講演会

朝から東京に向かいます。国際箸学会主催の立花貴さんの講演会に行ってきました。
立花貴さんは、石巻の雄勝という、壊滅的な被害を受けた被災地で、漁師の会社をつくり、教育・文化に力を注ぎ、未来の日本に向けた活動をしている人です。
ぼくは、昨年、被災地で知り合いました。
何度かお会いしていますが、講演会は初めて。
しかも、国際箸学会の理事長をされている小宮山栄さんは、コミーという防犯ミラーでは世界的な企業の社長をされている方で、その小宮山さんが、「立花さんの講演会、やるよ」と声をかけていただいたので、何をおいてもうかがおうと思っていました。
立花さんというすごい人、小宮山さんというすごい人がおられる空間に身を置くだけでも、実になると思ったんです。

やっぱり、すごいです。
心があつ〜くなりました。
立花さんは、本当に私心がないので、人の心を打ち、多くの人の力が集まるのでしょうね。
た〜くさんのことを学ばせていただきました。
一緒に行った、東京在住のジャーナリストの小原田さんも感激されていました。

興味がある方は、立花さんの著書『心が喜ぶ働き方を見つけよう』(大和書房)を、是非、読んでください。とにかく、グッときます。心が喜びます。
さらに、7月1日放送のNHKテレビ『サキどり』AM 8:25〜で、立花さんが出演します。是非、見てください。


講演直前の立花貴さん。

ちなみに、今回の移動は、ぼくひとりなので、新幹線を使いました。
ひとりで行くと、料金が車での移動とほぼ同じなのと、時間の節約のために新幹線を使いました。
新幹線の中もいい時間でした。
本は読めるわ、書き物はできるわ、パソコンはできるわ。
おかげで、ひとつの企画がまとまりました。
ヒャッホー!


ブックドクターしん

2012年6月15日金曜日

被災地保育ツアーのドライバ-募集

被災地保育交流ツアーのドライバーを募集をしています。
7月8日(日)三重県菰野町を午後4時に出発
陸前高田に向かい、7月10日(火)の夜中に菰野町に戻ってきます。

マイクロバスで行きます。
現在1名、運転していただける方がいます。
交代ドライバーとして、もう1名をさがしています。

中型、あるいは大型の免許を所有し、行ってもいいよ、という方がおられたら、ご連絡ください。

三重県大台町_三瀬谷小学校 / 明和町_修正小学校

午前中、三重県大台町の三瀬谷小学校にうかがいました。
人権フォーラムで、全校生におはなしをさせていただきました。
といっても、かた苦しいものではなく、会場中が大笑い。しかも、ちょっぴり心に何かが残る、そんな人権フォーラムになりました。
子どもたちの素直さが、どんどん表に出てくるのを実感できるときっていうのは、うれしいですねえ。
最後の数分間は、子どもたちからの質問タイム。最後の質問は6年生の子の質問。
「しんちゃんは、これから、どんなことをやっていきたいですか」
こういう質問が出るなんて、本当にうれしい。もう、本気で答えました。

学校に到着後、校長室にうかがうと、人権関係では、いつもお世話になっている前田さんが来てくださっていました。ほどなくして、山添組の山ちゃんも来てくれました。うれしいです!
しかも、校長先生は、とっても愉快な人です。
さらに、担当してくださった小掠先生は、とっても真摯な先生。
こういうメンバーが、子どもたちを見守っているんだから、いい会にならないわけがないですよね。


どっぷりおはなしの世界で楽しみました。

三瀬谷小学校終了後、車を飛ばして次の会場へ。
三重県明和町の修正小学校にうかがいました。
こちらも人権の時間です。でもやっぱり、会場は大笑い。子どもたちの様子を見ながら、午前中の三瀬谷小学校とは違う話をしました。
こういうときは、カンがものを言いますね。
終わってから、子どもたちに取り囲まれました。「握手してください」「ありがとうございました」。いいね。この素直さ。どんどん伸びるよ。
子どもたちの会が終わったら、引き続き、保護者の皆さんに講演。
ぼくが伝えたいこと、「おはなしの世界であそぶことが、いかに大事か」ということをお話させていただきました。
皆さん、熱心に聞いてくださいました。

こちらの学校も、学校到着後、どこから入るのかなと、ゆっくりと車を動かしていると、校庭のはじっこから、女性の先生が全速力で駆け寄ってきてくれました。担当してくださった三浦先生です。
おまけに、門を開けるために、そのまま一気に坂を駆けのぼってきてくださいました。
驚いたことに、息がきれていません。涼しい顔をしています。
恐るべし体力。
三浦先生の準備のおかげで、すべてのことがスムーズに進んでいきました。


素の子どもたちの姿を、どんどん引き出します。

ちなみに、朝の移動中、高速道路の「奥伊勢サービスエリア」というところで休憩がてら、売店に立ち寄ると、売店の人が「あらっ!しんちゃん!」と声をかけてくださいました。
大紀町の保育園の保護者の方でした。
こういうところで声をかけていただけると、うれしいですね。
さらにうれしいのが、その方、売店のお客さんに対しても、とても元気よい対応なんです。
みんなが、朝から元気になれているという感じ。
余計にうれしくなりました。


ブックドクターしん

2012年6月14日木曜日

第二回被災地保育交流ツアーのご案内

7月8日~10日まで予定している「被災地保育交流ツアー in 陸前高田」。
本日、またまた1名の申込みがあり、残り9名です。

※今週末までに保育士さんからの参加申込みがなければ、一般の方々にも枠を広げます。

このツアーでは、

1)子どもたちの笑顔のパワーを実感できます。
  (子どもたちの笑顔の力が町を支えていることがよくわかります。)
2)人が生きていく上での大事な「人とのつながり」を、実感していただけます。
  (陸前高田の人たちのつながりの濃さを肌で感じてください)
3)1)と2)は、これから生きていく上での大きな支えになります。


皆さんのご参加をお待ちしています。


ブックドクターしん

三重県伊賀市_桃青の丘幼稚園

午前中、三重県伊賀市の桃青の丘幼稚園で読みあそびライブ。
何年も前から定期的にうかがっている幼稚園で、子どもたちはもちろんのこと、保護者の皆さんも知っている人が多いです。

まずは、今年度、入園したばかりの3歳クラス。
最初は緊張していたけど、徐々にほぐれていき、たのし〜い時間になりました。
最初は、ちょっと泣きべそをかいていた子が、帰りの時間に偶然、一緒になったら、にこにこ顔で手を振ってくれました。

その後、4、5歳児はホールで読みあそび。
こちらは、ぼくのことを知ってくれている子がほとんどなので、待ちに待った、という感じ。
でも、興奮しているのと、おはなしの世界に入り込むのとは別の話。
興奮していても、どっぷりおはなしの世界に入れる子もいれば、一見、落ち着いた雰囲気でも、おはなしの世界になかなか入れない子たちもいます。
今日は、おはなしの世界にどっぷりとまではいかなかったけど、途中まで入れたね。
おはなしの世界で遊ぶと、生きるエネルギーが増えるよ。


3歳クラス、ちょっとしたやりとりから、家庭の様子も透けて見える。


4、5歳クラスは、おはなしの世界に入れるかな。


なぜか、4歳児だけに読んでる。

ブックドクターしん