これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2013年11月14日木曜日

三重県松阪市_松阪公民館

三重県松阪市の松阪公民館の寿大学で講演。
松阪公民館の館長さんは、数年前に松阪市内の中学校の講演でお世話になったときの校長先生です。
こういう依頼は、うれしいですね。
何より、数年前と同じように「しんちゃん」と気さくに呼んでくれるのです。これが一番うれしい。

松阪公民館の寿大学は、高齢者の講座で、人気講座です。
今日も、100名を超える参加者です。
しかも、1講座2時間という、やや長い目の時間設定です。
ぼくよりも、大先輩の皆さんを前にしての講演です。

いつものことではありますが、ぼく自身をさらけ出します。
死んだおやじの話もしました。
ぼくの思いも話しました。
参加者の皆さんは、最初から最後まで、じっくりと聴いてくださいました。
問いかけると、あちこちからすぐに反応が返ってきます。
すばらしい雰囲気の中で、話をさせていただきました。

講演の最後、ぼくはこう言いました。
「最後に一言、言いたいんです。とっても不思議な気持ちです。これまでいろんな経験をされながら生きてこられた皆さんに、感謝したいんです。“ありがとうございます”」
参加者の皆さんの表情を見ていると、素直にそんな気持ちになりました。

背中が丸くなったおばあちゃんも、とってもステキな表情で、ずっと熱心に聴いてくださっていたんです。
あとで聞いたら、97歳だそうです。
帰りがけ、この97歳の方と、公民館の出口でお会いしました。
話しかけるぼくに、手を合わせて拝んでくださるんです。

さらに、講演終了後、「いいおはなしだったから、これ、少ないけど」と言って、お志をくださった方も。
館長さんは、「こういうことは初めてです」とおっしゃっていました。

神々しいくらいステキな皆さんでした。


ステキな皆さんの後ろ姿をチラリ。


ブックドクターしん

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