3回目となりましたこのツアー。参加者は定員いっぱいの20名。このうち、12名が菰野町の保育士さんです。
菰野町以外では、桑名市、木曽岬町、鈴鹿市、津市、度会町、伊勢市からの参加です。
今回のツアーは、今までと少し違って、陸前高田市の保育士さんたちと触れ合う、“交流会”があります。
●2013年7月11日(木)出発
午後4時、役場玄関前に集合。
熱い中、園長先生やこども家庭課の皆さんが、お見送りに来てくださいました。
そして、菰野町・石原町長も来ていただき、ご挨拶をいただきました。
「現地で学んだこと、感じたことを、自分のフィールドに引き寄せて考えてほしい」というメッセージをいただきました。
20名の参加者が出発します。
菰野町・石原町長にご挨拶、いただきました。
片道約1000キロの道のりです。
●2013年7月12日(金)2日目
早朝に東北道・一関ICに到着。陸前高田は、ここからさらに1時間30分ほどかかります。
陸前高田には、現在、9つの保育園があり、各保育園に2名~3名の保育士がお邪魔し、保育活動の中で、陸前高田の子どもたちと保育士さんに触れていただきます。
にこやかに「おねがいしま~す!」
体を使って、子どもと触れ合います。
給食を一緒に食べます。
お昼寝の時間。トントントン
その後、再び、ぼくは、各保育園を回り、撮影をしに行きます。
そして、夕方、再び9つの保育園をまわって、ピックアップ。
一日中、移動しておりました。
宿に入る前に、陸前高田にうかがうきっかけとなった神田葡萄園にみんなでうかがいます。
ひとりで陸前高田に行くときも、複数で行くときも、必ず神田葡萄園さんに立ち寄ります。
神田葡萄園さんとの出会いがなければ、ぼくは陸前高田に行ってないのですから。
試飲のジュースをたくさん用意してくださっていました。
17名の女性陣は大広間。ぼくを含めた4名の男性陣は4人部屋。
それぞれ雑魚寝です。
みんなでいろんなことを語り合うには、雑魚寝が一番。
修学旅行みたいです。
またまた、ステキな人たちと知り合うことができました。
これからも、ずっと深いおつきあいができる人たちです。
こういう出会いは、ありがたいです。
●2013年7月13日(土)3日目
最終日です。
午前中は、各保育園で保育活動。
午後からは、保育士同士の交流会。
朝、なんと、菰野町から、3名の園長先生と3名の保育士さん、そして菰野町社会福祉協議会の次長さんが、車で応援に駆けつけてくれました。
金曜日の夜、出発して、今朝方、着いたそうです。
みんなが体を張って応援してくださっていることが、とても心強いです。
菰野町から弾丸で応援に駆けつけてくださった皆さんです。
各保育園では、あちこちで名残りが惜しまれています。
花道を作ってくれるところもありました。
陸前高田市の久保田副市長が駆けつけてくださいました。ご挨拶、いただいたあと、いろんな話をさせていただきました。
久保田副市長のお子さんも、うちと同じ双子なので、話が盛り上がりました。
なお、この交流会には、三重県菰野町の精肉業者さんより、おいしいお肉をご寄付いただきました。
また、飲み物は、中学校の教員をしている山添組の山ちゃんよりご寄付をいただきました。
陸前高田の神田葡萄園さんからも、マスカットサイダーをご寄付いただきました。
皆さん、ありがとうございました。
陸前高田市の久保田副市長が駆けつけてくださいました。
菰野町からは、こども家庭課・谷課長補佐が来てくださいました。
当初から、ずっとお世話になっている陸前高田市の社会福祉課・菅野課長です。
陸前高田市と菰野町の保育士が入り乱れてのバーベキュー。
菰野町の保育士さんに、陸前高田のマスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」をいただきました。
陸前高田市の保育士さんが、愉快なダンス「焼肉パーティ」を踊ってくださいました。
菰野町の保育士さんは、「ありがとうの花」を歌いました。昨夜、練習したんです。
最後はみんなで、「ありがとうの花」の合唱です。
陸前高田市と菰野町の保育士さんがひとつになった記念すべき日です。
本当にうれしいです。
1000キロ先に、同じ志を持ち、同じ仕事につく仲間がいる。そして、お互いに未来に向かって、子どもたちをどういうふうに育んでいけばいいのかを考える。
想像しただけでも、感激します。
片付けを終えてから、陸前高田市の菅野課長と固い握手を交わしました。
陸前高田市の保育士さんが手を振って見送ってくださる中、我々は、小雨降る中、「奇跡の一本松」に向かいました。
亡くなられた人のために、そして、未来のために、みんなで手を合わせました。
●2013年7月14日(日)4日目
朝7時。
ささき観光さんの安全運転によって、無事に菰野町に戻ってきました。
多くの人に、いろんな形で応援していただいた今回のツアーです。
心を込めて、お礼、申し上げます。
特に、ご自分の園から参加者を快く送り出してくださった園長先生方には、感謝申し上げます。
人が抜ける分、通常とは違ったシフトを敷かなければならなかったはずです。
本当にありがとうございました。
ブックドクターしん
0 件のコメント:
コメントを投稿