東正寺では、毎年この時期に、夏季禅林という子どもたちの合宿をやっています。
なんと今年で36回目の夏季禅林です。
つまり、36年間、続けられているのです。
ずっとこの夏季禅林を続けておられるのは住職の片野晴友さん。みんな「せいゆうさん」と呼んでいます。
この夏季禅林に、ぼくは2009年から毎年、呼んでいただいています。
今回で8年目ということになります。
この「続ける」ということが、せいゆうさんの凄みです。
続けることで、目に見えないいろんなものが積み上がっているのを感じます。
ぼくは、子どもたちの姿を毎年、見続けながら、その積み上がっているものを感じます。
落ち着きのなかった子が、だんだんとしっかりとしてくるんです。
表情のあまりなかった子が、話しかけるとちゃんと答えてくれるんです。
低学年の子の世話もできるようになるんです。
そして、今日が最終日なので、お迎えに保護者さんが来られていたのですが、子どもの頃に夏季禅林に参加したという保護者さんもおられます。
目に見えないいろんなものが、着実に積み上がっていますね。
せいゆうさん、すごいです。
楽しくて、ちょっと心に残るおはなし。
続いて、座禅堂で今年の夏季禅林、最後の座禅。
子どもたちに座り方を教えてもらいながら、ぼくも座禅。
本堂でみんなでお経を読みます。
せいゆうさんのお話。実践者の凄みがあります。
絵本を読む人・しんちゃん
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