第40回東北遠征レポート（2014年7月4日 陸前高田市）

陸前高田２日目。
午前中、米崎保育園で絵本読みあそびライブ。
門を入ると、園庭で遊んでいた子たちが、「しんちゃん！」と言って、駆け寄ってきてくれました。
これだけで、感激ですね。

そして前半は、0,1,2歳児クラス。
まあ、楽しかったこと。
何といっても、先生方が、とってもうれしそう。子どもたちの反応にみんなで大笑いです。
この雰囲気、とってもいいね。

後半は、3,4,5歳児クラス。
絵本で楽しんだあとは、歌を歌ってくれました。
先生方が誘導したのではなく、子どもたちが「歌を歌いたい」と言ってくれたのです。
そういう子どもからの申し出に、先生方が柔軟に対応する様子は、とても小気味よいものでした。

子どもも先生も、みんなにこにこ！


子どもたちのリクエストに応えて、マジックもやります。

午後からは、ぽっかり空いたので、氷上山登山。
陸前高田市を一望できる８７４メートルの山です。
去年から登りたくて、３回チャレンジしました。
３回とも、雨、台風のために登れませんでした。
今日は早朝はひどい雨でしたが、幸いにして、曇りのままだったので、決行です。
同行者は、陸前高田災害FMのあべちゃんです。
ぼくもあべちゃんも、去年から４回目のチャレンジで、玉山コースから登ります。
一番時間のかかるコースです。

あべちゃんは、登山経験もほとんどなく、日頃、体を鍛えているわけではありません。
そのあべちゃんが、ぼくの登山のお誘いに、「登る！」と応えてくれたのは、うれしいじゃありませんか。
しかし、８７４メートルとはいえ、かなりの急こう配です。
途中、しんどそうなあべちゃんでしたが、２時間、がんばり続けて、登頂成功！！！
晴れやかな顔をしています。
下山の途中、あべちゃんは「この坂を登ったんだよね」とうれしそうに言っていました。
さらに下山してから、氷上山の頂上を指さして、「あそこに登ったんだよね」と満足そうなあべちゃん。
ぼくの誘いに「登る！」と応えたあべちゃんの、未知の世界への一歩があったからこそ、頂上まで行けたんだよね。
Congratulations！あべちゃん！

急こう配の坂をがんばって登るあべちゃん。


一歩を積み重ねて、頂上にたどりつきました。

ブックドクターしん