前半は、全園児に読みあそびライブ。後半は保護者さんに講演。
全園児は、440名です。
大きなホールが、ギュウギュウ状態。
そのギュウギュウ状態の子どもたちが、大興奮の大喜び!
3歳児クラスの子たちは、知らない間に、ジワジワとぼくとの間合いが詰まっていきます。
興味のあることには、自然と体が動くんだね。
ここの幼稚園のすごいところは、これだけ大人数でも、ちゃんと「間」ができるんです。
だから、大盛り上がりもするけれど、じっくりとも聞けるんですね。
しかも、3歳児クラスの子たちは、ジワジワと間合いが詰まっていっても、ある一定の距離からは保たれているんです。
自分の方を向いてほしくて、ぼくのところまで来る子は皆無です。
ちゃんと安心感を元にした規範ができているんですね。
すばらしい。
後半は、希望者を募って集まっていただいた保護者さんに講演。
限られた時間でしたが、ぼくの思い、願いを込めて、おはなしをさせていただきました。
お母さん方の表情を見ていると、心に届いたかな、と思います。
ステキな440名の子どもたちです。
保護者さんには、本気の思いをお伝えします。
実は、今日の講演について、主催者と仲介者、ぼくの3者間で、ちょっとした行き違いがあって、ズレが生じていました。
このズレをそのままにしている人がほとんどなのですが、ぼくは、そのままにしないんです。
ズレていることを、見てみないフリしていると、次のステージに行けないんです。
だから当日、できることは、そのズレをお互いがちゃんと認識すること。
早い目に行って、そんな作業をやっていました。
この作業には覚悟が必要です。まっすぐな気持ちも必要です。
でも、そのおかげで、お互いに、大いに分かり合うことができました。
だから、子どもたちにも、保護者さんにも、喜んでいただけたのだと思います。
よかった。
ブックドクターしん
昨日はありがとうございました。たまに幼稚園に行きたくないという息子です。でも昨日は膝立ちしてにこにこ反応して…すっかりしんちゃんの魅力のとりこになっていました。あ、安心しきってここにいるんだと思うと本当にほっとしました。
返信削除保護者向けのお話は、涙なしでは聞けませんでした。母親をどんな状態でも信じる子供たち、その子供たちにエネルギーをもらってがんばる被災地の保育しさん。日々、なんとなく忙しく過ぎてしまっていますが、息子との幸せな時間をたくさんじっくり味わい、安心感を与えられる親へと成長したいと思いました。本当にありがとうございました。
終了後、1Fの部屋でお茶をいただいていると、子どもたちが、「あっ、しんちゃん!」と、みんな窓に引っ付いて、ぼくを見に来てくれました。
削除うれしいですね。
ほんとに、ステキな子たちでした。
ステキなお母さんの笑顔で、見守ってあげてくださいね。