これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2014年9月5日金曜日

北海道斜里町_ウトロ小学校/ウトロ保育所

北海道斜里町の3日目です。今日の現場はウトロ地区。

今日までの5日間、網走の「未夢の会」代表の稲川さん宅に居候させていただいていました。
朝、お世話になった稲川さん宅を後にします。
稲川さんは、毎朝、家の前に立って、小学校に行く子どもたちに挨拶をしています。
稲川さんちにお世話になるときは、ぼくも一緒に子どもたちに声をかけさせてもらっています。
今回、潮見小学校でおはなしをさせていただいているので、子どもたちからも「しんちゃん!」と声をかえてくれます。
今日は、何人もの子どもたちが、出発の準備をしているぼくに、挨拶しに来てくれました。うれしいですね。
こんな子どもたちとのうれしい関係も、未夢の会の皆さんが、何年も前からず~っと築いてこられた信頼関係があるからこそです。
「未夢の会」の人たちが見送りに来てくれました。
皆さん、本当にお世話になりました。


毎朝、子どもたちに声をかける稲川さん。

ウトロに移動後、ウトロ小学校で全校生におはなし。
全校生50名強の小学校です。
1年生の子どもたちは、昨年、ウトロ保育所で絵本を読んだ際に出会った子も多く、ぼくを知ってくれている子がたくさんいました。
子どもたちが、会場で整列する様子や退場する様子など、先生方の子どもたちに対する声掛けの様子を見ていると、ほんとうにていねいに接しているのがよくわかります。
だから、子どもたちには、とっても落ち着いた雰囲気があります。
おかげで、楽しいおはなしから、深いおはなしへ、自然に移行することができました。

終了後、校長先生ともじっくりとお話をすることができました。
なんともステキな校長先生です。
今でも、ステキな小学校なのに、もっともっとステキな学校になるでしょう。
教頭先生も、ていねいに対応していただき、この小学校の先生方の層の厚さを感じました。


なんとも落ち着いた雰囲気の子どもたちです。


お昼に立ち寄った喫茶店。
入った途端、「あら!しんちゃん!」とお店の人が声をかけてくださいました。
去年、ウトロ小学校での講演を聴いてくださった方です。
ありがたいですね。


午後、ウトロ保育所で絵本読みあそびライブ。
昨年もうかがったところなので、先生方、子どもたち、保護者さんが楽しみに待ってくれていました。
2,3歳児クラスは、ひとつひとつの動作がかわいい、かわいい。
4,5歳児クラスは、部屋中、大爆笑です。
4,5歳児クラスの子たちには、ひとりだけぼくの潰れた耳をさわらせてあげました。
ぼくの潰れた耳は、幸運の耳ですから、さわるときっといいことがある、と伝えました。
なんと、その子の家は、今夜、お世話になる民宿「たんぽぽ」でした。びっくり!


2,3歳児。何をしてもかわいい、かわいい!


4,5歳児。部屋全体で大盛り上がり!


夜、読み聞かせサークル「ヨミカタリ」の方々と懇親会。
懇親会場の料理屋「潮風」では、なんと先ほどウトロ小学校で出会った子のおうちでした。
そして、続々とウトロ小学校とウトロ保育所の子どもたちが集まってきました。
みんな、「ヨミカタリ」のメンバーの方々の子どもでした。
大人も子どもも、おいしい料理を食べながら、話に花が咲きました。
ステキな時間でした。



絵本を読む人・しんちゃん



0 件のコメント:

コメントを投稿