菰野町手づくり民話絵本コンクールは、菰野町に伝わる民話をひとつお題として選び、それをアレンジして絵本化するコンクールです。
中学生以上は絵本をつくっていただき、小学生以下は民話で印象に残るシーンを1枚の絵にしてもらいます。
今回のお題は「ひこうき」です。
民話というほど古くから伝わるおはなしではないのですが、実行委員会としては、是非とも知ってもらいたいおはなしということで選びました。
実は、菰野町の竹永地区に特攻隊用の飛行場が建設されていたのです。
数十名の特攻隊員が控えていたのですが、戦争が終わり、飛行機は飛び立つことはなく、取り壊されました。
今でも、広い畑の端から端までが、1.5キロの滑走路だったんだとイメージできます。
飛行場があったのは、ほんの短い期間だったので、菰野町内でもほんの一部の人しか知りません。
今日は、菰野町の竹永コミュニティセンターに、親子で約40名の人たちが参加してくださいました。
まずは、実行委員メンバーのいずみちゃんが「ひこうき」のおはなしを語りました。
続いて、かつてNHKで菰野町にあった飛行場のことが取り上げられた番組のDVDをみんなで観ました。
そして、集会室のカーテンを開けて、窓の外のひろ~い田んぼの景色を見てもらいました。
ここに1.5キロの滑走路があったことが想像できます。
子どもたちは、あっという間にお絵かきにとりかかりました。想像力がすごいですね。
保護者の方々からは、こういう事実はまったく知らなかったので、とてもいい企画だ、というお声をいただきました。
お絵かきの部、絵本の部、ともに応募受付は、8月1日~8月31日です。
絵本コンクールのホームページをご覧ください。
いずみちゃんの語りをみんなで聴きます。
かつてNHKで取り上げられた番組を、みんなで観ます。
この広い田んぼに1.5キロの滑走路がありました。
みんな、夢中で絵を描いてくれました。
絵本のしんちゃん
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