これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2018年7月29日日曜日

三重県菰野町_絵本コンクールイベント(南部公民館)

三重県菰野町の南部公民館で「しんちゃんの絵本ライブ&絵本コンクールおえかき会」。
ところが昨夜から接近している台風で、役場との打合せでは、今朝の6:30の時点で警報が解除されていなければ中止にしなければなりません。
朝5時の時点ではまだ暴風警報が出ていました。
ところが、なんと6:23に警報解除!7分前にギリギリ解除です。

そして、9時を過ぎると南部公民館には、続々と親子連れが来てくださいました。
まずはぼくの絵本ライブでたっぷりと楽しんでもらったあと、絵本コンクールの題材となっている「五郎兵衛地蔵」が南部公民館に隣接する形であるので、みんなでお参り。
福村区の皆さんが管理をしてくださっていて、いつもとってもきれいにしてあります。
お地蔵様の前には、「五郎兵衛地蔵」の話に出てくる“石”があります。持ち上げてみて、重かったら願いはかなわず、軽かったら願いはかなうと言われています。
親子でひとりひとり持ち上げてもらいました。

その後、公民館の部屋で、「五郎兵衛地蔵」の民話語りを聞きました。
子どもたちは、実行委員でもある語り部さんの近くでじっくりと聞いていました。昭和の雰囲気が漂う光景でした。

そして、「五郎兵衛地蔵」で印象に残ったシーンの絵を描いてもらいます。
子どもたちの絵は、ほんとにステキです。
しかも、実際に「五郎兵衛地蔵」を見て、石を持ち上げて、民話語りを聞いているので、全身に印象が残るのでしょう。
絵を描き終わって提出した子どもたちが、「パパ、もう1回、行っていい?」と言って、五郎兵衛地蔵に会いに行っていました。

昨日から実行委員で準備をし、中止になったときの対策も考えていましたが、警報がギリギリで解除され、みんなが帰ってから雨が降るという奇跡のような一日でした。
お地蔵様が力を貸してくださったのかもしれません。
それに、五郎兵衛さんも、まさか後年、こんなにも自分のことが話題になっているとは、思っていないでしょうね。

菰野町手づくり民話絵本コンクールでは、コンクールを通じて「郷土愛」と「家族愛」をもっと深めていただきたいと思っています。
まさに今日は、そのことを実感する一日になったのではないかと思います。


た~くさんの親子が来てくれました。


大人も子どもにっこにこ!


みんなで「五郎兵衛地蔵」におまいり。


ひとりひとり石を持ち上げてみます。重いかな?軽いかな?


実行委員による民話語り。おはなしにどっぷり浸る子どもたち。


みんなで「五郎兵衛地蔵」の絵を描きます。


どの子の絵も、ほんとにステキ!
絵本コンクールは8月1日より受付開始です。
ふるっとご応募下さい。
詳しくはこちらから。
http://www.geocities.jp/komo_ehon/


絵本を読む人・しんちゃん




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