ぼくの住んでいる地区は、自治活動をとても活発に行なっています。
地区の草刈りも、当番制でていねいに行ないます。
ぼくは、組頭ですから、草刈りの段取りや、お茶やお菓子の準備もします。
今日の草刈りは、かなりの傾斜の強い崖です。
ぼくの地区の自慢のひとつは、こういう作業のときに、誰もさぼりません。
ひとりひとりが積極的にやってくださいます。
誰ひとりケガもなく、あっという間に刈り取ってしまいました。
ということで、予定より早い目に終わったので、山に行きましょう。
ボツボツと雨が降ってきましたが、山には雲はかかっていません。
今日は、国見岳中腹にある嶽不動尊まで行きます。
856メートル地点にあります。
昨日、行なわれた嶽不動祭は、山裾に碑を作って、そこで行ないましたが、かつては、みんな登っておまいりをしていたところです。
ぼくも、登りたい。
そんなに高くない地点にありますが、単独で山に入るからには、水筒などに加えて、雨具、非常食、懐中電灯も、持っていきます。
御在所岳に登る裏道ルートから入り、藤内小屋から別ルートに入ります。
嶽不動まで行くルートは、嶽不動から先は、数年前の豪雨によって、崩れてしまっています。
だから、こちらのルートは、人がほとんど入りません。
行きも帰りも、誰もすれ違わなかったから、ぼくひとりだったんでしょうね。
道を間違えないように、かなり緊張しながら、登りました。
下ばかり見ていたら、間違えるので、まわりの景色にも目をやりながら、沢のどちら側を歩いているかも常に意識しながら水の音に耳をそばだてます。
数年前の豪雨の傷跡が、未だに残っています。
ドヒャー! でっかい石から木が生えてる!
わかりづらい道には、ケルンを積んでくれているので助かります。
かなり奥まったところに、嶽不動尊があります。
おまいり、おまいり。
ここを降ります。
い、い、いくじょ!
途中、藤内小屋のおやじさんと話をしたり、ロッククライミングの練習をしている人を見学したりしながら、無事、下山。
今日も山に行けた。
満足、満足。
ブックドクターしん
湯の山温泉ないにある山岳寺のご住職と嶽不動参りを計画しているものです。先日の不動参り(青滝不動)は御旅所的(嶽不動が山深いため)に移設させており、本来の嶽不動に経わ挙げたいとの事でいろいろと資料を集めておる最中でした。過年の洪水もきになっておりました。大変参考になりました。もし、詳しい写真、登山情報ございましたらおきかせくださいませんか?
返信削除fwkf8204@mb.infoweb.ne.jp
メールしたけど、返事がないのは、届いてないのかしら?
削除念のために…
車でスカイラインを上っていき、トンネルの手前まで行きます。
そこから、裏道への登山口があります。
裏道登山道を行くと、約30分で藤内小屋につきます。山小屋です。
藤内小屋から、御在所岳方面に登らず、川を渡って、となりの山の中腹に嶽不動があります。
山小屋に人に、嶽不動までの道をたずねると、教えてくれます。
嶽不動まで、赤いリボンなどで印がついています。
あまり人が入っていないので、わかりづらいところもあります。
藤内小屋から嶽不動まで、40分~45分。
嶽不動の手前に、ほんの少し、岩を登るところがあります。ロープがかかっています。
でも、ほんの少しだけです。
ゆっくり行けば、それほど、大変なコースではないと思います。