西岸寺は椿神社のすぐ近くで入道岳のふもとにあり、若い住職さんがおられます。
ぼくは坊主頭ではありますが、僧侶でもなんでもないのに、なぜかお寺によく呼ばれます。
多くのお寺の行事では、高齢の方々を対象としている場合が多いです。子ども対象の行事でも、子どもたちにとっては飽きてしまう進行もよく見かけます。
ところが、西岸寺の花まつりでは途中で飽きる子どもたちはいません。
子どもたちを仏の子として祝う、という考えのもとにプログラムが組まれているように感じました。最初から最後まで子どもたちが主役です。
元気な子どもたちの存在を、大人の方々があたたかく見守っているという、とてもステキな花まつりでした。
ぼくの絵本ライブでは、とにかく楽しんでもらいました。
子どもたちの笑い声は希望そのものですからね。
感心したことがありました。
会が始まる前、男の子たちが鐘つき堂にあがって遊んでいました。
柵がないので危ないです。
それに気づいた住職の奥さんが「そこは危ないからおりようか」と、やさしく注意。
そばにいた小学生の女の子たちが「さっき、私らも注意したんやけど、またやっとる」と。
すかさず奥さんは「注意してくれてありがとう」と。
文章にすると当たり前のことですが、その当たり前のことを、とてもさりげなく、自然でやさしい感じがして感心しました。
住職さんの思い、奥さんのやさしさ。
きっとこのお寺には、多くの子どもたちが吸い寄せられるように集まって来ると思います。
とってもステキなところにあります。
みんなでおつとめをします。
若い住職さんです。
子どものことを大事にされています。
絵本ライブのはじまり。
子どもの笑い声は希望そのもの。
絵本を読む人・しんちゃん
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