これ以前は、「しんちゃんの舞台裏日記」をご覧ください。

2021年12月30日木曜日

伊藤のりこさんからのプレゼント

慌ただしい年の瀬に、あったかい話をご紹介します。 
12月19日に行なわれた菰野町図書館での絵本ライブで、参加してくれた子どもたちにお土産が手渡されました。 
ひとつは図書館から。もうひとつは、伊藤のりこさんという方からご提供いただいたものです。 
折紙で作られた小さなかわいい手提げ袋の中に、これまた折紙で作られた変形キューブが入っていました。 
折りたたまれた折紙を、ねじりながら引っ張ると立方体に変わるという不思議な折紙です。

実は、伊藤のりこさんは、ぼくが実行委員長をつとめる「菰野町手づくり民話絵本コンクール」に、毎年のように応募してくださっています。 
9月には、応募作品の展示会を菰野町図書館で行ないました。 
その際、伊藤さんも来場され、会場にいたぼくに例の不思議な折紙をひとつ、くださいました。 
「こんなんでよかったら、なんぼでも作れるで」と言ってくださったので、ぼくは遠慮なしに、12月に行なわれる菰野町図書館での絵本ライブに来てくれる子たちに渡すと喜ぶと思う、と伝えました。 
それから3ヶ月後の12月中旬、突然、伊藤さんが、例の不思議な折紙がた~くさん詰まった箱を携えて訪ねてきてくださいました。 
自分が頼んでおきながら、「こんなにたくさん!」と、びっくりしました。 
しかも、1個1個を、折紙で作った小さなかわいい手提げ袋に入れてあるのです。 感激しました。 
伊藤さんから手渡された折紙は、菰野町図書館の絵本ライブに来てくれた子どもたちに配らせていただきました。 
みんな、不思議な折紙を手にうれしそうでした。 
た~くさん作ってくださったので、会場に来てくれた全員の子どもたちに手渡すことができ、しかも、少し余るほどたくさんありました。 
是非、図書館でも作ったいただこうと思って、図書館に話したら、是非とも、ということになりました。 
どういう形で伊藤さんの折紙が広がっていくのか楽しみです。 

伊藤さんのあったかい思いに触れて、ぼくも含めて、年の瀬で慌ただしくしている人たちが、少しでも穏やかに過ごせますように。 

ちなみに、今年度の第6回菰野町手づくり絵本コンクールには、伊藤のりこさんと藤井さゆりさんのコンビで『会いたくなったら…』という作品をご応募いただきました。 
最優秀賞は逃したものの、町長賞を受賞されました!(表彰式は1月16日に行なわれます)
 
 
伊藤のりこさんからの思いのこもったプレゼントです。(12/12)

 
絵本のしんちゃん

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