イエメンの友人たち

今朝の中日新聞の日曜版にイエメンのことが特集されていました。
長引く複雑な内戦によって、「世界最悪の人道危機」と書かれていました。
行ったことのない国ですが、30年ほど前に北京で一年間、生活をともにした4人のイエメンの友人がいます。
若い頃、北京に留学していたとき、寝るときと授業以外は、ほぼ彼らと一緒にいました。食事も常に一緒でした。ラマダンも一緒にしました。
ぼくよりも若干年下の温厚で誠実な友人たちです。
結婚後、嫁さんを連れて、中国に残っていた彼らを訪ねたら、大歓迎会を開いてくれました。
今はイエメンに帰っています。
心配です。
彼らのことを思いながら、ぼくは日本で、平和な国だからこそ、目の前の子どもたちや保護者が、ひとりでも多く「しあわせ感」を感じられるように尽くします。

絵本を読む人・しんちゃん