「仕事で疲れているダンナさんを元気にしたいのだけど、そういう絵本を選んでもらえないかしら」という依頼です。
ご家族で、ぼくの絵本ライブにも何度か来てくださっているので、ダンナさんのこともよく知っています。
なんとかダンナさんに元気になってもらいたいと思い、考えに考えました。
そして、ダンナさんを元気にできるのは、奥さんしかいないという結論に至りました。
奥さんの気持ちを代弁した絵本を選び、その絵本を奥さんがダンナさんに読み聞かせるという感じです。
それにピッタリの絵本を、考えに考え、選びに選びました。
昨夜、遅くに奥さんからメールがありました。
クリスマスプレゼントとして、その絵本を読んだそうです。
ダンナさん、涙ぐんでいたそうです。
その絵本の最後のページのセリフは、「いつも、ありがとう」。
その後、子どもたちにも読んだら、奥さんが何も言っていないのに、二人の子どもたちは、ダンナさんに「いつもありがとう」と言ったそうです。
ダンナさんからも、奥さんに「いつも、ありがとう」という言葉があったそうです。
そして、今朝、ダンナさんは「がんばって行ってくる!」と元気に出勤したそうです。
どんな絵本か気になる方もおられると思いますが、どうか聞かないで下さい。
2人だけの宝物にしてあげたいのです。
絵本を読む人・しんちゃん
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