今日はゆっくりと移動日です。
函館から網走へ行くルートは何通りもありますが、ぼくは好んで帯広を通ります。
仕事で縁があった土地ではないのですが、広大な十勝平野を見ていると、なぜか落ち着きます。
かつて、未開のこの地に開拓団として入った先人たちの思いが、この地に残っているのでしょうか。
しいて言えば、ここ帯広に本社を構える、お菓子の会社「六花亭」に興味があります。
マルセイバターサンドが有名ですね。
このお菓子の包装は、かつてこの土地に最初に開拓団として入った人たちに敬意を表したものらしいです。
当時、この地に開拓団として入った和田勉三が興した晩成社が、北海道で初めて商品化したバターがマルセイバター。
そのときの包装を復刻して使っているそうです。
だから、六花亭なのに、包装は晩成社の「成」がマークとしてあるのですね。
晩成社と六花亭とは、関係ないのですが、先人に敬意を表したということでしょう。
六花亭本店に行くと、どのお菓子も、その背景には物語があります。
忙しく立ち働いている店員さんに聞くと、ていねいに教えてくれます。
六花亭は、物語を大事にしている会社なのでしょうね。
至るところに思いが込められた、六花亭のお菓子。
絵本を読む人・しんちゃん
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