これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2017年7月26日水曜日

三重県紀宝町_東正寺

三重県紀宝町の東正寺の第37回夏季禅林にうかがいました。
夏季禅林とは、小学生・中学生を対象とした、お寺での一泊二日の合宿です。
37年間、毎年、続けられています。
住職のせいゆうさんは、柔和な人ですが、コツコツと積み上げていく凄みを併せもった人です。
ぼくは、8年前にせいゆうさんと知り合ってから、毎年、この時期にうかがっています。
最初に出会った小学生は、もう高校生になっています。
今もせいゆうさんとはおつきあいがあるそうです。
いつ行っても変わらず受け入れてくれる安心感が、せいゆうさんにはあるんですね。

絵本&トークは、あっという間に1時間が過ぎました。
楽しかった~!
その後は、座禅堂でみんなで座禅を組み、本堂でお経を読みました。

今回は、初めての参加の子もいれば、去年も出会った子もいます。
そして、8年前から毎年出会う子もいます。彼女は中学校3年生になっていました。
車から降りると、その子が駆け寄ってきて満面の笑顔で、「いつも楽しい話をありがとうございます!」と。
せいゆうさんに聞くと、低学年の子たちのお世話をよ~くしてくれているそうです。
彼女の成長が毎年の楽しみでもあります。
小学校4年生の男の子も成長しました。
初めて彼に会ったのは、彼が保育園のときでした。
今では、彼がぼくに座禅の仕方やお経の読み方を教えてくれているんです。

せいゆうさんのお二人の息子さんたちも、今回は勢ぞろいです。
お二人とも永平寺で修業を積まれて、順次、山を下りて、久しぶりの勢揃いになったわけです。
頼もしいですね。

せいゆうさんのコツコツと積み上げていく取り組みで、子どもたちにジワリジワリとステキなものが宿っているように感じます。
しかも、年十年もかけて積み上げているから、すごいです!


37年前から毎年、行なっている夏季禅林。


絵本&トーク。楽しい~!


ここで、座禅を組みます。


柔和で凄みをもっている住職のせいゆうさん。


最後に、ひとりひとり焼香をします。


頼りになる息子さんたちが帰ってきました。



絵本を読む人・しんちゃん


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