毎年、定期的にうかがっている幼稚園ですが、今年はコロナのため、今年度初となります。
広い遊戯室で、年少、年中、年長クラスに分かれて、3セットの絵本ライブです。
その時々の相手に合わせるぼくの絵本ライブは、型がありません。
目の前の子どもたちに合わせるので、イレギュラーなことが起こるとワクワクします。
今日もありました。
子どもたちから、「こわい絵本」というリクエストがあったので、怖くはないのですが、見方によっては気色悪い絵本を読みました。
すると、ひとりの男の子が、途中で泣きべそをかいています。
途中で読むのをやめて、「じゃあ、これはどうだ」とおもしろい絵本を出すと、急に笑顔になって「ウン、ウン」と頷いています。
その絵本を読み終えたあと、「じゃあ、次は」と言いながら、例の気色悪い絵本を取り出すと、再び男の子は泣きべそ顔に。
すぐにおもしろい絵本に変えると、すぐにニコニコ顔に。
この急な変わり様がおもしろくて、要所要所で、何度か繰り返しました。 大人げないですね。
教育熱心な人からは「いたずらに怖がらせて、とんでもない!」と叱られそうです。
でも、大丈夫!
“楽しむ”って、笑うだけが楽しむことじゃないからね。
心のエネルギーをいっぱい使うことが、楽しむことだと思う!
現に、その子は満足そうなんだもん。
ひさしぶり~!
期待感いっぱい!
その場、その場での対応は千変万化。
絵本を読む人・しんちゃん
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