これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2024年3月5日火曜日

広島県福山市_ホロコースト記念館

広島県福山市のホロコースト記念館息子で社員のシンとゲンとの3人で行ってきました。
第2次世界大戦中のヨーロッパで、ただユダヤ人であるという理由だけで差別と迫害を受け、ガス室などで600万の生命が奪われました。 その中には150万の子どもたちがいたと言われます。 
ホロコースト記念館は、ホロコーストの事実、特に当時の子どもたちの姿を通して、その真実を学び、平和について考えるところです。 
「アンネの日記」で知られ、15歳9ヶ月でその生涯を閉じたアンネ・フランクも被害者のひとりです。記念館には、アンネについての多くのことが展示されています。 
アンネの家族はの中で、父のオットー・フランクさんひとりだけが生き残りました。 
意気消沈しているオットーさんに、ベルギーの園芸家から、アンネを偲んで「アンネ・フランクの形見」と名付けられた新種のバラが贈られました。 
オットーさんと初代館長の大塚信さんとの運命的な出会いから、このバラが日本に贈られることになり、現在、接ぎ木によって株が増やされ、アンネが願っていた平和を願うシンボルとして、日本各地で美しく咲き薫っています。 

ぼくたちは、去年、記念館の現館長である吉田明生さんとの出会いがあり、今年の1月にホロコースト記念館にうかがいました。 
吉田館長自ら、館内をていねいに案内していただきました。 
ぼくは、即座に、ここにはほがらかのスタッフたちや知り合いたちを連れて来て、肌が感じてほしいことがたくさんあると感じました。 

そして、今日、アンネの形見と言われる「アンネのバラ」を分けていただきました。 
きちんと、バラ園の前で贈呈式をしていただきました。 
ぼくたちは、子どもたちと一緒にこのバラを育て、増やし、多くの人に見ていただき、今の家族との生活がどれだけありがたいかをかみしめたいと思っています。 

二度目のホロコースト記念館は、さらに心の奥に刺さるものがあり、少なからず使命のようなものを感じました。 
今後も、このご縁を大切につなげていきたいと思います。 
大塚理事長、吉田館長が、雨の中、駐車場でいつまでも両手を大きく振って見送ってくださった姿が、目に焼き付いています。
このご縁に心から感謝申し上げます。
 
アンネのバラの贈呈メッセージ。 

  大切に育て、伝えます。 

  贈呈メッセージをいただきました。 

  アンネのバラを分けていただきました。

 
絵本のしんちゃん

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