200名を超える大きな幼稚園です。
何度かうかがっていますが、今年度は今日が最後。
全学年一同に集まっての読みあそびライブです。
会場はさながら、アイドルのコンサート会場のようになりました。
最後の絵本は、4月から小学1年生になる年長組の子たちへのメッセージを込めて、『でもだいじょうぶ!』(ジェフ・マック パイインターナショナル)を読みました。
その後は、希望する保護者さんに絵本ワンポイント・アドバイス。
なぜ、ぼくが絵本やおはなしを大事にしているかということをお話しさせていただきました。
絵本の楽しみ方も、たっぷりと味わっていただきました。
まるでアイドルのコンサート会場のよう。
午後、三重県伊賀市のふれあい教室でおはなし。
ふれあい教室には、様々な理由で学校に行きづらくなった小学生や中学生の子たちが来ています。
この子たちを、先生方がとてもていねいに見守ってくれています。
これまでにも何度かうかがっていますが、今日はびっくりしました。
保育園のときに、ぼくと出会って、今日、会うのをとても楽しみにしていてくれた中学校の子が何人かいるのです。
涙を流して喜んでくれる子もいました。
ある子は、保育園のときに、絵本を読み終えたぼくを職員室に訪ねてきて、手にぼくのハンコを押してもらうのが楽しみだったそうです。
そのハンコは「しんちゃんマーク」と言っていました。
中学生になったその子は、こう言ってくれました。
「しんちゃんマークをもらったときは、とてもしあわせやった」。
さらに、「あのときにもらったしんちゃんマークは片手やったから、今日は両手にちょうだい」と。
きっと、この子たちにとって、保育園のときに絵本で過ごした楽しい時間は、とてもしあわせな時間だったんだろうな。
今日も1時間、とってもとっても楽しい時間になりました。
もちろん、終わってからは、みんなの手に「しんちゃんマーク」を描きました。今度は手書きです。
ぼくも、この子たちのおかげで、至福の時間を過ごすことができました。
そして、この子たちを見ていて、改めて思いました。
「笑顔は希望そのものだ」ということを。
みんな、ありがとう。
きみたちのおかげで、今日、ぼくはとってもしあわせです。
しあわせな時間を過ごすことができました。
かわいいプレゼントもいただきました。
絵本を読む人・しんちゃん
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