といっても、融資も決まったので、最近は具体的な書類のやりとりに係る打合せが多いです。
金融機関のことを、あまりよく言わない人も何人かいます。
「損得しか考えてない」とか「貸すだけ貸して、自分らは損せんようになっとる」とか「手柄がほしいだけや」とか。
確かに、そういう人もいるかもしれません。
でも、北伊勢上野信用金庫の当時の支店長は違いました。
去年の夏、初めて出会ったときに、ぼくがやろうとしている事業、そして、将来のイメージを、1時間たっぷりと聞いてくれました。
その間、お金の話は一切なしです。
そして、最後に「これは、社会的に必要な事業です。みんなで作っていく事業です。」と言ってくれました。
この段階では、北伊勢上野信用金庫が融資をしてくれるかどうかは、まったく未知の段階であり、自分たちの手柄になるかどうかもわからない段階であったにも関わらず、ずっとぼくに伴走してくれました。
あれから半年かかりましたが、北伊勢上野信用金庫での融資が決まりました。
おかげさまで、建設会社との契約も、無事、交わすことができました。
あの支店長との出会いがなければ、まったく違った道になっていたと思います。
あの時、支店長はこう言ってくれました。
「自分たちができないことを三浦さんがやってくれている。だから、自分たち信用金庫ができることを精一杯やります」と。
ぼくにとって、北伊勢上野信用金庫は大切なパートナーです。
絵本を読む人・しんちゃん
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