これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2012年6月25日月曜日

第17回 東北遠征レポート

いつものように車中で仮眠をとって、朝、陸前高田に到着。
これで、18往復目だ。もう通勤感覚ですね。
各保育園をまわって、ご挨拶と7月の保育交流ツアーの打ち合わせ。
宿泊先やボランティアセンターとも打ち合わせ。思いついたら、パッと車を走らせます。
この思いつきが大事なんですよね。
先生方は、楽しみにしてくださっています。
どの園に行っても、子どもたちは、「しんちゃ〜ん」と呼んでくれるし、先生方は「しんちゃんが来てくださいました!」と園長先生に声をかけてくださいます。
地元みたい。うれしいね。

今日は絵本を読むぞ。
高田保育所で読みあそびです。
高田保育所は、ぼくが初めて陸前高田に来た日に、最初に絵本を読ませていただいた保育所です。
みんな一年経って、大きくなりました。
幼児クラスと乳児クラスの2回に分けて読みました。
過去と今とが混じり合った至福の時間ですね。


一年前と今とが不思議な感覚でつながります。


みんな、未来に向けた希望のかたまりだよ。

出発前に、名古屋市の一心寺のおかあさんから、東北の子どもたちへと、折り紙で作った手裏剣を預かりました。
リュウマチで不自由な手なのに、200個近くも。
高田保育所にプレゼントしました。
園長先生は、子どもたちの前でこの手裏剣の背景を話してくださいました。
箱のフタをあけたら、子どもたちが大きな声で「ワーッ!」。
この声を、一心寺のおかあさんに聞かせてあげたかったなあ。
手裏剣は、7月7日の七夕のお祭りのときに、子どもたちにてわたされます。

その後、神田ぶどう園にもうかがいました。
すべては、ここから始まりましたからね。
とってもうれしいこともありました。心がおどります。

陸前高田のかつての中心街は、瓦礫の処理が進んでいるとはいえ、まだまだです。


一年前と同じ光景です。


ところどころに、お花が供えられています。合掌。
でも、着実に前に進んでいます。
お店も増えてきました。


町には活気があります。
珍しく時間に余裕ができたので、海岸沿いの道路を走って石巻に向かいました。


海岸沿いの風景は、いつも胸が痛みます。
石巻グランドホテルに、久しぶりに立ち寄ることができました。
陸前高田と同じく、ここでも「しんちゃん!」と迎えてくださいます。
皆さんの顔を見れただけでホッとします。

今夜もまた、移動の途中で車内で仮眠になるので、前から気になっていたお風呂で汗を流しました。「ふたごの湯」っていうんです。
気持ちよかった。

さあ、明日の朝からのミーティングに備えて、埼玉に移動だ。


ブックドクターしん

2 件のコメント:

  1. しんちゃん!またまたお疲れ様でした<(_ _)>
    いつもいつもありがとう!みんながしんちゃんが来る日を、会える日を、楽しみに、待ち遠しく、待っています。
    本当にありがとうございます(*^_^*)
    また会える日まで(^_^)/~~~

    ぶどう縁MAKI

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    1. こちらこそ、いつもありがとう。
      だんだん、実家に帰るような気分になっています。
      それだけ、皆さんと会うと、ホッとします。
      来月は、多勢でおじやましますね。

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