これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2016年2月10日水曜日

奈良県奈良市_辰市小学校(5,6年生)

奈良通い3日目です。
奈良市立辰市小学校の5,6年生におはなし。
みんな、一年前にぼくと出会ったことを、よ~くおぼえてくれていました。
うれしいのですが、手放しでは喜べません。
当然のような感じで10分遅れでスタート。これにまず違和感を感じました。
しかも、子どもたちは、話の途中で横ヤリを入れる子や、コソコソとおしゃべりをする子たちがいる学年もあります。
どうも、この雰囲気には違和感を感じる。おはなしをする以前の問題だと感じました。
子どもたちだけではなく、先生方も含めた会場全体の雰囲気に違和感を感じました。
ぼくは、子どもたちを正座をさせました。
本気で話をしました。
「聞く気がないのなら、教室に戻りなさい。残るか戻るか、どちらでもOK。自分で選びなさい」と言いました。
しばし沈黙の後、ひとつのクラスの子たちが、「ここで聞きます」と。
もうひとつのクラスの子たちも「ここで聞きます」
「自分で選んだんだね」ということを確認して、正座を解きました。
あとの時間は、、自分で選ぶということが、前向きに生きていく上で、いかに大事かということを、おはなしを交えて話しました。
先生方には、きつかったかもわかりませんが、子どもたち、最初とは打って変わって、とても素直な雰囲気になりました。

自分で選ぶからこそ、選んだ結果が糧になるんだと思います。

子どもたちと毎日のように接していると、楽しい時間もあれば、厳しい時間もあります。
どちらも本気です。毎日が本気です。


伝えるべきことは、妥協せずにきっちりと伝えます。


絵本を読む人・しんちゃん

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