岩手県盛岡市で、岩手県少林寺拳法連盟で「絵本で少林寺拳法」第1回目のキックオフ研修会です。
今年の4月に、岩手県の数名の少林寺拳法の先生方に、絵本で少林寺拳法の教えを伝えることができるよ、という話をさせていただきました。
その時、居合わせた先生方は、即、その可能性を理解していただき、研修会をやろうということになりました。
そして、5ヶ月後の今日、実現しました。
実は、ぼくがやっている絵本を読む技術というのは、少林寺拳法が元になっています。
教えも技術も、すべてが、今のぼくのベースになっています。
だったら、絵本を使って、少林寺拳法の教えを説くことはできるはずです。
とはいっても、今回が第1回目。
果たして、理解を得られるのだろうか、という心配がありました。
しかし、そんな心配など、無用に終わりました。
その可能性に気づいていただいた方は、想像以上に多かったようです。
さらに、実際に子どもたちに読んでもらいました。
相手は練習前の少年拳士たちです。
これも、少林寺拳法の修練のプロセスと似通っています。
個々の技を練習するも、それが使えるかどうかというのは、実際に約束事なしでの乱捕りで検証します。
その乱捕りに当たるのが、実際に子どもたちに絵本を読むということ。
皆さん、ステキな、ステキな空間を、絵本を使って作ってくださいました。
さらに、とても感心するやら、驚くことがありました。
実際に絵本を読んでくれる人、あるいは読みたい人、と問いかけたところ、ベテランの道院長、自らが手を挙げてくださいました。
指導者の方々の率先垂範というのは、岩手県の特徴であり、強みです。
新しいことに取り組むのも、岩手県連の皆さんは、とても柔軟です。
今回の取り組みは、きっと、少林寺拳法部内にとどまらず、岩手県から、社会に大きな影響を与える出来事に発展していくと思っています。
それくらい、インパクトのある取り組みだと思います。
ここ岩手県から、社会に向けた新しい取り組みの第一歩が始まりました。
岩手県連の皆さんだからこそ、最初の一歩を踏み出していただけたのだと思います。
きっと、全国に波及していくと思っています。
初めての取り組みの第一歩です。
ベテランの先生、自らが絵本を読みます。
これが岩手県の強みです。
学生さんも、自ら手を挙げて絵本を読んでくださいました。
若い人たちに火がつき始めました。
今回、初めての取り組みである「絵本で少林寺拳法」は、今後、岩手県連の方々と試行錯誤を重ねて、ブラッシュアップしていきます。
何よりも、最初の一歩が大事です。この一歩が出ないと、何も始まりません。
その最初の一歩を、岩手県連の方々が、踏み出してくださいました。
全力でサポートします。
そして、新しい未来を、岩手県連の方々とつくっていきます。
乞うご期待!
絵本を読む人・しんちゃん
0 件のコメント:
コメントを投稿