保育所の門を開けると、外で遊んでいる子どもたちが集まってきました。
「しんちゃん」「しんちゃん」と、口々に言いながら、みんな集まってきてくれました。
ビニール袋を持っている子が何人かいたので、「何が入ってる?」って聞いたら、「お花」。
花壇で散った花びらを集めていたようです。
「あげる」と言って、花びらをひとつ、くれました。
こういう、なんでもないひと時が、大人の心に余裕をもたせてくれるんだと思います。
職員室に入ると、給食の先生と出会いました。
給食の先生も、「あっ、しんちゃん」と言って、何かを持ってきてくれました。
「全国に、夢を届けて」という思いで、プレゼントをいただいちゃいました。四葉のクローバーです。
うれしいですね。
この2つの出来事で、ぼくの心は夢心地。
そんな気持ちのまま、まずは乳児クラスへ。
子どもたちに、ぼくの気持ちが伝染していっているように、にこにこ顔になっていきます。
子どもたちの変化に、保育士さんたちも、にこにこ顔。
桃源郷のような空間でした。
それはそれは、心がとろけそうな空間でした。
続いて、幼児クラスへ。
こちらも、ぼくの気持ちが伝染していっているのか、素直におはなしの世界で遊んでくれました。
たまらんね。
この一体感はクセになります。
子どもたちの反応は、合わせ鏡のようですね。
ぼくたち大人の心の様子が、そのまま反映しているような気がします。
ブックドクターしん
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