愛知県小牧市の東部市民センターで、小牧市教員組合主催による「第42回母と女性教師の会」で講演をさせていただきました。
小牧市の小中学校の先生方とPTAの会です。
600人収容の会場のほとんどが埋まっていました。
会全体の今年のテーマは、「未来をになう子どもたちのために」。
ぼくの講演の演題は、「笑顔の底力」。
ぼくが一番お伝えしたいことにピッタリのテーマです。
大きな会場で、大勢の人たちが、笑いと涙につつまれた時間だったと思います。
最後に、お礼の挨拶をしてくださった方は保護者さんでしょうか。
自分の言葉で、すばらしい挨拶でした。「家に帰って、子どもをギュッと抱きしめたい気持ちです」と。
感動しました。
さらに、スタッフの方々の一体感のある運営には感心しました。
朝、集合した大勢のスタッフの方々は、おしゃべりの言葉は一言も聞こえず、全員が説明している人の言葉に耳を傾けられていました。
機材の設定も、とてもていねいに気の利いた対応してくださいました。
さらに、参加者の方々の誘導も、とてもスムーズにされていました。
大きな会なのに、こんなにも行き届いた運営をされているスタッフの方々に感心しました。
もし、今日のぼくの話がよかったと思ってくださる方がおられたら、それはスタッフのみなさんのおかげです。
ありがとうございました。
600人の会場がほとんど埋まっています。
熱い思いを伝えます。
スタッフの皆さんのていねいな運営のおかげです。
さて、明日は盛岡です。
今日中に行けるところまで北上します。
絵本を読む人・しんちゃん
しんちゃん、私は昨日、小牧の講演に参加だいたいた父兄の一人です。
返信削除昨日はありがとうございました。
笑顔の底力という題材ということで、初
め、笑顔でいなさい~みたいなお説教がいただけるのかな、と思って居眠り覚悟での参加でした。
ところが、冒頭からしんちゃんの話術にすっぽりはまってしまいました。
僕、絵本読むような人に見えますか?
見えません!
思わず自分の心のなかを見られたのでは!
と思ってしまいました。
そして秘密の話。
子供たちがしんちゃんの耳元で囁く気持ちがわかります。
でもしんちゃんの伝えたいことはもっと奥にあったんですね。
ここ数年、子どもたちが変わってきている。
保育園で働く私もずっと感じていました。
私は保育士ではなく、用務員として働いていたため、子どもたちにはおばあちゃんのような感覚で接していました。
慰め、励まし先生の元にお返しするという役割だと思っていたのです。
子どもたちは困ったことがあると草取りをしている私のそばにやってきます。
その様子が年々変わってきているのを肌で感じていたのです。
虐待、震災のこどもたち、そのこどもたちに関わる大人の役割をしんちゃんは模索しながら考えて、そして今の現実を語ってくれました。
そこの下りは、思い出す度にまだ涙が溢れます。
何かをしてやりたい、しなくては。
いえ、させてもらいたい。
そんな気持ちが涙とともに溢れてきます。
ヘリコプターの絵をみながら、ルルル、と読んでもらうだけで笑い転げられる子どもたちを絶やしてはならない、強く感じています。
しんちゃん、本当にありがとうございました。
このご縁を大切にしたいです。
またお会いできる日を楽しみにしています。
あ、おまけに付けてくださった
だいじょうぶ、だいじょうぶ
の絵本。
子供の誕生日に贈ります。
ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございます。子どもたちの可能性とともに、それを阻むも、伸ばすも、大人次第、ということにひとりでも多く気づいていただきたいと思っています。
削除そういう人が、ひとりでも多く増えることが、明日の子どもたちどころか、明日の日本を創っていくのだと思います。
そういう意味では、とってもうれしい一日になりました。
小牧市の皆さんに希望を感じます。