これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2024年8月18日日曜日

兵庫県神戸市_かがくいひろしの世界展

兵庫県神戸市の神戸ファッション美術館で行なわれているかがくいひろしの世界展に妻と行ってきました。 
かがくひろしさんは、『だるまさんが』でお馴染みの絵本作家です。
この絵本は、日本中の子どもたちが知っていると思います。
ぼくは、この絵本が発刊されてすぐに、千葉に住むかがくいさんに会いに行きました。 
かがくいさんの家の近くのファミレスで会って、2,3時間、話したかな。楽しかった~! 
その後も、メールや電話で時々、連絡をとりあっていたのですが、ある日、奥さんから入院しました、と連絡があり、その数日後に亡くなられました。 
お葬式もお手伝いに行きました。 
今も、絵本ライブでだるまさんシリーズを読むと、ふとかがくいさんとの出会いを思い出します。 
今日は、その思いにどっぷりと浸ってきました。 

会場にはオープンと同時に行ったのですが、既に大行列ができていました。 
ぼくは、待つのがイヤなタイプなので、行列に並ぶのが嫌いです。 
でも、今日はこの行列がうれしかったです。 
「みんな、かがくいさんに会いに来てくれたんだね」という思いです。 

展示されている原画や数々の品の中に、た~くさんのアイデアノートもありました。 
ケースの中に入っているので、見ることはできないけど、以前、編集者の人に見せてもらったのですが、千葉のファミレスで出会った時に撮った写真が、アイデアノートに貼られて、おもいしろいやつらと会った、と書かれていました。 
展示されているたくさんのアイデアノートの中のどこかのページに、その写真があるかと思うと、うれしくなってきます。 

改めて、かがくいさんの子どもたちに対する愛を感じました。 
亡くなってからも、その愛が色褪せることなく、ずっと伝わり続けているって、すごいです。 
 今日、来れてよかった。
 

 
絵本のしんちゃん

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