これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2015年3月19日木曜日

「絵本で英語」プロジェクト

この一年間、「絵本で英語」プロジェクトに取り組んできました。
「英語のできないぼくが、英語を知らない子どもたちに、日本語の絵本を英語で読んで、お互いに英語に親しもう」という、前代未聞のプログラムです。
前代未聞のプログラムですが、感覚的にうまくいく感じはしていました。

・ぼくは、絵本による子どもとの間合いを知っている。
・子どもたちを楽しませるワザを持っている。
・英語は、中学時代の通知簿は「3」だけど、まったく知らない言語ではない。
・日本人が英語を義務教育で勉強しているにも関わらず、しゃべれないのは、口に出さないから。
・ぼくも日本人なので、今さら大人相手に、英語を口に出すのは恥ずかしい。
・でも、子ども相手なら、反応してくれるので、恥ずかしさは激減するはず。

というような仮説を元に、この一年間、名張市のつつじが丘幼稚園にご協力いただき、実証実験をしてきました。

子どもたちは、ごくごく自然に、英語で話す絵本を、日本語のときと変わらず、楽しんでくれました。
しかも、印象に残る英語のフレーズは、子どもたちは知らない間におぼえています。

何よりも、一番大きな変化があったのは、ぼく自身。
一年前までは、まったく英語に興味がなかったぼくが、今は英語を楽しんでいます。
おそらく、中学1年生程度のレベルだと思うのですが、楽しいんです。
なんと、今のぼくの愛読書は、「Enjoy Simple English」。
NHKラジオのテキストです。
毎日5分のショートストーリーを紹介してくれます。曜日によって、昔話であったり、実話であったり、世界の紹介であったり。
辞書がなくても、数回、読んでいるいるうちに内容がわかります。
しかも、ストーリーがとても興味深いものばかり。

「絵本で英語」プロジェクトは、4月から次の段階に入りますが、それとは別に、ぼくの英語力がどれだけ伸びるか、楽しみです。
乞うご期待!


これは、おススメ!



絵本を読む人・しんちゃん

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