車イスの高校生の友人が、手伝いに来てくれる日です。
楽しみなんだ、彼女と会うのが。
彼女には、毎月、数冊の絵本を読んでもらって、感想を書いてきてもらっています。
これが、深い部分まで、よく見ているんです。
しかも、いい感性。
ぼくが、気がついていない視点もいっぱい。
とても参考になります。
そして、彼女はとても前向き。
自分で車の乗り降りができるように、練習中。
以前よりも、随分、上手になっていました。
免許をとって、自分で運転ができるようになれば、ひとりで事務所に来れますからね。
世界も、うんと広がります。
彼女は、自分の足で歩くことはできません。
でも、確実に一歩を踏み出し続けています。
彼女のこういう姿は、ぼくにとっては大きな励みです。
株式会社ほがらかカンパニーの方では、今までアルバイトで絵本の配達をしてくれていたりょうすけが、4月から社員になりました。
当初、りょうすけは、声も小さく、背中を丸めて、腕を組むクセがありました。
日々のたいちの指導によって、ちょっとずつよくなっていきました。ちょっとずつです。
昨夜、事務所を訪ねてきてくれた保育士さんが、りょうすけについて、こう言ってくれました。
「今日、園に来てくれてたけど、声、大きくなったなあ。姿勢もよくなったなあ」
人は、変われるね。
ブックドクターしん
0 件のコメント:
コメントを投稿